院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「神様ゲーム。」

2009年02月03日 06時33分48秒 | ノンジャンル
よく本を読んでいるので、これは!と思ったもの以外、読んだ本を

いちいち取り上げることはしません。


で、その栄えある「これは!」と思った本です。




何年か前の「このミス」にランクインした作品ですが、院長は正直

あまり「このミス」を信頼しなくなりました。

本なんてラーメンと一緒で、絶賛されるラーメン屋が全然美味しいと

思わなかった、みたいなことは本でも当たり前にあるようです。


好みによるってことよ。つまらん言い草だけど。


しかしこの本は「このミス」にランクインされてなければまず読んでは

いなかったでしょうね。

だって、この本、全部の漢字にふり仮名振ってあるような、少年向けレーベルです。

4年生が読むような本なんです。ホントは。


でもさ、少年のトラウマにならないかね!?

このラストは。

院長は文字通り、本相手に二度見しちゃいましたよ。

しばらく目が点になって頭をかきむしりました。

いや、まじで。



大まかなお話は、主人公、芳雄の町で奇妙な事件が起こっていることから始まります。

芳雄は近所の友達で結成した探偵団の一人、なんとかその怪事件を

解決しようと頭を悩ませていました。

そのときに知り合った転校生の鈴木君は突然

「僕は神様なんだ。犯人ももちろん知ってるよ」と芳雄に告げる。

ただの大ぼらふきか、都会で流行ってる何かのゲームなのか?


しかし鈴木君の言うことはとても当てずっぽうとは思えず、もしかしたら

本当に神様なんじゃないか?と思えてくる。


事件は進展し、やがて衝撃の結末が・・


この本、定価は2100円もするのね。

はい、もちろん図書館で借りてください。