院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「竹厘舎。」

2010年01月25日 13時59分25秒 | 
なんでも、都内に日本一行列の出来るつけ麺屋があるそうな。

名前を「六厘舎」という。


楽天の取り寄せグルメでもすこぶる人気で、5月発送分がすでに売り切れですと。


濃厚なつけダレに極太麺が特徴と言うが、もう少し詳しく知りたかったので

調べてみると、豚ガラ、鶏ガラ、魚介、野菜、の混合スープだそうです。

それ自体はさほど珍しくない。

それらを13時間以上、素材の原型がなくなるまで徹底的に煮込んで、

砕き、漉してスープにするそうです。

院長が読んだ本には、かなり具体的なスープ作りの工程がのっていたので、

土日を使ってそれを真似してみました。


豚のゲンコツ、背脂、モモブロック、鶏の手羽先、魚の混合節、日高昆布、

玉ねぎ、ニンニク、ニンジンがスープの材料。

材料によって形が崩れるまでの時間が全然違うので、それは時間差投入により調節。


圧力鍋を使うので、13時間はかからないけど、それでもゲンコツが

砕けるまで4~5時間はかかった。

火にかけてると当然煮詰まってくるので、お湯を足しながらひたすら

煮込むんだけど、院長はそのお湯の代わりに昆布と魚介の和風だしを別鍋で

とっておいたものを加えていました。

同じ鍋で獣系と魚介系のスープをとるのは怖いのでね。


そうやって何時間か煮込んでいると、太い豚のゲンコツも木のしゃもじで

砕けるようになる。

野菜や、手羽先なんかも徹底的にすりつぶし、最後はざるで漉して

一晩寝かせる。

手間はかかるけど、濃厚トロトロのスープがとれました。


で、麺は3mmの極太麺で、六厘舎の特徴である魚粉トッピングも再現。






時間かかったんだから当たり前と言えばそうなんだけど、メッチャクチャ旨い!

本物を食ってないから、店の味と比べるとどうかはわからないけど、

かなりのレベルかと思う。

2日かかって2杯分のスープしか取れないからね、商売では出来ない。







「竹厘舎オーナー 近影」(オマケ)





これはワカル人だけクスリと笑ってくれたらいいです。