これは、レンタルDVDにくっついてくるトレーラー集
結構時間食うので、いつも最初の一本だけ見て、そいつが一度見たものである時とか
大抵スキップしちゃうんですが
これは、そんなトレーラーで、こいつはリリースされたら見たいなって思っていた作品
1発でレンタルできたのはTSUTAYAさんでもGEOさんでもそれなりの本数を導入してくれてたからですね
潜水艦映画って好きなんですが、個人的には閉鎖空間がダメでして
でも見たくなるのがこう言った潜水艦映画
邦題は「ウルブス・コール」って英語だし、なんと円盤のピクチャーでも”The Wolf’s Call“になってますが
完全にフランス映画です
こう言ったのに紛らわしい英語表記はやめて欲しいんですけど
映画的には面白かった
普通は潜水艦が二進も三進も行かなくなって、空気が空くなる中いかに・・・
って言うプロットが多い中、この作品は味方同士が進水させたばかりの原潜を撃沈させると言う作品で
って言うプロットが多い中、この作品は味方同士が進水させたばかりの原潜を撃沈させると言う作品で
プロット的にも面白うございました
潜水艦の行手を決める音声分析官が主人公のお話
キーボードをたたく音だけで海軍提督の軍事PCのパスワードが判るくらいの耳の持ち主ですが、秘密潜行部隊救出の任務で潜水艦の音を聞き間違えて
軍事行動に危機を与えてしまうのですが
どうにも納得いかずに軍にある各国の潜水艦のエンジンの波形を先程の提督のパソコンから盗み、フランス海軍がドローンって分析し、自分もミスしたエンジン波形から
旧型ソ連軍の破棄されたとされてるティムールⅢ号と判断するものの
機密に触れたと監禁される
しかし、前艦長の信頼厚く新原潜の音響班員に推挙されるものの
なんとミスから自暴自棄になった時に知り合った姉ちゃんと肉体関係と大麻を味わってたようで
搭乗拒否されてしまう中
なんとソ連の潜水艦ティムールⅢ号から原爆搭載ミサイルがフランスに向けて発射され、迎撃ミサイル持ち主不発に終わり
大統領命令として進水したばかりの原潜に報復措置としてロシアに向けてこちらも原爆ミサイル発射命令が届くものの
テロ目的の第三国がロシアとフランスを戦わせようって弾頭に原爆搭載してないミサイルを発射してきただけで
フランス原潜から原爆ミサイル発射を止めようって言うお話でした
フランス海軍では大統領命令が発令されると、最優先事項で国家の安全確保から
提督の無線でも発射を止められないと言う徹底ぶりなんですね
でもう一台の最新潜水艦に提督と件の音響員が乗り込んでなんとかミサイル発射を止めようって、お互いに味方同士で魚雷発射するって言うとこがクライマックス
音信不通で最終的に魚雷発射しか無いって言うスリルが良かったなぁ
オープニング掃海ヘリを海上に浮上してまさかの船上から無反動砲で撃墜する荒技とかありえんだろう
ライフル一丁の射撃で装甲ヘリが銃弾避けるってもありえんだろう
しかし、フランス海軍の徹底した大統領命令を誰も止められないって言う不文律がすごいですよね
2時間弱十分に楽しめる作品でした
2019年製作、フランス映画
アントナン・ボードリー脚本・監督作品
出演:フランソワ・シビル、オマール・シー、マチュー・カソヴィッツ、レダ・カテブ、パウラ・ベーア
