毎度のことながら、記事にするのがすっかり遅くなってしまいましたが、昨年の11月の連休にお休みをつけて、3泊4日で函館にひとり旅に行ってきました。だいぶ時間が経ってしまいましたが、思い出しながら少しずつ旅行の記録を残していきたいと思います。
羽田空港のパワーラウンジでひと休み。空港の風景は、旅の気分を高揚させてくれるので大好きです。のんびりラテを飲んでいたら、ゲートが変更になったとスマホに連絡がありました。昔はこういう時、いつもピリピリして放送に耳を傾けていましたが、便利になりましたね。
函館の第1日目は雨でした。空港からバスに乗って街中へ。ホテルは駅に近い 東急ステイ函館朝市 灯りの湯 にしました。まだできて1, 2年という新しいホテルで、ワーケーションにも対応し、キッチンに食器、電子レンジ、乾燥洗濯機までついていました。上階には温泉も。
今回は1週間後に試験を控えていて、勉強道具も持っていたので、机があって助かりました。上の写真はお部屋からの眺め。停泊しているのは1988年に廃止となった青函連絡船の摩周丸で、今は博物館となっています。
ひと休みしたら雨もようやく上がったので、赤レンガ倉庫の立ち並ぶベイエリアに向かって散歩しました。明治時代の赤レンガ倉庫といえば横浜にもありますが、港町の情緒があって絵になります。
中はこんな感じのショッピングモールになっていますが、天井が高く横浜よりもゆったりとした造りです。
函館を訪れるのは2度目ですが、今回気がついたのは洋風と和風のハイブリッド住宅があちこちに見られたこと。港町函館は西洋文化の影響を受けつつも、和風の生活様式がまだ残っていて、このような独自の建築スタイルになったとか。でも不思議と違和感を感じませんでした。
どことなくユトリロっぽい構図だなーと思ってパチリ。雪が積もった白い風景も見てみたい。
どこに行ってもスタバあり。赤レンガではありませんが、板張りの倉庫風の造りで、周囲の景観にマッチしていました。
ベイエリアから元町エリアへ。大三坂を上ります。横浜、神戸、長崎、そして函館。港町はなぜか急な坂道が多い。
新しそうですが、アールデコ調のすてきな建物。
紅葉がきれいでした。左のペパーミントグリーンの建物も、和洋折衷住宅ですね。
坂をさらに上って... 暗くなる前に、カトリック元町教会に着きました。大火などで何度か再建され、現在の建物は1923年に建てられたそうです。柔らかくライトアップされ、荘厳な佇まいに心が洗われました。