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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

インパクト・クラッシュ

2018-10-11 20:47:17 | アジア映画
ジャケットの潜水艦の画像から潜水艦同士の海戦映画って言うのだけで
レンタルしてきちゃいましたが
開けてびっくり玉手箱
なんと1971年のインドvsパキスタンの第三次印パ戦争の引き金となった
インド海軍潜水艦潜水艦カランジ(S21)と
パキスタン海軍潜水艦ディアブロ(ガーズィー)との海中戦を基にして、
インド製作の潜水艦戦争映画です

主演は「バーフバリ」で敵役だったラーナー・ダッグバーティ
とその父役を演じていたナーサルが出演されています
と言うことで多分に配給会社のアメイジングD.C.が「バーフバリ」人気にあやかって輸入したのかもですが
潜水艦映画の持ってる敵に撃たれて沈没、撃沈せずも海底の閉鎖空間で
いつ死ぬかって言うような命ギリギリの緊張感って言うのは
実に見事に映画になるんですね

東パキスタン(バングラデシュ)への輸送ルートを確保する為、
パキスタン海軍はインド海軍の守りを撹乱すべく、
潜水艦ガーズィーをベンガル湾へ出航させる。
一方、この情報を傍受したインド海軍は、シン艦長の潜水艦S21にヴァルマー少佐を乗せ、探索させる極秘任務に当たらせるが

シン艦長は無類の好戦人物で命令を無視しパキスタンと開戦する危機を孕んだ人物で
そのおめつけとしてヴァルマー少佐が拝命された
もうお分かりのようにこの二人軍律を守る守らないで対立するものの
パキスタン潜水艦との交戦で艦長が死んでしまい
お目付け役が艦長の意志をついでパキスタンの潜水艦を撃沈させるお話に・・・

「バーフバリ」見てもわかるようにインド映画のCGレベルにはちゃんとしてるし、
艦内のセットも立派、こういう作品が作れるって言うことは映画が娯楽としての地位があってのことで
今の日本映画ではこういった作品は絶対に作れないだろうなァ

ボリウッドに代表されるインド映画特有の突然シノップスに関係なく
歌います踊りますのシーンは、シリアスな戦争映画ですからありませんでしたけども
劇中のシノップスに絡ませて軍歌になるのかインド潜水艦艦員が全員で歌唱するシーンはあるんですが
これも含めて艦長の葬送シーンとか全員で死を覚悟とかのプロパガンダ作品でもありました

で、やはりインド人もパキスタン人も顔が実に濃いのと
軍服の肩章とかにそんな違いがないので時々どっちがイ軍かパ軍か一瞬見分けがつかないとこもありましたが
途中で沈没した商船から救助した難民医師の母子のお母ちゃんが美女でしたねぇ
男むさい戦争映画に華を添えてくれていましたねぇ

2017年製作、インド映画(日本未公開作品)
サンカルプ・レディ監督作品
出演:ラーナ・ダグバーティ、ケイ・ケイ・メノン、アチュール・クカーニー、ナーサル、オム・ブリ
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二代目襲名:明日香 絡み合う愛欲と復讐

2018-10-11 04:14:11 | OV
エロス×任侠 新シリーズここに誕生!!生と死を分かつ極限のバイオレンスと、情熱的SEXが絡み合う!!
飛び交う銃弾、踊る剣閃、蠢く陰謀―渾身のアクションと濃厚なSEX描写の連続!!


って言うような惹句にのせられて
これは一日1本任侠映画を見ていく企画にピッタリとレンタルしちゃいますよねぇ
しかし、このOVは実は”エロス×任侠”と欲張ったせいではないとおもいますが
実にアカンOVです
任侠とかエロとかというものではなくて
まず、ドラマとして完全に成立してない

主演の推川ゆうりさんって私的にはお初の人でしてAV女優さんなんでしょう
まずこの人をしゅやくに据えたのが間違い
演技が幼稚園と言うよりかは保育園に入園する以前の問題
OVとかピンク映画でその演技の幅を広げて来てる卯水咲流さんとのギャップが酷過ぎて
監督の遊山直奇も苦労されたに違いないけど
おっぱいだけは実に見事

日本人の男の役者さんって言うのは刑事とヤクザを演らせたらみんな見事に演じられる
って言うのを聞いたことがありますが
それは嘘でしたって言うような見本市状態って言うのもあるんですが珍しスギでしょう
まともにヤクザを演じきれてないってのが・・・

もうひとつのがウリであるエロチック描写にしても推川ゆうりのよさが全く伝わらない
卯水咲流もとんだ作品に出演したようなって言うか、ある意味気の毒としか言いようがない

よくまぁこんな作品を作ったもんだ
こんな作品は作っちゃいけないし
コレを世にだしてお金をとってはいけない作品
どんな地雷でもどこか誉める(-_-)とかひとつくらいはあるものもンだが
これは何処にもないからねぇ
本当に卯水咲流が気の毒に感じる映画

2018年製作、日本OV、オーパス作品
遊山直奇脚本・監督作品
出演:推川ゆうり、卯水咲流、大野亮、瀧川拳
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