MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

無頼 殺(バラ)せ

2018-10-23 22:49:36 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は渡哲也の「無頼」シリーズ6作目、そしてこのシリーズの最終作になる。

タイトルは「殺せ」と書いて”バラせ”と読ませる
このシリーズは一応日活ニューアクションの萌芽と言える作品群だが、
今までの日活映画の持っていた無国籍ムードアクションとは一線を画する
コテコテの勧善懲悪的である我慢劇としてラストにヒーローの我慢の緒が切れるって言う
東映任侠映画の完パクシノップスは
東映の集団時代劇で新境地を拓いた池上金男さんの貢献だろうけど

ある意味旧アクションとニューアクションの橋渡しでしょうか
この作品から協同脚本に永原秀一が加わってるのも見逃せない
この後永原作品から「野良猫ロック」が生まれるンですねぇ
ということで相変わらずの集団滅亡映画、特に今作は徹底した集団滅亡の極致は
池上金男の真骨頂

もうここまでシリーズが進むと時代設定が定かでなくなって来てるのは、
時代設定によって表現したいテーマに制限がかかることを
極力避けて時代背景をある意味製作時代の昭和44年当時の状況に置くことで
より映画のテーマである集団滅亡を鮮明にしたンでしょうか

場所は川崎市ですか、
組織拡大の為に鉄砲玉を送る大組織と地元の旧態一家との確執の中で
所謂空の青、海の青にも染まないで海の上を
飛翔する白いカモメのような主人公は相変わらずの姿ですけども

今回は古い一家の代貸に世話になっていて
その奥方の妹に松原智恵子さんが
今作品ではヒロインの一途さがだいぶ薄くなったキャラでした

キャラと言えば鉄砲玉が主人公に土壇場で助けを求めようとするのが新しい
鉄砲玉の郷鍈治がよい悲哀感を滲ませていたキャラを演じて好演

渡哲也と松原智恵子さんが語り合う川辺は多摩川の川崎側土手にあるコロムビア水門ですか
このコロムビアの工場の所番地が港町13番地だとか
美空ひばりさんのあの歌はここで生まれて、あのタイトルが付いたとか
ってのはTVの番組で知った余計なトリビアですけども
裏切った近藤宏が追われて転ぶ踏み切りは浜川崎線ですか
昔の川崎の風景がある意味懐かしいな

お里帰りしたンでしょうか?
カタルシスはゴーゴー喫茶で、ゴーゴーガールのミニスカを
ガラス床板越しに見える地下室で
麻生レミとフラワーズのロック「君恋し」とのカットバックでのアクションでしたね

1969年製作、日本映画、日活作品
澤田幸弘助監督、小澤啓一監督作品、池上金男・永原秀一共同脚本
出演:渡哲也、松原智恵子、江原真二郎、野添ひとみ、和田浩治、水島道太郎、郷鍈治、須賀不二男、今井健二 、近藤宏
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スカイスクレイパー

2018-10-23 20:04:04 | 洋画
一昨日だったのよこの米盤のBlu-rayを購入したのは
我が家のAV環境はUHDでも3Dでもないのですが見つけたら買ってしまう
一応UHDよりもちょっと安い3D&2DのBlu-ray2枚組ですから
なんだか環境がそうではない人が言うのもおかしなお話ですが
最近では日本ではプレイヤー自体が3Dって言うのの製作も中止しており
ハードウェアがそうならとソフトも3Dの販売が殆どされてないようで
実はハードウェアはUHD専用器には3D機能が内蔵されてるとか
でも3D専用モニターが必要に・・・

さてお話ですが・・・
ってその前に一応レジェンダリーって言うアメリカの製作会社の映画ですが
このレジェンダリーって言う会社の資本は100%中国と言うことです
一応バブル時代にコロンビア映画をSONYが買い取って所謂日本企業の資本金100%ですが
金は出しても日本はなんにも口出しせんけども
レジェンダリーはちゃんと中国を前面に出してアメリカ映画を製作しちょるんよね
したがって今回の舞台は香港です

そして香港では世界一の220階地上1キロmの超高層マンションと言うか
もう居住区と商業施設の同居した摩天楼(skyscraper)をITの叡知で管理するものを構築しちゃう訳で
そこの警備主任にロック様
そうなんですよねオープニングはロック様が人質事件解決のために
FBIの特攻隊長だったんですが任務に失敗して犯人に自爆に巻き込まれ
なんと左足膝から下を切断されて
その時の主治医と結婚して10年、今では二人の子にも恵まれてこの摩天楼の96階に居住してる

このお母ちゃんも強いし、劇中内助の功じゃないけども活躍しますし
なんとハンデだと思える義足が逆に生かされていたり、ハラハラもさせられたり
ってもう八面六臂のロック様のアクションシーンでは義足って言うことさえ念頭からロック様も見てるこっちも忘れてるんだけども
ハンディキャップだったって言うのを時々おもいださせてくれるって言うのがある意味新鮮
負の要因を正に変えてしまうのね

あとTVスポットの空飛ぶロック様はクライマックスではなかったし
以外と銃撃戦のシーンがあったりするんですねロック様以外のとこで
ビルの内部では火事だったり、ビルの壁面をガムテープだかの粘着力で這ったりと
もう色んな娯楽映画のエッセンスを詰め込んでの大サービス

確かに3Dで見たらきっと高さを感じられたと思える映画ですが
一応中国資金で作られた映画とは言え、根本はアメリカ映画伝統の家族のために命を張ってガンバるおとうさんを見る映画ですよね

しかし中国資本になってからレジェンダリー作品の配給から撤退したのかなぁWBは
この映画も配給はユニバーサルだったなぁ

2018年製作、アメリカ映画
ローソン・マーシャル・サーバー監督作品
出演:ドウェイン・ジョンソン、ネーヴ・キャンベル、チン・ハン、ノア・テイラー、ローランド・ムーラー、バイロン・マン、パブロ・シュレイバー、ハンナ・クィンリヴァン
コメント (2)
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