院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「小野式製麺機。」

2010年01月10日 22時39分41秒 | 
昨年から虎視眈々と狙っていたシロモノがようやく手に入りました。


ズドーーン!!







そう、皆さんご存知の「小野式製麺機(Ⅰ型)」です。


院長、実は最近自家製麺にやや凝っていまして、特に荒々し目の

麺を作ることが多いのです。

今までは生地の伸ばしはパスタマシンを使っていましたが、

それが使用中に「パキパキ」と鳴くんです。


強力粉オンリーを低加水で打とうとすると、マシンへの負担は

相当高くなりますし、壊れる可能性もある。

ただ、マシンへの負担ばっかりを考えると、作業効率がとても悪くなり

時間を取られるのです。


対して、小野式製麺機のパーツは鋳物で歯車の頑丈さから言っても

パスタマシーンとは勝負にもならない。





そこでぶっちぎりのハイパワーを誇るこの国産製麺機のことが

気になっていました。

味がある機械なので、置いていても部屋の美観を損ないません。


しかしこの昭和レトロの名機は生産中止で、現在は骨董品です。

今では骨董品屋を探さなくてもヤフオクで探すという手があります。

いい時代です。


ただ、自作麺マニアの間でもひときわ人気の高いこの機械は、

お値段もなかなかの太麺。

美品だと5万近くするんだよね。


いくら趣味とはいえ製麺機に5万は出せないでしょ。

だから去年から、程度のやや汚い、格安の物件をずっと探していた。


そしてついにそこそこの程度の物件をかなりの格安で落札しました。

「え、いいの!?」っていう値段だったし、現物が届いてみると

これが思ったよりもキレイ。


それでもバラして掃除して整備して、磨いて、板にはニスを塗って、

って2時間くらいはかかりました。






ドキドキして使ってみると、予想を上回るハイパワーに、

口元も緩んでしまいます。



そうだ、明日は家二郎でもしよう!