@「誰もが自由に学べる時代」学校の本来あるべき姿は「競争試験」ではなく本書にある「資格試験」であるべきだ。人をランク付けする場ではなく、できる才能を引き出し、伸ばし、より好奇心を持たせるような場になってほしい。「記憶」だけの今の日本の入学試験は「応用力不足」「思考力不足」「創造力不足」になりがちな養育だと思う。人は必ず人並み以上にできる何かが得意なはず。
『人間にとって教養とは何か』橋詰大三郎
ー「教養」を身につけることが大事だ、とは、よく言われる。
世の中には「答えのある問題」と「答えのない問題」があり、多いのは「答えがない問題」
学校では「答えのある問題」しか教えない、だから「考える力」がつかない
学校で学ぶのは「教養」ではない、あくまでも基礎的な「知識」である
「学び」は生産に繋がり、「教養」は身に付ける、「知を得よう」とすること
「資格試験」と「競争試験」、学校は後者であり、ランク付け、差別する事
ー今こそ伝えたい、教養の価値
「なぜ、本を読むべきなのか」=読解力
知っている人から学びとる(人間の叡智)
図書館を推し進める理由「知の自由化」
ー読書のすすめ
実用書(生活の基本情報など教養書が豊富)
古典(人類の歴史 物事の真価を理解)
読書コンシュルジュの利用(読書の幅を広げる)
辞書・辞典の活用(国語辞書・百科事典などの利用)
ー知性を磨く (信頼度に欠けるが情報量は豊富で即座に検索できる)
ラジオ放送(100年前に開設)
ネット検索・Wikipedia(1990年台から普及)
ー教養の3条件
バランス良く学ぶ
「本物」に触れる
納得して、楽しむ
ー教養とは
全て「自分のため」のもの
予想外のことに出会い続けること
「学ぶ必要がない」なんてことはない (学ぶ自由、学べる自由)
学びをアウトプットすること(友達に話す、意見を言う、発信する)

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