@平均年齢29歳のベトナム(日本は49歳と言われる)へ久方ぶりの訪問。若い世代の社会は実に「活発」である。バイクに乗った数千名の若い人たちの通勤風景、生き生きとした様を見るのは自分も生き返った様になるのは不思議だ。どこを見ても20代から30代の若者が中心に活躍している。日本も随分昔はこんな時代があったのかと脳裏を蘇えさせる。だが一番違うのは、今の時代携帯が主役であることだ。ベトナムは固定電話環境を一気に飛び越え、携帯・PCへと乗り移った国であり、ITへの関心とその就職率はダントツに高い。社会主義国とはいえベトナム、特にホーチミン等南部の都市はまるで自由主義的で最先端を行く若者で盛り上がっている。その一つが「ブロックチェーン」と言われる革新的技術を持った「デジタル通貨」を積極的に参画する若者が増えていること(国は基本的に禁止阻止を施している)、またそのICO(コイン)でベンチャー起業への投資意欲も盛んで、日本以上の資産家と投資家がいるのには驚愕した。数年前とはこんなに違うとは、また「技術革新」でこれまで変化を起こすとは、日本の「時代遅れ」を心配し始めた。「言うは易く行うは難し」がここでは若者の世代が次世代を読み、邁進している姿を積極的に押仕上げる仕組みも出来始めている。