@「星の王子さま」は、子供のみならず、むしろ大人が読むべき本である、と思う。それは世間(権力・恐怖・妬み)に惑わされ、ひねくれた大人は見方、判断が一方的になりがちだ。その為にはこの1、子供の「心の眼」を持ち 2、「微笑み」を忘れず 3、「勇気」を持って行動すると言うことだ。 大人に失くなった子供の「心の眼」は必ずや公平で平等な見方ができ、周りを幸せにすること間違い無いだろう。 さらに大きな目標1つを持ち、「限度にチャレンジ」できるものを持つとさらなる幸福が待っている、と言う。
『星の王子さまの幸福論』渡辺健一
幸せは手の届くところにあるのです。星の王子さまは現代人にとっての幸福になるための物語だったことを知っていますか?この本は星の王子さまから読み解いた、あなたが幸せになるためのガイドブックです。
- 「幸せになるための秘訣」とは、「星の王子さま」の幸福論を3者の立場から読み解く
- バートランド・ラッセル「幸福論」
- アラン「幸福論」
- ヘルマン・ヘッセ「幸福論」
- 「心の目で見なきゃ、見えないよ。これは帽子じゃない。ゾウの飲み込んだウワバミなんだ」
- 子供の頃を思い出して、その時創造するものを描く
- その頃の「心眼」を常に忘れないで、そして「微笑」を絶やさないこと、さらに「勇気」を持って進むこと。
- 「星の王子さま」登場人物
- 明らかに不幸な大人のタイプ:「呑み助」現実逃避への疑い
- 変だと言う大人のタイプ:「ワンマンの王様」権力への疑い、「うのぼれ男」賞賛・名誉への疑い、「実業屋」財産への疑い、「地理学者」知識への疑い
- 理解できる大人のタイプ:「点燈夫」好意を寄せる
- 「自己没頭」(自分マニア)=自分のことだけにとらわれる、不幸になりやすい
- 「恐怖」から「妬み」で無益な習慣を続けることは損だ
- 「人は根っこが無い」だから苦しく、寂しい(樹木等から見た人間)
- 節約したことで便利になるが、何をしたら良いのか浮かばない
- 「人生の大目的」と「宇宙との一体感」を持つこと
- 「人とは比較しない」=ものを愛する力・たった一人・たった一つ
- 「愛は暇つぶしで育つ」とは四六時中一緒にいることで「かけがえの無い存在」となる
- 「微笑み」聖母マリア・観音菩薩・モナリザ等は不可思議な微笑みを持つ。
- 「微笑み」とは
- 気分が良い・心の良い循環・体を解してくれる
- 不安定な気分・不平の悪循環が不幸を作る
- 気分は仕草と一致する・気分は伝染する
- マイナス思考の人からは逃げること
- 立派な人と付き合え、成功している人と遊べ
- 意外に外見が本質となる(礼儀・挨拶・姿勢)
- 秀才は不幸になることが多い(地理学者)傲慢さと物知りぶり、理屈っぽい
- 「勇気」と「労苦」=「限界へのチャレンジ」がなければ幸福にはなれない
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