一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「昭和残侠伝」シリーズ6作目
「昭和残侠伝」は東映大泉撮影所製作の映画
そこに京都から山下耕作将軍を招聘したようで
前二作のマキノ正博監督の臭いを消すかのように山下将軍は
映画自体が真っ当な正業を持つ労働者とか堅気の人が全くといっていいくらい絡まない
絡んでくるのは映画の舞台となる色街玉の井の女郎屋さんの女郎とそのお客くらい
それも秀次郎が怒りの頂点となるようなクライマックス前でのシーンで悪徳ヤクザに爆殺される人々くらいでしょうか
と言うことで、東映お得意の正調ヤクザ映画の1本になってるのと
ナゼか106分とシリーズ作でも一番尺が長い
ヒロインはなんと大島監督の奥さんである小山明子さんに
藤純子さんはスケジュールの都合がつかなかったのか?
後妻とは言え極道一家の姐さんで、一家の総領長谷川明男の継母という役所
山下監督は映画で花を登場人物の心裡(心理じゃないです、心の中にと言うことで造語です)を仮託すのがお上手なお方
菊の花と小山明子さんは似合っていた、しかし好きですな山下監督は花が
御大片岡千恵蔵さんを担ぎ出して映画に重みを出されていたのはいいのですが
悪徳敵対ヤクザの親分には須賀不二男を配しているのが
いくら頑張っても千恵蔵御大には貫禄不足は仕方ないけど
天津敏さんの役所に 諸角啓二郎なのもやっぱ両者ともに貫禄の不足感は否めない
道行きは雪降るなか二人が隅田川の土手道を歩くのだが
雪がうっすら積もる土手道と対岸の人家の灯りはすべてセットなのよね
スタジオシステムのいい時代というか映画会社の職人社員さんたちはいい仕事しますよね
今じゃこれだけのセットは組めないし、組めるだけの人材も育成してきてないだろうな
○○製作委員会システムの映画製作ってのは人材を一時的に寄せ集めてのクルーユニットだし
殴り込みに行く前陸橋から秀次郎と重吉のお二人さんが刀の鞘を下の道に投げ捨てたはずなのに
カタルシスの大立回りすんだあと二人がこの陸橋の下道を歩いて行くのですが
先に捨てた筈の鞘がどこにもなかったのはスクリプターのミスってことにしておこう
1969年製作、日本映画、東映作品
山下耕作監督作品、神波史男、長田紀生共同脚本
出演: 高倉健、池部良、片岡千恵蔵、小山明子、大木実、長谷川明男、葉山良二、須賀不二男、沼田曜一、寺島達夫
本日の一本は「昭和残侠伝」シリーズ6作目
「昭和残侠伝」は東映大泉撮影所製作の映画
そこに京都から山下耕作将軍を招聘したようで
前二作のマキノ正博監督の臭いを消すかのように山下将軍は
映画自体が真っ当な正業を持つ労働者とか堅気の人が全くといっていいくらい絡まない
絡んでくるのは映画の舞台となる色街玉の井の女郎屋さんの女郎とそのお客くらい
それも秀次郎が怒りの頂点となるようなクライマックス前でのシーンで悪徳ヤクザに爆殺される人々くらいでしょうか
と言うことで、東映お得意の正調ヤクザ映画の1本になってるのと
ナゼか106分とシリーズ作でも一番尺が長い
ヒロインはなんと大島監督の奥さんである小山明子さんに
藤純子さんはスケジュールの都合がつかなかったのか?
後妻とは言え極道一家の姐さんで、一家の総領長谷川明男の継母という役所
山下監督は映画で花を登場人物の心裡(心理じゃないです、心の中にと言うことで造語です)を仮託すのがお上手なお方
菊の花と小山明子さんは似合っていた、しかし好きですな山下監督は花が
御大片岡千恵蔵さんを担ぎ出して映画に重みを出されていたのはいいのですが
悪徳敵対ヤクザの親分には須賀不二男を配しているのが
いくら頑張っても千恵蔵御大には貫禄不足は仕方ないけど
天津敏さんの役所に 諸角啓二郎なのもやっぱ両者ともに貫禄の不足感は否めない
道行きは雪降るなか二人が隅田川の土手道を歩くのだが
雪がうっすら積もる土手道と対岸の人家の灯りはすべてセットなのよね
スタジオシステムのいい時代というか映画会社の職人社員さんたちはいい仕事しますよね
今じゃこれだけのセットは組めないし、組めるだけの人材も育成してきてないだろうな
○○製作委員会システムの映画製作ってのは人材を一時的に寄せ集めてのクルーユニットだし
殴り込みに行く前陸橋から秀次郎と重吉のお二人さんが刀の鞘を下の道に投げ捨てたはずなのに
カタルシスの大立回りすんだあと二人がこの陸橋の下道を歩いて行くのですが
先に捨てた筈の鞘がどこにもなかったのはスクリプターのミスってことにしておこう
1969年製作、日本映画、東映作品
山下耕作監督作品、神波史男、長田紀生共同脚本
出演: 高倉健、池部良、片岡千恵蔵、小山明子、大木実、長谷川明男、葉山良二、須賀不二男、沼田曜一、寺島達夫