@「品よい言葉」「気持ちが表れる言葉」「情景が浮かぶ言葉」「大切に思う気持ちの言葉」「一目置かれる言葉」など現代ではあまり使わなくなった言葉もそれを聞くと理解できる。だが、咄嗟の場合、言葉に詰まることはしばしばある。やはり使い慣れていないと使えないのは知っていても使えないものだ。
『ことばの言いかえ便利帖』博学面白倶楽部
信頼感は、「一つのことば」の積み重ねから。
たとえば、「すみません」の気持ちを伝えるとき、あなたの気持ちをより的確に表現しているのはどのことばでしょうか?「心苦しいのですが」「恐れ入ります」「ご容赦ください」「どうぞおかまいなく」ことばに力のある「ものの言い方」が、感じのいい好かれる人をつくるのです。
ーなごむ(和む)
ーいそしむ(勤しむ)
ー心もとない(頼りなさを仄めかす)
ー鼻持ちならない(目障りな感じを示す)
ー案ずる(心配な気持ちを目上に伝えるなら)
ー由々しき事態(まずいことを重く受け止めるなら)
ー返す返す(何度も思い出しても悔やまれる気持ちは)
ーそこはかとない(なんとなく雅やかに)
ーこよなく(心から愛しているなら)
ー勇み足(調子に乗っての失敗は)
ー歓喜の坩堝(盛り上がる様子)
ー望外の喜び(期待以上の嬉しさに)
ーお含みおき下さい(柔らかく了解を得る)
ー伏して(から溜まった印象でお願いする)
ーご笑納ください(贈り物に一筆添える)
ーお目通し(目上に書類を見てもらう)
ーご自愛ください(体に気をつけて言うとき)
ーつっけんどん(無愛想で感じが悪い対応は)
ーご放念ください(忘れて欲しい事柄には)
ー幸甚(何かしてもらいたい時に用いる)
ー喜びも一入(超嬉しい気持ちには)
ー三味線を弾く(適当に調子を合わせる)
ー地団駄を踏む(抑えきれない悔しさ)
ー愁眉を開く(心配事が晴れたら)
ーいみじくも(ぴたりと言い当てるなら)
ー八面六臂(マルチな活躍を称賛する)
ー溜飲を下げる(不平や不満がスッキリした時の)
ー焼け木枕に火がつく(今流の元サヤが・元に戻る)
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