ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

コレは2月22日のニャンニャンニャンの”猫の日”に見るべき映画だったけど
自分のブログでは”勝手にオリンピンク”なる企画を実施しており
当日に見るべき機会を自ら失っていましたが、ようやく見ました

ストリートミュージシャンと猫のお話って思っていましたが
なんとコレって実話だったんですね
さらに劇中に登場するボブ役の茶トラの猫ちゃんの演技力が半端なくて
街中に出ても、公共バスにに乗っても自転車に乗っても動じなく
主人公の爪弾くギターの上に乗っていても音に怯える事なく
堂々たる演技が・・・アニマルトレーナーすげえなと思って見てましたが

ラストで実際のお話と言うことで
実際の野良猫ボブ君と主人公のジェームス・ボウエンとの写真が一杯出て来て
それでなんと本当のボブ君が自身の役として出演していたのがわかり
この猫なら納得の実話だって変に説得力がありました

イギリス、ロンドン。プロのミュージシャンを目指すも、現在は路上ミュージシャンとして
夢の実現までとその日暮らしのホームレス
離婚した両親とも疎遠になった孤独感からか薬物に手を染めて
現在は薬物依存から抜け出すセミナーを受けてようやく家をもらって暮らし始めたある日、
茶トラの野良猫と出会い
ケガをしていたその猫を、なけなしの金をはたいて助けてあげると、
すっかり懐いてジェームズから離れようとしない。

勝手に女性の家にいったりするもんでその女性からボブと名付けられ、
ジェームズの肩に乗ってどこへでもついていくようになり
これまでストリートで演奏しても誰も立ち止まってくれなかったジェームズの周りには
猫につられて人だかりが出来るようになるものの
犬に絡まれて警察沙汰に・・・
そんなこんなで唯一の収入手段である路上ライブを禁止になり
『ビッグイッシュウ』の販売を・・・そこでも猫君のお陰で売り上げアップ
そんなこんなで販売員からも目の敵に

一匹の猫と食うや食わずの元ジャンキーのコンビは、
たちまち世間の注目を集めるようになり、やがて出版社の目にとまり・・・
実話なのでこれといった盛りあがりにはかけますが

とりあえず茶トラのボブ君を見てるだけである意味癒させるというか
それだけの映画って言っちゃいけないんだろうけど
ボブ君のあの演技なのか地なのかわからない落ち着き払った雰囲気がいいんですねぇ

こういった、モノにも人にも都会の雑踏にも物怖じしない稀有なニャンコって実際にいるんですね
イギリスでもホームレス救済のための『ビッグイッシュウ』路上販売をしてるんですね

2016年製作、イギリス映画
ロジャー・スポティスウッド監督作品
出演：ルーク・トレッダウェイ、ルタ・ゲドミンタス、ジョアンヌ・フロガット、アンソニー・ヘッド、キャロライン・グッドオール、ベス・ゴダード、ジェームズ・ボーエン、&ボブ

農家に嫁いだ女

先に見た「カテキョの先生」の現役AV女優さんのきみと歩実さん主演のエロチックOVです
ここんとこと言うか前から言われておりますが農家の嫁不足
と後継者不足に警鐘を鳴らすと言うようなドラマ
こういったのをつくってしまうと余計警戒し農家の先行きは不安だらけ・・・かも知れません

そういや「農家の嫁 あなたに会いたくて」って言う水谷ケイさんのOVもありましたがそれと同様、都会の女が農家の嫁に・・・慣れない農業と嫁姑の葛藤の中で
夫の愛にくるまれてみたいな作品でしたが

果たして今作は
主人公のユリアは農家との婚活パーティで知り合い東京を捨てて腰痛で現役退いた父親と
農家を運営してる義春の元に嫁いできた
田舎から出たことのない農家の青年が都会の女と・・・ってことで
もうDVDのジャケットの絵面からしてエロっぽい
って言うか夜も昼も、働き場所の畑でも、やり捲ります
Rｰ15の割りには都会と田舎のコントラストと言うか都会の女への憧憬の表現からか
結構エロチックシーン満載ですが

そして、ユリアは義理の幸三にも家族と言うことで世話につとめる
まるで絵にかいたような理想の農家の妻と言うことで・・・
そんな幸三さんには森羅万象さん
彼のこういったOVでの役柄は灰汁の強い強欲でありエロ爺か、または悪役のイメージしかございませんが・・
今作では寡婦になって初めて息子の嫁に恋をしてしまう好好爺ですね

都会の女と一緒になったはいいが、日毎都会の女にコンプレックスを感じ
ユリアを疎ましく思い、初体験の農家の女と都会に逃げて行っちゃう
一方義父は息子の嫁の甲斐甲斐しさにどんどんトキメイテ行きますー
普段の彼のキャラクターだと洗濯の時に嫁のパンティ見たなら臭いをかぎ
嘗めたり被ったりなんでしょうが
今作ではそんなことはしない

ま、途中でわかるんですがオチは書きませんが
都会の女はやっぱりしたたかで
農家のと言うか田舎の人は・・・って言うドラマ
でも幸三お父さんってある意味しあわせの人生を晩年味わえたって言うだけでも
しあわせだったかも知れない

2018年製作、日本OV、BREEZE作品
石川二郎監督作品
出演：きみと歩実、森羅万象、岩男匡哲、飛田敦史、大尾和弘、水稀みり