よく本を読んでいるので、これは!と思ったもの以外、読んだ本を
いちいち取り上げることはしません。
で、その栄えある「これは!」と思った本です。
何年か前の「このミス」にランクインした作品ですが、院長は正直
あまり「このミス」を信頼しなくなりました。
本なんてラーメンと一緒で、絶賛されるラーメン屋が全然美味しいと
思わなかった、みたいなことは本でも当たり前にあるようです。
好みによるってことよ。つまらん言い草だけど。
しかしこの本は「このミス」にランクインされてなければまず読んでは
いなかったでしょうね。
だって、この本、全部の漢字にふり仮名振ってあるような、少年向けレーベルです。
4年生が読むような本なんです。ホントは。
でもさ、少年のトラウマにならないかね!?
このラストは。
院長は文字通り、本相手に二度見しちゃいましたよ。
しばらく目が点になって頭をかきむしりました。
いや、まじで。
大まかなお話は、主人公、芳雄の町で奇妙な事件が起こっていることから始まります。
芳雄は近所の友達で結成した探偵団の一人、なんとかその怪事件を
解決しようと頭を悩ませていました。
そのときに知り合った転校生の鈴木君は突然
「僕は神様なんだ。犯人ももちろん知ってるよ」と芳雄に告げる。
ただの大ぼらふきか、都会で流行ってる何かのゲームなのか?
しかし鈴木君の言うことはとても当てずっぽうとは思えず、もしかしたら
本当に神様なんじゃないか?と思えてくる。
事件は進展し、やがて衝撃の結末が・・
この本、定価は2100円もするのね。
はい、もちろん図書館で借りてください。