一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「昭和残侠伝」の第四作目
シリーズ4作目にして、花田秀次郎、風間重吉の揃い踏み
毎回タイトルクレジットと劇中の道行きで被る主題歌の「唐獅子牡丹」の歌詞が微妙にちがうのも
このシリーズの見所と言うか聞き所のひとつと昨日の記事でチラっと書きましたが
鳶に命の 三番纏
ジャンが鳴り出しゃ 捨て身の稼業
取った火口も 根性で守る
浅草(エンコ)生まれの男伊達
背中(せな)で燃えてる唐獅子牡丹
今回初めて耳にする歌詞が物語のすべてを語ってるってのがなんとも
と言うことで、今回の健さんはこのシリーズ初の堅気の火消し
海軍から除隊してきて、鳶政組の組頭
ヤクザ稼業と土建業の二足のわらじの河津清三郎の組と丁々発止でやり合う映画
河津の組の代貸しに池部良で健さんの幼馴染みと
今回監督が佐伯清からマキノ雅博に代わったということで映画の質というかトーンがちょっと変わって
正調マキノ節が映画の中のあらゆるところに見られる
火消しの命の纏を河津の組から身を挺して持ってくる芸者役の牧紀子
火口に纏を届けるときに頭に手拭いを被ってくる
火の粉を避けてるのかと思ったら纏を健さんに渡して手拭いを取って見せた髪型は丸髷に
身を挺したことを髪型で察した健さんの
川に身を投げて自殺してしまう牧の遺体を鳶政組の全員が
河津の組に遺体を届けた時に言う健さんの台詞
"おかみさんを確かにお届けいたしました"
って丸髷が既婚者の婦人の髪型が昭和初期にまで浸透していたかは知りませんが
様式として何も説明もなく映像で語るマキノ映画の真骨頂といったところですか
道行きも今回は津川雅彦が二人の後ろからついていくのね
ここの主題歌もここまでのこの映画の内容を語り尽くすと言うダメ押し
男同士と 誓ったからは
死んでくれよと 二つの笑顔
喧嘩馴染みの お前と俺さ
何も言うまい その先は
背中(せな)で吠えてる唐獅子牡丹
親に貰った 大事な肌を
墨で汚して 白刃の下で
積もり重ねた不幸の数を
祭り囃子に 侘びていく
背中(せな)に血染めの唐獅子牡丹
正調マキノ節の映画を堪能させて貰いました
1967年製作、日本映画、東映作品
鈴木則文、鳥居元宏共同脚本、マキノ雅弘監督作品
出演: 高倉健、藤純子、池部良、津川雅彦、河津清三郎、山城新伍、牧紀子、水島道太郎、清川虹子、天津敏、曽根晴美、宮城千賀子、小林勝彦、加藤嘉、金子信雄
本日の一本は「昭和残侠伝」の第四作目
シリーズ4作目にして、花田秀次郎、風間重吉の揃い踏み
毎回タイトルクレジットと劇中の道行きで被る主題歌の「唐獅子牡丹」の歌詞が微妙にちがうのも
このシリーズの見所と言うか聞き所のひとつと昨日の記事でチラっと書きましたが
鳶に命の 三番纏
ジャンが鳴り出しゃ 捨て身の稼業
取った火口も 根性で守る
浅草(エンコ)生まれの男伊達
背中(せな)で燃えてる唐獅子牡丹
今回初めて耳にする歌詞が物語のすべてを語ってるってのがなんとも
と言うことで、今回の健さんはこのシリーズ初の堅気の火消し
海軍から除隊してきて、鳶政組の組頭
ヤクザ稼業と土建業の二足のわらじの河津清三郎の組と丁々発止でやり合う映画
河津の組の代貸しに池部良で健さんの幼馴染みと
今回監督が佐伯清からマキノ雅博に代わったということで映画の質というかトーンがちょっと変わって
正調マキノ節が映画の中のあらゆるところに見られる
火消しの命の纏を河津の組から身を挺して持ってくる芸者役の牧紀子
火口に纏を届けるときに頭に手拭いを被ってくる
火の粉を避けてるのかと思ったら纏を健さんに渡して手拭いを取って見せた髪型は丸髷に
身を挺したことを髪型で察した健さんの
川に身を投げて自殺してしまう牧の遺体を鳶政組の全員が
河津の組に遺体を届けた時に言う健さんの台詞
"おかみさんを確かにお届けいたしました"
って丸髷が既婚者の婦人の髪型が昭和初期にまで浸透していたかは知りませんが
様式として何も説明もなく映像で語るマキノ映画の真骨頂といったところですか
道行きも今回は津川雅彦が二人の後ろからついていくのね
ここの主題歌もここまでのこの映画の内容を語り尽くすと言うダメ押し
男同士と 誓ったからは
死んでくれよと 二つの笑顔
喧嘩馴染みの お前と俺さ
何も言うまい その先は
背中(せな)で吠えてる唐獅子牡丹
親に貰った 大事な肌を
墨で汚して 白刃の下で
積もり重ねた不幸の数を
祭り囃子に 侘びていく
背中(せな)に血染めの唐獅子牡丹
正調マキノ節の映画を堪能させて貰いました
1967年製作、日本映画、東映作品
鈴木則文、鳥居元宏共同脚本、マキノ雅弘監督作品
出演: 高倉健、藤純子、池部良、津川雅彦、河津清三郎、山城新伍、牧紀子、水島道太郎、清川虹子、天津敏、曽根晴美、宮城千賀子、小林勝彦、加藤嘉、金子信雄