「日本統一」シリーズのスピンオフ作品「日本統一外伝 山崎一門」が一年半ぶりに帰ってきました
前二作品は山崎一門の全員による”俺々詐欺“を退治する群像劇というか
だいぶコメディ色の強い作品でしたし
ちょうど丸神の菊村との狂人的な作品とリリース時期が被っており
その隙間を埋める形でしたが
今回は山崎組四代目組長丈坂口治を演じてる北代高士にスポットを当てての本筋には全く絡まない作品でしたねぇ
山崎一門以外で俠和会からは神農道の植木組の組長永倉大輔さんが参戦でしたが
植木組って宮城でしたっけ?
もう東北は松田一三の山形の進友会の平川と東北支部長の馬場が仕切っていると思ってましたが
三陸は植木組のシマだったんですね
そんな植木のシマでアワビの密猟をして捕まった男が丈治の幼なじみって名乗ってために東北にまでゆくことになった丈治
実際幼なじみだったものの、さらにその男は高校時代の元カノと結婚までしていただけでなく
茨城の一本独鈷の組員であり、このアワビで中国人と麻薬取引していたわけでして
高校時代の元カノにはバラエティでの芸術バトル番組「プレバト」で、“光の道子”で通ってる田中道子さん
水彩画の有段者としてしか知らないんですが、って役者の演技を見るのはわたしにはこれが初めてだったようですね、日本のTVドラマ見ないし
彼女との回想シーンでは田中道子にセーラー着せてるんですが
これは流石に無理っていうか、三十路過ぎのお姉さんですからねぇ
もうこれは犯罪の域に入ってるでしょう、
氷室さんみたいに状況判断を求められる丈治さんですが
そこに幼なじみとの情が絡んでくるは
俠和会の名前も出せない中で
山崎一門のいつもの面々をも巻き込んでの、この始末をどう付けるのか
一種の坂口丈治の組長としての成長のお話にもなっていたようでもありましたが
いつもの作品と違ってなんと尺が70分で納まっておらず、97分もあったのね
あと勝矢さんがお一人でコメディリリーフされていましたね
クライマックスの活劇含めて全部コメディ演技で楽しまれておられました
横浜って言ったら崎陽軒って・・・
横浜から茨城にお土産で持ってった崎陽軒のシウマイ弁当が横浜工場製作の弁当ではなくて東京工場製作の弁当だったのがちょっと残念
横浜から茨城にお土産で持ってった崎陽軒のシウマイ弁当が横浜工場製作の弁当ではなくて東京工場製作の弁当だったのがちょっと残念
横浜で作られてる弁当は紙の簡易包装に紙紐で縛ってる仕様なんですが
東京工場での弁当は箱型のかぶせ蓋仕様の違いがあって
みんな同じだと思い込んでると完璧な横浜仕様のお弁当は神奈川内でしか手に入らないんですよね
味は一緒だから東京工場製作でも横浜工場製作でもどっちでもいいんだけど
新幹線でも東京駅品川駅で購入すると箱型蓋ですが
新横浜以降の車内販売では紐縛りの横浜工場出荷の完全なる“横浜崎陽軒のシウマイ弁当”が食べられます
っていつのまにかシウマイ弁当のお話になっちゃいましたが
二本撮りで作られてるこのスピンオフ
4月に館昌美さんが主演で歌舞伎町篇ですか
ここいらはちょうど氷室たちが歌舞伎町に進出してきてる本シリーズとの整合性があるんですね
2022年製作、日本Vシネマ、ライツキューブ作品
辻裕之脚本・監督作品
出演:北代高士、舘昌美、勝矢、田中尚樹、田中道子、浜谷康幸、中澤達也、本田広登、川﨑健太、小手山雅、岸田タツヤ、ボブ鈴木、小中文太、永倉大輔、山口祥行、本宮泰風