新宿ではいろいろやってくれる。
川がけっこう多くて、この展示は見ごたえがあった。
川の近くの人には、最近の豪雨は気になるところだろう。
新宿ではいろいろやってくれる。
川がけっこう多くて、この展示は見ごたえがあった。
川の近くの人には、最近の豪雨は気になるところだろう。
善福寺池へ行っていたのだ。
善福寺川の水源地だ。
善福寺川は、神田川や妙正寺川と合流して、隅田川へ注ぐ。
杉並区の端から発して、そう長くはない水路だ。
東京も東西の反対側へ行くと、雰囲気が変って新しい発見がある。
江東区は江戸時代から発展してきているから、歴史的に見るところが多い。
横十間川には、川縁を歩く道がある。これを歩くのも気分がいい。
河の流れに似て
とまりぎ
年寄りが亡くなった同じ年に、幼子が生まれる。
そういうことはよくあることだ。
生あるものは必ず死を迎えるのだから。
これは生れ変りかと一瞬思ってみても、輪廻転生ということはないのだが、鴨長明はこの仏教思想を「方丈記」に綴っている。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世中にある、人と栖(すみか)と、又かくのごとし。ーーーーー
烏山川
とまりぎ
千歳烏山から芦花公園の脇を通って、経堂の南から小田急線と井の頭線と並行して下北沢の南を通り、池尻大橋のあたりで目黒川になる。
途中、三宿あたりで北沢川と合流しているが、多くは川というより緑道になっている。
烏山川緑道と北沢川緑道だ。
烏山川緑道が千歳船橋あたりで、桜小路と名づけられているところがある。
春には、桜のトンネルができるようだ。
隅田川の両岸には、見るところが多い。
月島にも多くの名所がある。
埋立地だったらしく、水面からの高さはあまりない。
その感じが、またいいのだ。
東京の河川
とまりぎ
大雨の中、新宿西口地下一階イベント広場で「東京の川を歩こう」という企画で、河川水辺の散策ガイドを配布していた。
その日の夜の報道で、目黒川が警戒水位になったようだ。
烏山川、北沢川が合流して、もうひとつ蛇崩川が一緒になっている。
展示されているボードの写真を並べた。
神田川、善福寺川、妙正寺川の神田川系。
野川、仙川の野川系。
石神井川、新河岸川の石神井川系。
そのほかにも呑川、内川、矢沢川などが都心部を流れる川として出ている。
なぜか渋谷川は出ていない。川辺を歩くようになっていないということかもしれない。
横十間川、旧中川、小名木川、旧江戸川も出ている。
八王子市、多摩市、町田市、さらに奥多摩方面の川も出ている。
普段は穏やかな川辺の道が、大雨になると雰囲気が一変する。
神田川の過去には、暴れたことがあったようだ。
太いのは水元公園のはずれから、中川へ合流するまでの流れだからあまり長くはない。
対岸は埼玉県だから、県境を流れている。
県境に相応しく川幅があり、土手もしっかりしている。
この間に、橋はない。端が無いから景色がいい。でも、何か寂しい。
そんな雰囲気の場所だった。