女闇金-マキ- ～金とSEXが呼ぶ肉欲煉獄～

山内大輔監督のこの”女闇金”シリーズの第三弾って言うことですか
実は山内大輔監督は”嬢王ゲーム”と”夜王”シリーズの2シリーズとこの”女闇金”のシリーズとが微妙にリンクしておりまして
"嬢王"も"夜王"もそれぞれ4作で一応の完結を見せてくれてますので
この”女闇金”シリーズもあと1作で完全終了となるのかしら

3月2日にレンタルリリースされてました・・・
業界誌での情報で5月2日にセルリリースされることは一応知ってはいましたが
まさかセルよりも二ヶ月前にレンタルリリースされるとはおもってもいませんでしたので
一応このOVを予約しちゃってましたが
色々とリンクしてるので我慢できずにレンタルしてきて早速の鑑賞

今作のヒロインは真木今日子さん
現役AV女優さんですが結構色んなOVに主演出演されてるのでAV見ないでも私には馴染みのお方
どうなんだろう”ユリ”のあやみ旬果さん、伝説の嬢王であり闇金の女王でもある”千鶴”の古川いおりさんに比べて
なんと今作は爆乳の真木今日子さんをもってこられましたのには何か意図があったのかしらね
見終わっても見つけられんかったけども
今作のマキ(真木さんやからマキなんすかね？)が一番悲惨な人生を送ってこられたような

って言うか闇金で借金し、自分が沈むのを避けて実妹を売ってしまう黒瀬萌衣演じる女性とか
性的新興宗教にはまる主婦役の範田紗々の人生もこれまた悲惨を絵にかいたような転落人生をよくまぁ考えつくものですね
三沢親分も健在でしたが今回は何も食わんのね

とりあえず今回のマキはよく喋るンですが
真木今日子さんのお顔がキツくできてるのってある意味得なんですかね
顔だけで強面な女闇金に見えるのは儲けモノですね
チューリップ金融と言うことで千鶴とは違う闇金屋さんになるんかいな

今作は今までの女闇金の中では一番女優さんのハダカが多かったかな
闇金のカタとして借りての女性のハダカ写真を撮って
それを二重債務の恐喝に使う新手口を見せてくれてました

このシリーズも終わらせるならば是非千鶴で終わらせて欲しいよね
”嬢王””夜王”と見てきた私の願望です

2018年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
山内大輔脚本・編集・監督作品
出演：真木今日子、黒瀬萌衣、範田紗々、森羅万象

ウォーキング・ウィズ・エネミー／ナチスになりすました男

今年の＜未体験ゾーンの映画たち2018＞にて上映された1本
主人公は仮名にされていますが実際にナチスからユダヤ人を助けた人物の実話の映画化
ハンガリーを治めていたのはアイヒマンなんですね
ちょっと前に見た"ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦"とか
最近は多いですねぇナチスのユダヤ人虐殺に関しての
戦争秘話、それも東欧のソ連とナチスとの狭間で翻弄されていた
ハンガリーやチェコの国民の立場から描いてる作品が目立ちますが
渾身の力作ではありましたが
やっぱこういった作品はシネコンの番線には載らないのねぇ

第2次世界大戦下のハンガリーでナチス兵に成りすまして
アウシュビッツに送られたり、国家元首から政権略奪したハンガリー右翼政党矢十字軍から
ユダヤ人の救出作戦に身を投じた青年の物語ですか
実在の人物ピンチャス・ローゼンバウムをモデルにしてることをラストで明かしてくれてます

1944年、ナチス・ドイツ同盟国のハンガリーは連合軍からの戦火を免れていたが、
国家元首ホルティがナチスからハンガリーを守ろうと
連合国ソ連との講和を模索していることに気づいたナチス軍がブダペストに侵攻
指揮をとるのはなんとアイヒマンなんですね
で彼ははんがりーに根付いてるユダヤ人の一掃作戦に乗り出します

労働奉仕に収監された青年エレクは収容所から逃亡し、
離散した家族を探し出すことを決意してブタペストにもどり
密かに愛する女性ハンナの助けをかりつつ
彼がハンナ助けるために殺したナチスSSの制服を着用し
ナチス兵に成りすまして大量のユダヤ人救出な行動に出る。

っていっても一人で助けられるユダヤ人も限られていたり
スイス領事の助けがここでもあるんですねスイス国家の書類の偽造でスイス国民とおんなじ権利でナチスも手を出せない
同じハンガリー人の矢十字軍の存在がナチスよりも非道な軍事政権なのがすごい

ラスト主人公は撃たれるけども生き残っていたんですね
こうやってみていくとホロコーストから漏れていったユダヤ人も多くいるんですね
1944年と言うとドイツ軍も敗戦濃厚の時代ですよね
アイヒマンは金銀持って逃避しちゃうし
そんな時代に矢十字軍はあんなに懸命になっていたなんて・・・
しかしナチの軍服着用で敵対行動をするってスパイ行為とみなされて銃殺刑に相当するんだけどね・・・いや同胞を助けるためとは云え勇気ある行動だったんですね

2014年　アメリカ・カナダ・ルーマニア,ハンガリー合作映画
マーク・シュミット監督作品
出演：ジョナス・アームストロング、ハンナ・トイントン、ベン・キングズレー

トカレフ2010 運命の撃鉄

昨日2月28日付けのチャンネルNECOの深夜枠でOAされていた
OVと言うよりはVシネマに近いような・・・
主演が七海ななさんと言うことと、彼女のハダカと言うか濡れ場シーンとかが
それなりの頻度で用意されているのと
製作に高澤吉紀ってことからエロチックOVって言う範疇でもいいのかな

一丁のトカレフが人々の手に渡って、それを手にした登場人物の人生と言うか
生きざま死にざまをプロットに・・・
これってあれだよね警官が拳銃を紛失してその拳銃を手にした人間たちの・・・
そうなんですよね「トカレフ」って言う邦画もありましたが
そちらは復讐劇でしたが
沢田研二が紛失した拳銃を求めて探し回る「リボルバー」のリメイクと言うか
オマージュをあちらは広域に渡って物語が展開していきましたが
こちらはこぜまい町ん中で繰り広げられる人間模様でしたねぇ

ゴミ箱に捨てる拳銃・・・ここで私も「リボルバー」を意識しましたが
ドラマ全体は一体何を言いたかったのか理解に苦しむ作品
七海ななさんのヌードを単純に楽しむくらいしか見るところのない作品と言うことなんですが

拳銃をゴミ箱から拾うホームレス、
なぜかいつもイライラ気味のたけし、イライラ解消として毎夜ホームレス狩りをしてる
そのたけしの彼女に七海ななさん、
七海ななの母親に金をせびりに来る彼氏がいて、
その関係を絶って欲しくて“母親にもう近づかない”という約束で、その彼氏にホテルで抱かれる七海なな・・・親子丼ですか
その男は、矢澤という男の子の家庭教師
矢澤はたけしとその友達にいじめを受けているし
矢澤はたけしの彼女七海ななにストーカー的な愛情を寄せている

こんな狭い範囲内でトカレフが巡りめぐっていくわけですが
この狭いシチュエーションと登場人物の相関はいいと思うんだけど、
先に書いたけどもそれぞれの人物に何をやらせたかったのかの
演出がかったるいと言うかよくわからないのが難点
観ていて途中でネオちしそうに・・・最後まで観れたのは、七海ななのヌードシーンをほどよくちりばめていたからですかね

最近は七海さんの新作をピンク映画やエロチックOVで見んくなってるんですが
どうされていらっしゃるやら
結構好きな女優さん(とっくにAV卒業されてるので) なんですが・・・

2010年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
木部公亮脚本・編集・監督作品
出演：七海なな、菊川麻里、椋田涼、岩間天嗣、小林三四郎