@社会が変わる、社会を変える。今まで国・政治家に託した方法で日本は生き延びたが、今後は個人がリスクも追い選択肢もある社会システムを作り変えていくべき時期が来たと、言う。特に今までの税金、給与、利権、特権等で優遇、厚遇された富裕層、国会議員、公務員などの権力と特権を見直すべきだ。まずは「豊かな人から貧しい人への支援」(富裕層への税増額、貧困層への税減額)、多くの見直し案件(公共事業投資、国会議員数・経費、赤字国債、年金格差など)課題は豊富で、法規的な部分を優先すべきかもしれない(定年制の禁止、年功序列性の廃止、賃金格差と雇用・解雇の自由)今回の衆議員選挙はその選択の一つだと言うことになる。不正と知りながらもあぐらをかいて闇金で潤う党派はやはり正当化・公正化が必須だ。
『大震災の後で人生について語るということ』橘玲
「概要」黒い鳥が舞う日本を生き抜く新しいルール!不動産・会社・円・国家……日本人の人生設計を支配してきた「神話」がすべて失われ、底知れない不安に覆われた残酷な世界を生きるための「新しい設計図」とは?
ー4つの神話(神話が崩壊し始めている:リスク)
日本を襲った二羽のブラックスワン(社会的異常、予期せぬ出来事が起こる)
災害・地震・洪水の予知はやっても無駄
不動産神話:持ち家は賃貸より得だ
会社神話:大きな会社に就職して定年まで勤める
円神話:日本人なら円融資を保有するのが安心だ
国家神話:定年後は年金で暮らせば良い
・神話から解放・対処する方法(リスク回避・国から自己責任)
人的資本を分散:能力、才能を活す仕事の選択(スペシャリティー・バックオフィス)
金融資本を分散:金融商品の選択(国内外の市場)
ー大震災後の人生(社会システムの再構築・提言)
・復興支援財源:日本では災害・被害者への救済:国家の救済が十分とはいえない
増税や国債の増発前に歳出の削減によって復興支援財源を確保
・公務員等の給与を減額する(不景気、デフレでも減ることがない厚遇)
経済・物価の薄い順に合わせた所得に合わせる
・所得移転
豊かな人から貧しい人への支援(富裕層への税増額、貧困層への税減額)
公共事業投資への見直し(無駄な公共事業等への税金投資停止、削減)
国会議員等の待遇見直し(議員数・運営コスト・通信・雑費経費)
次世代への負担の軽減(赤字国債などの負担を次世代負わせる)
赤字国債:まだ生まれていない人に既に1人@1億22百万円の負担
年金格差:1960年代の人は3千万の受取超過
2010年台の人は24~28百万円の支払い超過
ー日本の転換期(提言)
・定年制を法律で禁止(年齢差別の禁止:終身雇用の崩壊=労働力・人材不足堅持)
・同一労働同一賃金(EU等で導入済み・男女差別化禁止・年功序列の崩壊)
・自由雇用・降格・解雇(能力による自由契約・整理解雇等を含む労働市場の自由化)
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