目洗い地蔵の付近、南側山中に在る磨崖地蔵です。
平群町信貴山
目洗い地蔵とは対照的な、山の自然と一体化した地蔵磨崖仏です。
錫杖型の地蔵で、舟形光背の上部に庇を付けていたであろう溝があり
光背の外周に雨樋状の溝が見えます。
残念な事に、斜めに走った亀裂の為か、お顔が破損してしまっています。
最近誰かが訪れた様な形跡は見当たりませんでした。
この磨崖地蔵さんも、何れは忘れ去られてしまうのでしょうか・・・
この様な磨崖仏に心惹かれます・・・
お地蔵さん・・・又来るね・・・