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城崎温泉 外湯めぐり

2019年10月04日 | +兵庫

城崎温泉のお楽しみといえば、外湯めぐりです。町に7か所の共同浴場があり、街中をぶらぶら見てまわりながら温泉めぐりが楽しめます。お宿の方で、チェックインからチェックアウトの間に何度も使える外湯の入浴券と、タオルを用意してくださいました。

7つの外湯は、開館時間がそれぞれ異なるので、コンプリートしたい方は計画を立てて回られるとよいと思います。私たちは行きあたりばったりで回りましたが、それでも1日目の午後に3か所、翌日の朝に1か所行くことができました。

最初に訪れたのは、お宿から一番近い「一の湯」さんです。温泉街の中心にあってランドマーク的な存在です。堂々たる風格の建物で、お風呂も待合室も広々としていました。露天風呂は洞窟のような造りです。夫はここが一番気に入ったそうで、翌日の朝にもう一度入りに行ってました。

温泉めぐりの間に、気の向くままにお店をのぞくのも楽しいです。城崎温泉に近い豊岡はカバンの町として知られているそうで、いろいろなタイプのカバン屋さんがありました。もとは柳行李の産地で、そこからカバン作りが盛んになったそうです。

京都御所をイメージしたという「御所の湯」は改装中でお休みでした。”美人の湯” として知られているそうですが、入れなくて残念でした。

桜並木のある木屋町通り。こんな風景も絵になります。

桜並木を抜けたところにある「まんだら湯」は寺院風の造りです。ここの露天風呂は陶器の壺風呂でした。

商店街を抜けたところに温泉寺という古いお寺があります。この横から山に上るロープウェイが出ていますが、今回はお天気が悪くて遠くまで見えそうにないので、上るのは止めにしました。

町の一番奥に位置する「鴻の湯」は、民芸風の造り。城崎温泉最古の湯として知られています。露天風呂がゆったりとしていて、緑に囲まれていて気持ちよく、私と息子はここが一番気に入りました。ここでお風呂上りにコーヒー牛乳を飲みました。

翌日は朝食前に、お宿からも比較的近い「柳湯」さんに行きました。町家風の外観がすてきです。檜のお風呂が風情があって、こじんまりとしていますが私はこちらも気に入りました。

城崎温泉のお湯は、透明で少し熱めで、さらりとしたお湯でした。湯めぐりだと、一か所であまり長湯をせずに、体がぽかぽかのまま次のお風呂に移動するので、湯あたりせずに体にも負担がなさそうです。どのお風呂もそれぞれ特色があって楽しかったです。

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