ジロリアンの行き着く成れの果ては「家二郎」だと聞く。
「自宅にて二郎のラーメンを再現すべく試行錯誤を繰り返す行為。またその人。」
(民明書房刊)
まぁ、成れの果てかどうかはわからないけど、自宅で再現できたら
車走らせて並ばなくてもいいんだもんね、単純にイイとは思う。
ただ、家で簡単に再現できるようなラーメンでないことは事実です。
ラーメン全般そうなんだろうけど、本格的なものを家で1~2人前作るのって
馬鹿らしいくらいコストがかさむんだよね。
だからどこで妥協するか。
二郎の場合はクリアすべき点は、麺、スープ、タレ、ぶたの4点。
ヤサイは茹でりゃいいだけだし、ニンニクも刻んで入れりゃいいだけなので
特に問題ではない。
ぶたも圧力鍋使って柔らかくして濃い目のタレに漬け込んでおけば
下手すりゃ店より美味しいぶたになる。
問題は麺とタレとスープ。
麺は市販のものでは近いものすらない状況で、そこをこだわると
自家製麺しか選択肢はなくなります。
幸い、麺に関しては使っている材料が手に入らないわけではないので
極めるならヤルべきだろうけど・・パス。
2日がかりになるからね
院長は代用として市販の麺ではトップクラスに太いと思われる↓コチラを使用。
そして次の、というか最大の問題点であるタレは恐らくなんとも出来ない。
二郎各店舗で共通して使っているのが「カネシ醤油」という醤油で
一般には絶対に手に入らないです。
これは間違いなく入っているだろうという勘と、ネットに溢れる
まことしやかな情報を元に再現を試みるしかないけど、
壁は厚いんじゃないかな。
院長は煮ぶたを漬け込んだタレ(醤油:みりん:酒=3:1:1)を煮詰めて
辛くして、使うことにしました。
あとは試行錯誤しかないかな。
スープも入っているものは大体わかるけど、コスト的なものと手間を考え
合理的に手を抜きます。
ぶたの背骨ガラを5時間煮込む・・とかは現実的じゃないからね。
院長はまず圧力鍋でぶたのバラ肉ブロックとそのブロックから削いだ
背脂を30分ほど煮込みました。
バラ肉ブロックのほうはタレに漬け込み、背脂は残して今度はその茹で汁で
玉ねぎとキャベツの芯を15分ほど加圧します。
ぶたからのコクに野菜の甘みを加えるのが目的です。
キャベツはヤサイで使うので芯を無駄にしないためでもある。
煮込んだら、芯と玉ねぎは廃棄。
背脂は調味とトッピング用にとっておきます。
ちょいグロ(笑)
さて、まずは丼に煮詰めた醤油と化学調味料、背脂をチャッチャと入れます。
そして麺を茹でると同時にヤサイ(マシマシ)も茹でます。
量はモヤシ2袋とキャベツ1/4個です。
※1人前
そしてこれは院長のアイデア。
これらのヤサイも先ほどのスープで茹でます。
やはり野菜からの出汁を少しでもスープに加えたいからね。
こんな感じで
3分くらい茹でると結構クタっとなるので心配ない。
ヤサイを取り上げ、ざるに移したらどんぶりにスープを投入。
かなり美味しいスープになりました。
あとは怒涛のように麺をあげ、1人コールタイム
「そちらのお客さん、ニンニク入れますか?」
「ヤサイマシマシ、アブラ、カラメで!」 (寸劇)
1カメ、どーーーん!
2カメ、どーーーーん!!
思ったより上手くいきましたが、味は二郎かって言われると
そりゃ違いますよ
課題はいくつか見えたけど、やはりカネシの風味がいかんともしがたい。
麺も太いけど、食べてみるとやはりまるで別物。
一番忠実に再現できた点といえば・・・「食べた後の苦しさ」かな。
「自宅にて二郎のラーメンを再現すべく試行錯誤を繰り返す行為。またその人。」
(民明書房刊)
まぁ、成れの果てかどうかはわからないけど、自宅で再現できたら
車走らせて並ばなくてもいいんだもんね、単純にイイとは思う。
ただ、家で簡単に再現できるようなラーメンでないことは事実です。
ラーメン全般そうなんだろうけど、本格的なものを家で1~2人前作るのって
馬鹿らしいくらいコストがかさむんだよね。
だからどこで妥協するか。
二郎の場合はクリアすべき点は、麺、スープ、タレ、ぶたの4点。
ヤサイは茹でりゃいいだけだし、ニンニクも刻んで入れりゃいいだけなので
特に問題ではない。
ぶたも圧力鍋使って柔らかくして濃い目のタレに漬け込んでおけば
下手すりゃ店より美味しいぶたになる。
問題は麺とタレとスープ。
麺は市販のものでは近いものすらない状況で、そこをこだわると
自家製麺しか選択肢はなくなります。
幸い、麺に関しては使っている材料が手に入らないわけではないので
極めるならヤルべきだろうけど・・パス。
2日がかりになるからね
院長は代用として市販の麺ではトップクラスに太いと思われる↓コチラを使用。
そして次の、というか最大の問題点であるタレは恐らくなんとも出来ない。
二郎各店舗で共通して使っているのが「カネシ醤油」という醤油で
一般には絶対に手に入らないです。
これは間違いなく入っているだろうという勘と、ネットに溢れる
まことしやかな情報を元に再現を試みるしかないけど、
壁は厚いんじゃないかな。
院長は煮ぶたを漬け込んだタレ(醤油:みりん:酒=3:1:1)を煮詰めて
辛くして、使うことにしました。
あとは試行錯誤しかないかな。
スープも入っているものは大体わかるけど、コスト的なものと手間を考え
合理的に手を抜きます。
ぶたの背骨ガラを5時間煮込む・・とかは現実的じゃないからね。
院長はまず圧力鍋でぶたのバラ肉ブロックとそのブロックから削いだ
背脂を30分ほど煮込みました。
バラ肉ブロックのほうはタレに漬け込み、背脂は残して今度はその茹で汁で
玉ねぎとキャベツの芯を15分ほど加圧します。
ぶたからのコクに野菜の甘みを加えるのが目的です。
キャベツはヤサイで使うので芯を無駄にしないためでもある。
煮込んだら、芯と玉ねぎは廃棄。
背脂は調味とトッピング用にとっておきます。
ちょいグロ(笑)
さて、まずは丼に煮詰めた醤油と化学調味料、背脂をチャッチャと入れます。
そして麺を茹でると同時にヤサイ(マシマシ)も茹でます。
量はモヤシ2袋とキャベツ1/4個です。
※1人前
そしてこれは院長のアイデア。
これらのヤサイも先ほどのスープで茹でます。
やはり野菜からの出汁を少しでもスープに加えたいからね。
こんな感じで
3分くらい茹でると結構クタっとなるので心配ない。
ヤサイを取り上げ、ざるに移したらどんぶりにスープを投入。
かなり美味しいスープになりました。
あとは怒涛のように麺をあげ、1人コールタイム
「そちらのお客さん、ニンニク入れますか?」
「ヤサイマシマシ、アブラ、カラメで!」 (寸劇)
1カメ、どーーーん!
2カメ、どーーーーん!!
思ったより上手くいきましたが、味は二郎かって言われると
そりゃ違いますよ
課題はいくつか見えたけど、やはりカネシの風味がいかんともしがたい。
麺も太いけど、食べてみるとやはりまるで別物。
一番忠実に再現できた点といえば・・・「食べた後の苦しさ」かな。