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九品仏
とまりぎ
芝の増上寺で、今年が法然上人八百年御忌(ぎょき)大会とあったので、同じ浄土宗の九品仏浄真寺へ出かけた。
この年に向けて、改修工事をやっていたのが終って、きれいになっている。
本堂の扉が開いていて、上へ上れるようだ。
釈迦如来とある。
本堂の向いにある堂の真中が上品(じょうぼん)堂で、ここも扉が開いている。ここには三躰の阿弥陀仏がこちらを向いている。堂はこの左右にも中品堂と下品堂があって、三つの堂に九躰の阿弥陀仏。これが九品仏だ。
参道の途中に閻魔堂がある。
長野県の川中島のあたりの寺へ入った時に、閻魔様の前で説明してくれる老婆がいた。観光客は多かったのだが、中に中学生ぐらいの若者がいた。暑い時で熱中症だったのだろう。倒れてしまった。すると突然婆さんが「正気かよぅ」と言ったのだった。
閻魔様を見ると、そのときのことが思い出される。