世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

日大文理学部「観桜会」 & 暫定税率廃止の影響

2008年04月01日 | 議員活動
日本大学文理学部で毎年恒例となっている「観桜会」に、今年も
呼んでいただき、行ってまいりました。

(写真:挨拶をされているのは、学部長の島方洸一先生)

今年は、タイミングがよく、夜桜がきれいでした。
でも、来週の小中学校の入学式には、もう葉桜となってしまって
いるでしょうねぇ。

※話はそれますが、日大文理学部のトップページには、「新型
インフルエンザの対応について
」というニュースが今日付けで
載っていて、「新型インフルエンザ対策マニュアル」が作成されて
いました。

そこには、「新型インフルエンザについての概要」、「文理学部に
おける対策」(どの段階でどういう組織をつくり休校などの対応を
とるか、等々)、「個人でできる新型インフルエンザ対策(厚生労働
省)」と、しっかり学生に「お知らせ」しているのです。さすが!

振り返って世田谷区のホームページを見てみると、予算委員会で
あれだけ言ったのに、トップページを見ても、その他のページを
見ても、「新型インフルエンザ対策」のことは出ていません。

どこかにあるのかもしれない、と、検索したら、2006年9月に更新
した情報があるのみ。もう1年半以上過ぎていて、昨今言われている
状況は全然違うのに、これでは役に立たないですよー!区民に呼び
かけるべき内容も全く載っていません!!

お金がかからずに区民に必要な情報をまずお知らせできるツールが
HPなのだから、もっと早く、真剣に、必要な情報を流してください!
(なんでこんなに反応が鈍いの?!)


さて、今日から新年度のスタート。
区役所も人事異動があり、今日から新しい職場に移った人たちは
引継ぎなど色々大変なことと思います。

世田谷区では、区財政の中枢である「財政課長」が交代したのです
が、早速、岩本康・新財政課長から連絡がありました。

大騒ぎの「道路特定財源の暫定税率廃止」。
そのことによる世田谷区への影響と対応について、です。

先の議会で議決された「平成20年度世田谷区一般会計予算」には、
この「道路特定財源の暫定税率分」を見込んだ歳入が組まれていま
す。

しかし、それが今日から失効したわけです。
それに伴い、区では、以下の対応がとられることになりました

●これから約1ヶ月間、道路整備事業の新規工事発注を延期する

●舗装等の道路維持管理事業は、「道路特定財源」を活用して
いないので予定通り発注する

●その他の都市整備事業、福祉、教育など、道路整備事業以外の
契約などは当面予定通り行なう

●「道路特定財源」の暫定税率の扱いが確定し、区の財政上の影響
等が確認できる段階で、あらためて区としての対応策を決定する
(当初予算の修正等の必要性についてもその段階で判断する)

世田谷区では、この程度の影響で済んでいますが、地方にはもっと
もっと大変なことになっているところがたくさんあることと思います。

国会の体たらく、なんとかしてください!という感じ。

ちなみに私は、道路特定財源の一般財源化は必要なことだと思います。
が、税徴収の代替案が具体的に出されないままの暫定税率の廃止は、
財源に大きな穴が開いてしまうので非常にまずいと思います。


「ショートエッセイ」を更新しました。
こちらです。ぜひ、読んで下さい。

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