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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

仁義頂上編エピソード2

2018-12-25 23:37:41 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は竹内力さんと榊原利彦W主演の「仁義頂上編」の第2弾です

昨日こも記事にも書きましたがエピソード2は砂組
が倉持組のお嬢さんを倉持組に返すところから始まります
ってことで前作でクライマックスで逃げていった箕輪組の組長
そして大久保貴光演じる加瀬が頼った千葉の裏切り者を退治しただけで
倉持組の若頭たちは放置プレイだったんですが
やっぱエピソード2は前作の続編になっていたんですね
オープニングでちゃんと決着着けるっていうのがわかる仕組みに・・・

で倉持組と栃木の箕輪との癒着を探るべく栃木に行くことになった仁に加瀬がついていくことに
仁と加瀬は立ち寄った栃木の食堂で箕田組若頭に絡まれた女将を助けたことで
食堂の用心棒になることになりますが
勝矢さんの演じる若頭はノー足りんですから仁のことをまるっきり覚えてないと言う設定
さらに食堂で皿洗い皿洗いをしている仁に”なにしてる?”の義郎の問いに
笑いながら"皿洗いだ"と答える仁
それにすかさず"だな"と答える義郎
こういった二人のやり取りが実にいいですね

栃木に新規に発電所が出来ると言うことで土地を買い漁る箕輪に流れる資金源はなんと
一円会の資金の流用を画策していたのは倉持組の若頭の鬼頭が書いた絵図でして
箕輪を操り倉持組の跡目相続からの一円会の乗っとり

栃木に事務所を構え、加瀬に因果を含ませて倉持組と箕輪の癒着を暴く義郎の計略に
はまって結果仁と義郎に始末されると言うことで
いつもの「仁義」プロットですが
クモ助と米倉の活躍は新シリーズでは少ない
っていうのが私には難点ではありますが
それを感じていたのか製作陣は前シリーズの映像をふんだんにインサートして
仁と義郎の思ひ出語りをしてくれています

倉持組の親分にはなんと堀田真三さんでしたか

2012年製作、日本Vシネマ、日本映像作品
松井昇監督作品
出演:竹内力、榊原利彦、山口祥行、菅田俊、中野裕斗、大久保貴光、磯部さちよ、賀川黒之助、勝矢、仙波和之、堀田真三
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ミッドナイト・アサシン

2018-12-25 04:06:50 | アジア映画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行【WCC ワンダーナイト・シネマカーニバル2018】の<BBAD(AYA PRO PRESENTS バリバリ・アクション・伝説)>にて上映された1本
何せ彩プロ買い付けの作品だし、相変わらずのジャケット借りでしたので
ディスクをプレイヤーに入れた途端に半月の彩プロのロゴが出て来たので

期待をねびいて見はじめたのですが・・・
これが結構最後まで見いってしまった、いい意味で裏切られた
完全にジャケット詐欺でしたがフィリピンの貧民層の生活が町の垢のようにこびりつき
それらが見てるこっちに刺さって来るのんね

主人公トトは、兄が捕まり、一人で生きていくしかない
今日も兄の要請で口のなかに剃刀の刃を仕込んで兄にあいにいく
どこから見ても強そうには見えないし年齢も14、5才くらい
庇護する兄も今日のねぐらも2金もない、雨が降ってもただただ町をあるいてるだけ

なのだがなんとセフレがいるんですね、同い年か1、2才年上かなぁ
何せ金もないねばしょもなきトトはセフレも自分も着衣のまま立バックの体位ですか
役者が未成年ってことかと思ってましたが
セフレの家では少女のほうがおっぱい露出してましたが児ポに抵触せんのかな

そんなストリート・チルドレンのトトと女殺し屋のイルマ
孤独な二人が、出会い犯罪を重ねていくうちに疑似親子のような関係になる姿は、
多くは語らない二人ですがイルマの母としての顔を見せる
回りからは親子と見られてますが、イルマには実子がいたんですかねぇ
トトに与える服はサイズもあってるような

彼女の仕事は男性パートナーと夜な夜な麻薬犯罪グループの殺害代行をしており
銃の腕前も仕事も確かな女掃除屋さんですが、
そんな仕事をトトにも兄の保釈金の一部になると手伝わせます
さらにトト見る目はどこか優しく、いない息子の面影をまるでトトに重ねているかのようです

でもマニラのスラム街ではトトとイルマのある意味疑似親子の関係は長くは続かない。
イルマは仕事中にヤク中になってる息子を見つけて
逃亡危機に陥った状況下で実子と逃げるためにトトをなんの躊躇いなく射殺してしまうのです
この躊躇いのない究極の選択を一瞬の動作で見せる手法は見事
映画の途中で一人の主人公が死に
ラストではもう一人の主人公も銃撃されて・・・

それなりに見せてくれる作品でした

2017年製作、フィリピン映画
ミカイル・レッド監督作品
出演:ユーラ・ヴァルデス、ティモシー・カスティーリョ
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