ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

11月17日(日)の活動 秋のミステリー

2019-11-26 01:59:51 | ビーバー隊

この日の活動は秋のミステリー!スカウトたちの大好物、ミステリーです。

行く場所は秘密のまま、地下鉄の駅に集合です。「地上に出たら右へ進め」、「橋を渡れ」、「窓枠がウルトラマリンブルーの建物へ行け」などの指令に従って歩きます。

まず最初にやってきたのは中島公園内にある国指定重要文化財の豊平館!

ウルトラマリンブルーってとっても素敵な色なんだね。建物もすごくおしゃれ~!

あれっ?よく見ると建物の上のほうに、開拓使のシンボルである五稜星があるね。

ガイドさんから、豊平館は何のために建てられたのか、どうして洋風なのかを詳しく教えてもらいました。

こちらの豊平館は1880(明治13)年明治天皇行幸のための洋造ホテルで、開拓使が洋風技術の粋を集めて建築されたそうです。 当初は現在の市民会館位置にあったものを、1958年(昭和33)に中島公園へ移築。1982(昭和57)年から5年をかけ修理復原を施し、鮮やかなウルトラマリンブルーがよみがえりました。1959(昭和34)年以来、市民に人気の結婚式場としても親しまれています…と説明してもらいました。

 

天井のシャンデリアの中心にある漆喰飾りはとっても細かくて、部屋ごとにデザインが違うのです。シャンデリアの8組あるうちの4組は建築当初から残されたもので今もなお利用されています。

重厚なカーテンは西陣織。牡丹唐草のデザインを再現して織られたものだそうです。

 

 

↓絵画「皇太子殿下豊平橋御通過之図」です。

お世話になったガイドさんと♪

さぁ!お次にやってきたのはコチラ!

札幌市資料館です。

今は札幌市資料館という名前だけど、昭和48年まで裁判所でした。その名残として正面玄関の上部に〈札幌控訴院〉と書いてあるのが見えるかな?とTリーダーが教えてくれました。

目隠しをしたギリシャ神話の法の女神テミス像、左右には天秤と剣のレリーフがあったのを見ることもできました。 

札幌軟石を使った建物としては全国的にも貴重なものだそうで、登録有形文化財の番号は第01-0001。つまり、一番最初に登録されたものだろうです。入口の近くに立っていたおじさんが教えてくれました。

その他、刑事法廷展示室やまちの歴史展示室を見学しました。

 

またまた地下鉄で移動です。

やってきたのはバスセンター前駅。サッポロファクトリーレンガ館の上に五稜星があるのをスカウトが見つけました。

着いたのは旧永山武四郎邸です。

1880年頃(明治10年代前半)に建てられた、第2代北海道庁長官・永山武四郎の私邸で、和洋折衷のとてもおしゃれな建物でした。

中ではイベントや集会の会場に使用されており、たくさんの人がいました。カフェもあって、いい匂いもしていましたね。

レトロな電話もありました。「これ回して電話をかけるんでしょ?」と、スカウト達は使い方を知っているようでした。

 

この日訪れたところは3か所全部、「北海道遺産おさんぽスタンプラリー」でスタンプを押せる場所たちでした。

全部の建物に共通しているのは『北海道遺産』です。北海道遺産は、「次世代に引継ぎたい北海道ならではの宝物」のことです。とTリーダーが教えてくれました。スタンプラリーをして応募すると何か当たるかもしれないそうです。今日は3か所押せたので、まだ押せてない場所にも行ってみたくなりました。

札幌市内だけでも14か所あるそうです!

住んでいても行ったことがなかったり、知らなかった、「次世代に引継ぎたい北海道ならではの宝物」。もっともっと知りたくなったスカウトたちでした。

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