MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

制覇20

2021-02-21 23:43:53 | Vシネマ
そうなんですね、最終話“18”“19”が二本取りで、“20”は一本取りだったのかしら
打ち切りが決まって、急にどう決着をつけるかって事で
なんと武田信八をいきなり末期癌に・・・
って事で余命何日っていう形で、武田信八のここまでの成り上がりと贖罪のお話に
 
関東との錦城会との抗争になる案件を抗争にさせないというお話にしてましたが
まだ続けてもいいんでしょうが、20と言うキリのいい数字で終わりにさせたようですね
新道会っていう仮称に名古屋を中日市にして途中までは六代目山口組団弘道会のお話にしていたものの
六代目就任に難波の実子を担ぎ出しってところからっていうかそれ以前に新道会の現六代目のモデルである白龍さんを死なせたところから
実録路線からフィクションに返還して行きつつ
過去現在の山口組に起きた様々な事件をモデルにしつつ物語を展開してきたものの
 
まさかこんなに中途半端な全国制覇の途中で終わらせるための末期癌とはねぇ
ま、打ち切りって事で尻切れトンボで知らんぷりするよりは
ちゃんと武田信八の病死じゃなかった
シッカリと小沢兄貴にポン刀でのクライマックスのケレンまでいて混んでくれてるのはよかったけど・・・
 
錦城会の総長に団時郎って、今作だけのゲスト出演でしょうか
そして女医さんに嘉門洋子さん、この嘉門洋子さんって、何回か武田信八に好意を寄せてきていた外科医さんだったのかなぁ
最終回という事で嘉門洋子さんに出張ってもらったような気がする
そして、あきらかに流れ弾で死んだJKの親へのケジメはいらなかったような気がする
 
最終回にふさわしい過去の作品からの使い回しの映像は感傷的すぎたような
でも、まぁいいか白竜さんも久々に見れたし
ある意味最終回にふさわしい作品だったかな
末期癌っていうのはいただけないですよね、末期癌の患者が実弾6、7発食らっても生きて最後のやつまで斬り殺すなんてね
いや、楽しませてもらいました。
 
2018年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
港雄二監督作品
出演:小沢仁志、松田一三、高原知秀、川本淳市、GDX aka SHU、江原シュウ、嘉門洋子、井田國彦、団時朗、渡辺裕之
コメント (2)
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制覇19

2021-02-21 23:08:15 | Vシネマ
「日本統一」シリーズと並行して、日本映画専門チャンネルで連続OAされてきていたこの「制覇」シリーズもこの20日の深夜枠での”19“”20“のOAで、ついに最終月になってしまいました
どう言う結末を持ってくるのかって思っていましたら
前作「制覇18 」から、高杉亘を導入させて、難波組九州制覇の顛末の後半戦
 
って事で高杉亘演じる小田が伊予組親分のおかげでようやっと娑婆に出てこられて
九州進出を目論む難波組若頭は武田は伊予組親分との務所内の関係から早速出所した小田と松山で面会し、難波への勧誘を図ったのだが、
意外にも小田はこれを断って、たった一人で玄海一家との抗争に持っていくのであったが、玄海一家の組長は弟を小田に殺された恨みだけに生きてる妻トシエ日本辟易していつつもトシエの勢いに押されて
九州福岡は九州モン同士の抗争に発展していく
 
それに乗じて小田に盃を断られた武田は対象的に、六代目の学友福岡TV放送の筆頭株主であるトシエを、会社更生法と言う禁じ手で経済的に追い詰めていくのであった
人的に金銭的にトシエ馬場追い込まれ、最後にはTV会社関連で警察に連れて行かれ
ここで初めて九州モン同士の抗争に終結が見え
さらに小田は難波の盃を受け、さらに玄海一家の二代目と兄弟であったために
経済的な財界への手助けだけで難波は九州を制覇してしまったのであった
前作”18“では、こんな仁侠作品にただがなっていたヨシエ演じてる吉行由実の猛女演技が目障り聞き障りぶりが目立った作品でしたが
慣れてみると、案外こう言った役づくりするしかなかったんだなぁって思えるようになった吉行由実さんの演技プランは、さすが監督業も伊達ではなかったようですね
好き嫌いはあったものの完全に薬師寺保栄、高杉亘、大沢樹生は吉行由実さんに食われていた作品だったんですね

今作でも前作同様武田新八は、いけいけどんどんではない作品だったと思いきや、辛抱して待つこともできます。
難波の若頭にしては机が・・・
会議机の前にビロード貼っただけって言うのが実に気になりましたが
ロケに借りた事務所に豪華な机がなかったようですね
小沢アニキも座り方を工夫され豪華な机のように見せていましたが
こう言ったアラを見つけて楽しむと言う天邪鬼な私って・・・
 
しかし、後一回でこのシリーズも終わりです
どう言う結末になるのやら

2018年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
港雄二監督作品
出演:小沢仁志、松田一三、薬師寺保栄、大沢樹生、中山峻、千葉誠樹、江原シュウ、SHU、高原秀和、吉行由実、高杉亘、湯江タケユキ、吉田佑健、渡辺裕之
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リトル・ジョー

2021-02-21 20:06:25 | 洋画
コロナ禍での中で、花粉症の季節になりましたねぇ
私自身花粉症でないとタカを括っていたら、一昨年から花粉症になってしまい、一応昨年はひどくなかったものの、今年は涙鼻水にもう責められて
医者通いに使う電車で咳まで・・・
 
って事で、花粉がもたらす不思議な映画を見てしまいました
遺伝子改造して、人間に心地よい感覚を与える、新種の植物というか、花を新しく開発生産し、それを商売にしている植物会社の、今年のテーマで作られた新種のお花は
花粉で交配できずに一代限りで死滅するお花だが
人間が愛情を注いでくれればくれるだけで、人間に応えて、子供というか、新種のペットみたいな植物を生み出した研究者アリス
 
離婚のシングルマザーです。仕事人没頭するあまり、思春期寸前の子供の面倒を見ることは出来ずに
そう食事は毎回デリバリーです、器用にお箸使ってお寿司とかベトナム料理之麺とか食ってましたねぇ
したがって子供に彼女ができてたのも知らない有様でしたが
父親のもとで暮らしたいって思う子を繋ぎ止めるために
研究開発したリトル・ジョーを密かに持ち出してジョーに与える
 
いい気分にさせる花の香りは花粉から発せらられるオキシトシンと言う物質の分泌らしいのだが
この花粉が実はパンデミックを生んでいたんですね
他の新開発の花たちを花粉によって死滅させたり
そうなんですリトル・ジョーの花粉が人間を支配し始めるんですが
外見が変わらないので誰も気づかない
犬がおかしくなったって言う研究員は花粉に侵された人間によって始末されてしまうし
 
よかれと与えた息子も花粉に支配されていっちゃうんですね
しかし、お母さんは全く気づかない、周りは全て花粉の支配下日本置かれているのさえ気づかないが
なんとなくその危険に気付いた時すでに遅し・・・
彼女もついに花粉之支配下に置かれてしまうと言う
これが品評会に出されて、世界に売られていくと言う恐怖で映画は終わる
 
映像的に実にカラーがテクニカラー風で、実に美しく
どの美しさがある見てるものの意味恐怖を煽る
さらに実にグロも血糊もアクションもなく淡々と映画が静かに平板にすづんでいくんですね
でもってこの監督さん日本贔屓な方なのか
なんと劇伴が全て日本的な楽器での音階でして、かえって日本的な劇伴鼓の音とか横笛の響きが恐怖を煽ってくれる
所々障子とか之背景まで・・・
 
どうってことはないんだけどジワーって恐怖を観客に与えるものの
絵的にもプロット的にも一つも恐怖的な表現みない作品ですが、 実にホラーな映画です。
 
2019年製作、オーストリア・イギリス・ドイツ合作映画
ジェシカ・ハウスナー共同脚本・監督作品
出演:エミリー・ビーチャム、ベン・ウィショー、ケリー・フォックス、キット・コナー、リンゼイ・ダンカン、リアン・ベスト、デヴィッド・ウィルモット、ゴラン・コスティッチ
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