ウインド・リバー

12月4日にリリースされた新作DVD
ジャケット借りの私にとっては、ちっとも感興の湧かない絵面
セットにするための作品探しで手に取ったら
なんと出演者としてジェレミー・レナー,にエリザベス・オルセンの名前
「アベンジャーズ」繋がりのお二人
更に監督は「ボーダーライン」の脚本を書いた人
ってことでジェレミー・レナーもエリザベス・オルセンもお気に入りの役者さんですので
注意してなきゃ見損なっていたようですね

ジャケットの絵面通りの雪深きワイオミングの原住民居留区がこの映画の舞台
従って警察も所謂原住民が統治しているものの
さほどの捜査権はないようで、一旦今回のような殺人事件が起きると司法権は連邦警察
そう居留区と言う特殊地域ですのでFBIにしか捜査権がないのかな

居留区内で合衆国野生生物局のコリーは雪原で凍りついた少女の遺体を発見します
やってきたのはFBI女性捜査官が一人
一応遺体を見ただけでレイプ殺人を見抜いた女性捜査官
検死医師はレイプ痕と額の傷跡は認めるものの、直接の死因は冷気による肺の破裂
他殺とか殺人とは認めなかった為にFBIは捜査班を送ってこんし
過酷な自然環境に捜査が思うようにいかずジェーンはコリーに協力を要請

遺体の少女はコリーの娘の友達で、コリー娘も3年前に凍死体で発見され
今でもその心の傷をコリーは引きずっていたり
なぜウインド・リバーでは少女ばかりが殺されるのか？

事件を追う二人は原住民居住区に追いやられてこんな雪深きところに押し込められた人々の閉鎖的な村社会的な暗部を見つつも
こんなところに連邦政府の掘削施設があり
そこの警備員と被害者少女との接点を見つけ

連邦政府所管の施設職員と原住民警官隊とが・・・
お話はいたって単純でしたが
ラストの銃撃戦、それも至近距離での撃ち合いといい
ジェレミー・レナーのライフルの銃撃がすさまじい

ミステリーではじまり銃撃バイオレンスあり、ラストは被害者少女と同じ状況に追い込んでの復讐劇と十分に堪能できる107分でした

2017年製作、アメリカ映画
テイラー・シェリダン脚本・監督作品
出演：ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル、グレアム・グリーン、ケルシー・アスビル、ギル・バーミンガム、ジュリア・ジョーンズ、マーティン・センスマイヤー、テオ・ブリオネス、エイペザナクウェイト、タントゥー・カーディナル、ジェームズ・ジョーダン、エリック・ラング

九州激動の1520日~新・誠への道~

一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は九州での暴力団の一大組織といっても
所謂大同団結の寄せ集め組織での覇権と言うか組織の長の
下部組織の経済的な成長に嫉妬して？そのしのぎを横取りしたために起きた
内部抗争に発展し分裂しての抗争で
佐賀だったか大分だったか、間違えて病院入院患者の民間人を射殺しちゃったことで
一応抗争は終結した事件を
全三部作品としてGPミュージアム(現オールインエンターテインメント)が白竜で映像化した作品の第一部です

実際の事件と言うことで、この作品もすべての人物団体がすべて一字か2字違いの仮名ですよね
ただ登場人物が多過ぎて
人間関係を整理するものも面倒でして、頭の悪い私は
森羅万象さんのナレーションを聞いても理解不能なので
唯一理解できる役者さんの顔で人物整理をしていますが
この作品一体どこから製作費を捻出したのかと言うくらい
Vシネオールスター総出演の体でしてなんと松方弘樹さんまで出演されてる

タイトルにあるように1520日に渡る長期の抗争ですので
この第一部では統べてではありませんが主要登場人物と相関関係の紹介をかねて
白竜さん演じる、気性の荒い大牟田で育ち、地元組織村富一家村富会のヤクザとなった
浪岡政浩を中心にして
三代目を村富一家村富会親分の村富長次郎が娑婆へ戻り、
二代目雄仁会の副理事長へと昇格
更に雄仁会の代紋を掲げ浪岡はその豪腕で東京進出も果たしていて
稼業が磐石に進むなか村富一家が予想以上に力を持つことを恐れた雄仁会会長は
村富が巨大になることをおそれ
その稼業を横取りしていき雄仁会と村富一家との関係がが次第に崩れはじめる
ところでto be continuedですか

面白い部分は第二部ですか、次回に期待

2009年製作、日本Vシネマ、「九州激動の1520日」製作委員会作品
壺井詠二監督作品
出演：白竜、岡崎二朗、山本譲二、誠直也、桑名正博、小沢仁志、武蔵拳、松田一三、虎牙光揮、曽根悠多、小沢和義、松田優、Koji、中倉健太郎、本宮泰風、松方弘樹