「賀詞交歓会?それ何?」と、他の区の議員が話題にしているのを聞いて
「世田谷区ではそんなのやってないよ」と言うと、不思議がられていました。
昨年末(12月29日)の東京新聞の朝刊記事を見てわかったのですが、なんと
世田谷区以外の22区ではすべて開催しているんですねー!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b7/3157bc68f3c4031fbe2fbc3f1b2a0df8.jpg)
記事(一番下に掲載)にもありますが、世田谷区では、「新年のつどい」という
形で、「特別に招待された人」ではなく、「区民の誰もが自由に無料で参加できる」
会を開催しています。
1月9日(日)、「新年子どもまつり」も同時開催です。
江戸川区議会議員の上田令子さんは、1月5日のブログで、この「賀詞交歓会」
について、中止すべきであると訴えていますが、全くその通りだと思います。
23区で唯一「賀詞交歓会」をやめて、広く区民に開かれた「新年のつどい」を
開催している世田谷区。さすが世田谷区は先進自治体だなー、と、思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a2/45d5436030dc5693c9fd9ab739b7278c.png)
区民の皆さま、「新年のつどい」「新年子どもまつり」、お時間がありましたら
ぜひお出かけくださいね。
先の東京新聞の記事、参考までに、以下に貼り付けます。
『賀詞交換会に格差 東京23区』
二〇一一年一月に自治体が主催する「賀詞交換会」の開催費用に、自治体によって大きな差があることが、本紙の調べで分かった。地域の有力者を招く恒例行事だが、東京二十三区の場合、一千万円近くかけての大盤振る舞いから、会議室でのつましい集まりまで差が歴然。数百万円の費用をかけて無料招待する区も多く、識者からは「会費制にするなど改善すべきだ」との指摘が出ている。
二十三区のうち、無料招待をするのは十五区。自治体の負担額が突出しているのが、中央区の九百四十五万円だ。町会、自治会や商工団体の役員、地元議員など約千三百人を無料招待し、立食パーティー形式ですしやエビチリソースなどの料理とアルコールを振る舞う。接客するコンパニオン十人の人件費も含まれる。
会場は区立体育館で、設営費に四百七十万円を計上。パーティー仕様にするため、ホテルを利用する港区や渋谷区と比較しても割高になり、招待客一人あたりのコストは七千円を超える。
区総務課は「区長が『必要だ』と判断し、長年このような形で続けている。縮小の予定はない」。
一方で、公費の無駄遣いに住民の厳しい目が向けられており、経費を削減している区も。中野区は予算三十万円。区役所の会議室で、酒とつまみ程度を用意するささやかな式典で、余興はない。
少数派だが、三千~千円の会費制にする区も出てきた。足立区は飲食費をすべて会費収入でまかない、会場設営費だけ負担する。豊島、墨田区も財政難対策として、会費を徴収するようになった。
板橋区は区内二百五十七団体の代表者でつくる実行委員会が主催し、区が補助金を出す形式。「参加者の意見を取り入れるため。昔は無料招待だったが会費制になった」(区総務課)という。
賀詞交換会の代わりに、誰でも参加できる無料イベント「新年のつどい」を毎年開いているのが世田谷区。お笑いタレントの公演や餅つきが目玉で、区総務課は「新年を区民みんなで祝おうという趣旨」と説明する。
地方自治や行財政改革に詳しく、国の事業仕分けにも参画した辻琢也・一橋大大学院教授(行政学)は「各区の差が際立って興味深い結果だ。賀詞交換会は結局身内の集まりで、費用対効果は薄い。地方ではすでに見直されていることも多いが、都心は昔の慣行から抜け出せないのだろう。会費制にするなど改善すべきだ」と話している。
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「世田谷区ではそんなのやってないよ」と言うと、不思議がられていました。
昨年末(12月29日)の東京新聞の朝刊記事を見てわかったのですが、なんと
世田谷区以外の22区ではすべて開催しているんですねー!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b7/3157bc68f3c4031fbe2fbc3f1b2a0df8.jpg)
記事(一番下に掲載)にもありますが、世田谷区では、「新年のつどい」という
形で、「特別に招待された人」ではなく、「区民の誰もが自由に無料で参加できる」
会を開催しています。
1月9日(日)、「新年子どもまつり」も同時開催です。
江戸川区議会議員の上田令子さんは、1月5日のブログで、この「賀詞交歓会」
について、中止すべきであると訴えていますが、全くその通りだと思います。
23区で唯一「賀詞交歓会」をやめて、広く区民に開かれた「新年のつどい」を
開催している世田谷区。さすが世田谷区は先進自治体だなー、と、思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a2/45d5436030dc5693c9fd9ab739b7278c.png)
区民の皆さま、「新年のつどい」「新年子どもまつり」、お時間がありましたら
ぜひお出かけくださいね。
先の東京新聞の記事、参考までに、以下に貼り付けます。
『賀詞交換会に格差 東京23区』
二〇一一年一月に自治体が主催する「賀詞交換会」の開催費用に、自治体によって大きな差があることが、本紙の調べで分かった。地域の有力者を招く恒例行事だが、東京二十三区の場合、一千万円近くかけての大盤振る舞いから、会議室でのつましい集まりまで差が歴然。数百万円の費用をかけて無料招待する区も多く、識者からは「会費制にするなど改善すべきだ」との指摘が出ている。
二十三区のうち、無料招待をするのは十五区。自治体の負担額が突出しているのが、中央区の九百四十五万円だ。町会、自治会や商工団体の役員、地元議員など約千三百人を無料招待し、立食パーティー形式ですしやエビチリソースなどの料理とアルコールを振る舞う。接客するコンパニオン十人の人件費も含まれる。
会場は区立体育館で、設営費に四百七十万円を計上。パーティー仕様にするため、ホテルを利用する港区や渋谷区と比較しても割高になり、招待客一人あたりのコストは七千円を超える。
区総務課は「区長が『必要だ』と判断し、長年このような形で続けている。縮小の予定はない」。
一方で、公費の無駄遣いに住民の厳しい目が向けられており、経費を削減している区も。中野区は予算三十万円。区役所の会議室で、酒とつまみ程度を用意するささやかな式典で、余興はない。
少数派だが、三千~千円の会費制にする区も出てきた。足立区は飲食費をすべて会費収入でまかない、会場設営費だけ負担する。豊島、墨田区も財政難対策として、会費を徴収するようになった。
板橋区は区内二百五十七団体の代表者でつくる実行委員会が主催し、区が補助金を出す形式。「参加者の意見を取り入れるため。昔は無料招待だったが会費制になった」(区総務課)という。
賀詞交換会の代わりに、誰でも参加できる無料イベント「新年のつどい」を毎年開いているのが世田谷区。お笑いタレントの公演や餅つきが目玉で、区総務課は「新年を区民みんなで祝おうという趣旨」と説明する。
地方自治や行財政改革に詳しく、国の事業仕分けにも参画した辻琢也・一橋大大学院教授(行政学)は「各区の差が際立って興味深い結果だ。賀詞交換会は結局身内の集まりで、費用対効果は薄い。地方ではすでに見直されていることも多いが、都心は昔の慣行から抜け出せないのだろう。会費制にするなど改善すべきだ」と話している。
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