MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

極道の紋章 第十一章

2018-12-07 23:49:48 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は、再び白竜と松田一三W主演の「極道の紋章」シリーズに復帰ではありますが
現在OA中の日本映画専門チャンネルでは、今月では終わりませんので
また中断しますし、一応この企画は今月一杯までの予定ですので
この企画が終わっても企画外でこのシリーズの記事も最終回まで続けていくつもりです
宜しゅうお付きあいくださいませ

さて前回で病床でその生涯を終えた川谷才蔵の8回目の月命日
津波と前崎は川谷の墓前で偶然出会う出会うものの
二人の話は前崎が関東進出の拠点を横浜に作った前崎組に対し、
関東の組織は警戒の目を緩めなかった。そんな中、横浜を縄張りにする、
弘和会傘下関東親睦会目黒組は、普段から川谷組とのいさかいが絶えなかったが、
遂には前崎組の組員を殺害するにいたり

ついに弘和会が実権を握る関東睦会と川谷組との一触即発の危機が
津波は敢えてそんななかで葬儀のため続々と幹部を横浜に送り込む、
しかし、これは逆に目黒組に火をつけてしまい
関西侠友会と関東睦会との、全面戦争に・・・

“東西戦争”を避けるために川谷組二代目堂本は関東睦会でも重鎮で
先代からの付き合いのある辰巳一家に仲裁の労を依頼するものの
目黒は関東睦会でも幹事長側近に煽られ
なんと堂本のタマをとってしまうのだった

関東と関西の思惑が交差する抜き差しならない状況への予感を秘めたお話に・・・

二代目も殺され、今後の展開としては前崎が三代目にって言う方向に進んでいくのでしょうね
それにしても松田優の二代目組長はあっけなく凶弾に倒れてしまうのね
さて弘和会の会長であり関東睦会の会長でもある権藤にはなんと力也さん
多少病魔が・・・ってことでしょうか
全く動かずの座ったまま、それも床の間柱に背中預けての1だご出演でしたが
座したままでも流石の貫禄
シリーズの何作までのご出演になるのかなぁ

2010年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、小沢仁志、松田優、国本鐘健、宮村優、下元史郎、飛野悟志、木村圭作、力也、桑名正博
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マッド・ダディ

2018-12-07 20:34:39 | 洋画
私的にはニコケイ映画と言うか、ジャケットにニコケイが描かれてれば速効レンタルしてくるんですが
実はこの作品以前に先月ですかニコケイの「ダークサイド」って言う映画がリリースされてるんですが
これはなぜか日本版のBlu-rayを購入しているんですが
買っちゃうと安心して中々見ないと言う性格

実はこの映画も米盤のBlu-rayを購入していてもう一か月半くらい買ったままでしたが
この5日に日本でDVDがリリースされたので
見る機会を得たのかなってことから未見の山から引っ張りだして来たら
なんと「ダークサイド」の他に米盤の「MANDY」って言うニコケイのBlu-rayも出て来てしまった
順に見ていくことにするかと言うことでまずはこの「マッド・ダディ」

米盤の原題は「MOM AND DAD」つまり両親をと言うことですね
でさらに米盤のジャケット風に
MOM
AND
DAD
って書いて頭だけ縦に読むとMADに・・・

どっかでチラっとこの映画を一言で表現すると”「ザ・チャイルド」の逆ヴァージョン”ってみた記憶があったものの
それをどこのだれが書いたのかも全く覚えてはいませんけども
言い得てその通りといってもいいのですが
「ザ・チャイルド」は子供たちが群れをなして不特定多数に大人たちを殺すお話
でしたが、

確かにこちらは大人が子供を殺すと言う誠に不道徳なプロットとなっていますが
不特定に子供たちを無差別に殺すわけではなくて
実の親が実の子を殺すだけというある意味plotの妙でして
コレが後半生きているんですね

オープニングは上流のアメリカの一般家庭の朝の風景から始まるものの
これまた家族がある意味バラバラ
思春期の娘は彼氏とのSNSに夢中で親の話は全く聞かない
学校でも携帯に夢中で授業は聞かないものの
もう一人アッパラパーの友人と思春期を満喫してると

何が原因でそうなったのか映画では全く語られませんが
親が実子を殺し始め、子を殺すために親たちが学校におしかけての
阿鼻叫喚の大殺戮大会に・・・っても自分の子を殺すだけですが

後半はこの娘と弟を殺そうと父親が母親があの手この手の武器で隠れてる子供を殺そうとするものの
その間に回想が入って夫婦の過去が語られたりも2するのですが
親が子を殺す理由は全く語られません
子の方も地下に潜ったりなんとか抵抗をするものの
アワやってときに両親の両親がやって来て、つまりじいちゃんばあちゃんが自分の息子を殺そうと・・・
そうなんですね孫は隔世と言うことで殺しの対象外って言うことに・・・

お父ちゃんニコケイの殺しに狂いまくる姿が実に楽しそう
っていう実に不謹慎な映画
実に独特な毒にまみれた映画

2017年製作、アメリカ映画
ブライアン・テイラー製作・脚本・監督作品
出演:ニコラス・ケイジ、セルマ・ブレア、アン・ウィンターズ、ザカリー・アーサー、ランス・ヘンリクセン
コメント (2)
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