@心理学、もしくは深層心理学は今後複雑社会、特に人との関係・繋がりを考える上で重要な基礎的知識と要素になる。精神が不安になるのは必ず相手がいて、自分との相違が表面(心)に出てくるもの、だからこの書にある「自己理解」から「誰がアレンジしたのか」を紐解くことである程度「心の診療」ができると言う。
『人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗になりますよ。やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです』瀬戸内寂聴
『河合隼雄物語とたましい』河合隼雄
ー河合隼雄が、どんな時代に、何歳の時にこれらのことを思索していたか。 臨床心理学者、「河合塾」を開校 1928~2007
ー「何もしないことが一番難しい」
「ただ座っているだけ」(人前と誰もいない場所では時間感覚と緊張感が違う)
「遠くを眺める」
ー食が貧困だという意味は「味が分からない」経験ない味には答えがない
「人生の味」 大味から生き方を考える
「型を破って行動する」 咄嗟の行動に型を破って自由行動する
「はてな、はてな」を感じる
ー深層心理学「心の処方箋」(精神分析)
心のエネルギーを上手く掘り出す、節約ばかりが良いことではない
灯を消し周りを見回すこと(明るすぎて見えない事も見える)
心の科学(自分を知る事・誰がアレンジしたのか・引き入れたのか)
ー3つの分析
フロイト精神分析(無意識と言う概念から治療する)
ユング心理学(夢・幻想・妄想からなる「思考、感情、感覚、直観」)
アドラー心理学(人生の嘘を否定する)
ー日本人の「なんとなく」は外国人には理解できない
ー昔話の残酷性
「カチカチ山」狸はお婆さんを殺し、婆汁を作りお爺さんに飲ませる
「サル蟹合戦」カニが猿に殺され、子蟹は猿の首を切りを殺す
「衛生無害」な子育ては思春期に反転現象の可能性がある
ー心理療法
自己理解をさせること(自分を消し、他人を恨むことの原因)
ー養生術
養生と健康は「なるべくなら」を貫く習慣を身につける
なるべくならば控える・なるべく止める><「すべきである」