お誕生日が近いブログ友達のまだ~むさんと、今年もバースデーランチでお祝いしました。今年訪れたのは、飯田橋の東京日仏学院内にあるフレンチレストラン 「Loiseau de France(ロワゾードゥフランス)」 です。
以前ブログにも書いたかもしれませんが、若い頃フランスへの憧れが強かった私は、大学卒業後もしばらくフランス語を習っていました。進歩のほどはさておき、クラスは和気藹々としていて、とても楽しかった!
当時のフランス語の先生に教えていただいたのが 東京日仏学院 で、ここにはフランス語のクラスのほか、本屋さんやレストランがあり、日仏文化イベントなども時々開催されているようです。
レストランが昨年新しくオープンしたと聞き、一度行ってみたいと思っていたので、まだ~むさんをお誘いしました。
東京日仏学院は、外堀通りから少し入った小高い丘の上にあります。
レストランは広々とした芝生のお庭に面しており、テラス席もあります。寒さの中にも燦々と降り注ぐ冬の日差しが心地よく感じられました。
席はゆったりと配置されていて、周囲を気にせずおしゃべりを楽しめたのがよかったです。窓際のスクリーンに描かれたパリの風景も、気分を盛り上げてくれました。
アミューズブーシュは、チーズを練り込んだふわふわの焼菓子。
蕪のポタージュ は、蕪の白い部分だけを使い、とろりと濃厚な味わいに仕上がっていました。上に添えられた緑色のソースは、蕪の葉と茎をペーストにしたもの。それぞれの風味の違いが楽しめました。
パンはバゲットとカンパーニュ。
メインのお料理は、大山鶏のブランケット。大山鶏(だいせんどり)は鳥取県のブランド鶏、ブランケットはクリーム煮のこと。じゃがいも、にんじん、さやえんどうが添えられ、フランス風クリームシチューといった趣でした。
実は私は、前日の夜にちょうど鶏肉のクリームシチューを作ったばかりで、添えられていた野菜までいっしょでした。もちろん、プロの味と比べるのは失礼ですが、せっかくなら家庭ではまねできないような一皿を味わいたかったです。
追加でお願いしたデザートは、ワゴンで運ばれてきてわくわくしました。
私は洋梨とフランボワーズのヴェリーヌを選びました。洋梨のコンポートの下には、とろとろカスタードとフランボワーズ入りのふるふるゼリー。フルーツの酸味がさわやかで、大満足のお味でした。
予約時に「バースデー」と伝えていたので、お皿にメッセージを入れていただけたのもうれしかったです。
まだ~むさんのデザートは、パリ・ブレスト。ヘーゼルナッツクリームがたっぷり詰まっていて、とてもおいしそうでした。それぞれ、温かいコーヒーとカフェオレをいただきましたが、ガラスの器で供されたのがおもしろかったです。
食通のまだ~むさんには、ちょっと面白みのないお料理になってしまって申し訳なかったですが、たくさんお話できて楽しい一日となりました。