いやびっくらこんな地震です、書いてるときでしたし
なんだか東京我が地域は震度4だとか、TV速報では最大6強だったそうですが
DVDの山が相当崩れたし、30秒程度だったそうですが
嘘だろうもっと長く感じた
枕が地震になってしまったし、命縮んだ
さて、goo blog さんの規約に抵触して、削除した記事をなんとか基準に沿った形で復活させていく企画
本日は城定監督最高傑作と言われてる、古川いおりさん主演の「悦楽交差点」、物理的ではなく
精神的な問題で映画館に行けない私が見られるのは、もちろんR−15作品
ピンク専門劇場公開作品のR−18作品のタイトルは「悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき」こっちはタイトルが内容を表しすぎてるかなぁ
主人公の男はうだつのあがらないヲタク男、実に麻木貴仁がいいキャラで出演されてます
新宿大ガードで人口調査してて“1000人目のオンナは俺に女房に“.ってカウンターカチカチしててその1000人目のオンナがこの人

見初めて五年、実にこまめに調査追跡って書くとちゃんとしてるように聞こえるんですが
砕けた言葉で言えば五年間ストーカーを続けてるヲタクっていうよりは、キモヲタ
現在は人妻となってるオンナの家の隣に越して、夜な夜な部屋を覗きまくり
日常の夫婦の生活を見てるうちに会話の内容までわかる読唇術まで身につけて毎日監視していた

男の行為はさらにエスカレートしゴミ袋を盗んで中身までチェックまでしてしまう
出てくるのは食べかすにワンピースそしてなんとピンク柄の歯ブラシ・・・
そんなストーカーの存在に気付いていたオンナ
そんなストーカーの存在に気付いていたオンナ
70分の尺でしかないですが、オンナの旦那は福咲れん演じる部下と不倫していて
それも知ってるオンナっで一体・・・
旦那はそんな部下との不倫に仕事を託けて一夜をあける
そんな夜に酔った勢いで男の部屋を覗きにいく
そして男が目を開けると目前に意中の女性が微笑んでいた。
そして視点というか主体が古川いおり演じるオンナに代わる

なに不自由ない生活にみえていたオンナの本当の実態がオンナによって語られる
ゴミ袋に込められたオンナの悪意もきちんと伏線回収されるのが実にうまい
浮気夫の主婦でいるオンナの心の奥底に秘めた闇
この反転が実にいい、オンナの恐ろしさが如実に表現されている
何か不自由のない人生を送ることが女の裏の顔だった
そこに愛はない
一目惚れした女を自分の理想の人と妄想するストーカー男の純情見たさにちょっとのぞいて
興味半分肉体の渇き半分で男を翻弄する楽しさを知って
ここからの視点は男女がしっかりと噛み合わないものの交差してるんですね
うまいタイトルですよね“悦楽交差点”って
そんな平行線の二人の肉体だけの繋がりをコミカルに描いて飽きさせないところはさすが城定監督
女の怖さをみごとに描いた傑作でした
そんな平行線の二人の肉体だけの繋がりをコミカルに描いて飽きさせないところはさすが城定監督
女の怖さをみごとに描いた傑作でした
真実の愛を持った女はうらぶれた街娼を演じてる佐倉萌さんだけだったっていうオチも見事

切り口の違う記事はコチラ
2015年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
城定秀夫脚本・編集・監督作品
出演:古川いおり、福咲れん、佐倉萌、麻木貴仁、田中靖教、久保奮迅、沢村純、森羅万象、伊藤三平、杉浦友哉、岩尾匡哲、名田靖、渋谷将、橋本雄大、飛田敦史
