MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

S.A.S.特殊空挺部隊 史上最悪の極秘空輸ミッション

2021-02-05 23:08:29 | 洋画未公開
どーでもいいことですが、アジア映画に偏りつつあるもんだから
その中に突っ込んだ西洋映画に一本
デカデカと書かれた“ド派手に、行くぜ!”って言う惹句だけでレンタルしてきました
戦争映画だと思ってましたが見たら違ってました
一体どこが“S.A.S特殊空挺部隊”なのかしら
 
話がちょっと脇道にそれちゃうんですが、allcinemaさんにはこの“空挺特殊部隊”のとこが“英国特殊部隊”になってまして、確かにS.A.Sっで”Special Air Service“の略で英国空挺特殊部隊ってことですから
どっちもちょっと言葉足らずでしょう
 
なんでこんなこと書いたかっていうと、実際映画にこの英国特殊部隊なんて出てこない
一応WWEスター、ステュアート・ベネット演じる男の正体が明らかにされていませんから空挺部隊っていう意味がわからんけども
一応過去の犯罪歴を帳消しにしてやるから
お前の悪友でもあるヴィニー・ジョーンズ演じる元工作員の大悪人ティーグを生け捕りにしてこいと諜報員チームを任されて
男女二人の若手隊員を連れてサクッとティーグを捕まえるのだが、
そこに仮面を被った最強の刺客がやって来てティーグを渡せと言う
さらにさらに見るからにアホっぽい服装のティーグ奪還の5人組まで現れ
三つ巴のティーグ争奪の銃撃戦から肉弾戦の鶴瓶撃ち展開になるんですね
 
ティーグを生きて連れてこいっで言った命令だったからか
激しい十字砲火な銃撃戦でもなぜかティーグに弾が当たらないっていうツッコミ入れるって言うのは野暮っていうもんですが
要はアクション映画ですから女性陣もゴリゴ銃撃戦にvs男との肉弾戦まで戦うし、
ってなんとの仮面の刺客自体仮面とったら女だったし
もう元総理で東京五輪会長の森さんだったらお口アングリになるような女性が活躍するアクション作品でもありまして
巨漢同士のステュアートvs ヴィニーの肉弾戦は迫力満点でしたねぇ
さらに女優陣もキャットファイトという名の肉弾戦を見せてくれますので
期待していなかったからか、こんだけ派手に撃ちまくり、打ち合う映画だったとは
ある意味拾い物の作品だったといえる

2020年製作、イギリス映画
ロス・ボヤスク脚本・監督作品
出演:ステュアート・ベネット、ヴィニー・ジョーンズ、リー・チャールズ、カトリーナ・ダーデン、ジェシカ・ジェーン・クレメント
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鬼手<キシュ>

2021-02-05 18:03:57 | 韓国映画
今2月は先月に比して、韓国映画の二次仕様と未公開作品とか含めて韓国映画のDVDリリースがいつもより多いようですね
そんな中ついに本命と言われていた「鬼手」がDVDリリースされましたので
早速セットに組み入れてきました
っていうかセットにするのにも、どうなんだろう韓国映画と中国映画ばっかになってしまったじゃないか
ってことで西洋作品とか組み替えて調整しました
っていうのも続けて見ると中国が映画は目が疲れるし、韓国映画は精神に負担がかかるからですが、一度離れると次にレンタルするのに苦労するんだよね
大手2チェーンを上手に使い分けるしかないかな
 
2015年に「神の一手」っていう囲碁というか、賭け囲碁を題材にした復讐劇の韓国映画を見ました
大変面白かったことを覚えていますが、その続編になるのかな
「神の一手」の原題がハングル表記だと「신의 한 수」、英語表記では「The Divine Move」でして
allcinemaさんによると今回の「鬼手」のタイトルが「신의 한 수: 귀수편」「The Divine Move 2: The Wrathful」ってなってます
そういうことでキャラクターは違いますが囲碁と復讐劇の組み合わせプロットに違いはない
囲碁という基本ボードゲームの静と主人公の6つに割れた腹筋からも判るように肉体アクションの動とのコントラストが映画を面白くさせていて
 
お話は、全くなんのつながりもありまでんが、映画の囲碁で復讐と言った基本コンセプトは変わっていない
前作では見られなかったんですが、今作では主人公が鍛えられるシーンで納屋に閉じ込められて内と外とで、なんとめくら囲碁をやるんですね
盲は差別用語ですから、現在では目隠し将棋ととか脳内将棋とか言われていますが
そうですよねあの座頭市でさえ、丁半博打以外にめくら将棋を対決相手といつ鯉口切るかと言った緊張感の中で将棋さしていたっけ
 
お話は主人公が囲碁の大家に姉を蹂躙され、自殺した姉の仇を討つっていうだけのじつに単純な基本プロットなんですが、そこにいろんな要素を突っ込んで緊張感を高めていく作劇術は実に韓国映画は上手ですよね
私自身将棋はしますが囲碁は全く知らない、子供の頃父と母とが囲碁をして遊んでいた時に教えてもらおうと思いつつも
座って遊ぶより走り回る遊びを・・・
座ってじっとしてることが苦手な子供だったけど、
映画館に何時間でも座ってられるににねえ
 
映像から伝わってくる緊張感が楽しかったんでしょう、だからじっと座って見てられたんだと思います
この作品も映像からビンビンと緊張感が伝わってきます、映画の中でもキャラクター同士の緊張感も・・・
これが映画の醍醐味なんですよね
囲碁だけでなく、主人公に次々と立ちふさがる強敵とか、決してまともな社会の住人ではなく裏社会の怪しげな奴らばかりですが
彼が姉脳内仇と狙う大物は、表社会の囲碁界での最高峰の人物
 
実際に悪い奴は善人面してのうのうと暮しているって
どこの世界でもおんなじなんでしょうが、韓国映画の得意とするとこですよね

唯一残念なのは「神の一手」でもそうだけどヒロインがいないことですかねぇ
でも面白けりゃそんなことはどーでもていい
 
2019年製作、韓国映画(日本公開作品)
リ・ゴン監督作品
出演:クォン・サンウ、キム・ヒウォン、キム・ソンギュン、ホ・ソンテ、ウ・ドファン、チョン・インギョム、ウォン・ヒョンジュン
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