MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

食人雪男

2022-02-18 23:10:30 | 洋画
いや、こんな映画で公開作品だったんですね
主人公?の雪男っていうかイエティは、この時代着ぐるみですよ
どんだけチープなんでしょう
よくまぁ臆面もなくミニシアターでチェーンロードショーですよ
 
さらに70数分の尺しかない
良くわかんない作品でした。
まずは探検隊がやって来るんです。先頭のおっさんはアサルトライフル構えてみんなを先導して来るし
探検隊のほとんどが学者で女子
でも拳銃持ってます
そして、彼らの目的は人類の難病を治すと言う“雪男草”を探しに来てるようで
 
雪の草原というか山中でみんなその草を探してると一人、また一人と殺されていく
そうUMAである雪男ことイエティが殺していたんですが
見てるとこっちは探検隊の紹介もないから誰が殺されていたのかもわかんないんだけど
そんな中でなんとこの山中が何百年も前の世界だってわかって来る
って突然すぎないかい次元のズレに陥っていたなんて
 
さらに万病に効く草というよりかは、イエティ自体の細胞が不死だっていうことで
探検隊のライフルおっさんがいきなり欲望丸出しに趣旨変えして探検隊を殺し始める
もうプロットがあってなきような展開でコロッコロって変わってゆく
もう自分にはついていけない作品
唯一褒められる点は着ぐるみイエティの殺し方が顔面皮引き剥がしとか半端ないほどグロかったところかな
 
短くてよかった、これで90分あったら途中でオチでいたかもしれんし
じつにフラストレーションが溜まる作品だった
 
2020年製作、アメリカ映画
ジャマール・バーデン監督作品
出演:エイミー・ゴードン、ローバート・バーリン、ブランドン・グライムズ、ジャスティン・プライス・モイ
 
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いとみち

2022-02-18 17:27:19 | 邦画
積極的に日本映画を見ていく企画
そんな自己企画を企てたお陰で、ワタシ自身はベストテンとかの評価を自分には課さない人なんですが
そんな人なのに他人様のベストテンはすごく気になり
結構この時期には『映画秘宝』、『キネマ旬報』、『映画芸術』とかのこの時期の発表号は買います
って言う変な人種でして
 
こんな日本映画を積極的に見ていこうなんて企画を企てたお陰で
この作品を含み、なんと邦画は『キネ旬』のベスト作品4本を視聴してしまいました。
この作品が4本目、そしてTSUTAYA限定ってことで「ドライブ・マイ・カー」には予約入れてあるんです
なんとベストテンの半分を見ることに・・・
 
いや、地方創生映画かと思わせられるような青森中心の映画でしたねぇ
オープニング主人公の“いと”さんの津軽弁の強さにはびっくりさせられまして
標準語スーパーを導入しようかとも、思いましたが
無しでも通じるもんなんですね、根本は日本人ですからなんとか意味する事は通じるもんなんですね
 
”いとみち“って原作本があるんですね
津軽三味線のお話のようなので最初、主人公の名前と、三味線弾きなら左手人差し指に三味線の糸によってつく爪にできる擦れ窪みかとも思ったんですが
いとの生きていく道とか色々かかっていることが作品を通して理解できました
いや、実に意味深というか深い、意図的なタイトルでした
って原作者さんがすごいんですよね
 
ちょっと内向的なJK一年生のヒロインの成長の物語でしたねぇ
こうやって思春期を経て大人になっていくこと
そう誰もが経験してきたことなのに、忘れている時代を我々大人には見せてというかおもい出させてくれたような作品
 
青森にもメイド喫茶ってあるんですね、秋葉だけかと思ってましたが
そこは青森
メイドさんがシングルマザーのおばちゃんに、漫画家志望のお姉ちゃんとか、メイド服もミニスカじゃないし
って個人的にメイド喫茶行ったコトないですが秋葉には良くいくんで、メイド喫茶勧誘のお姉ちゃんたちが良くたってビラ配ってますからねフリフリミニスカアンダースコート姿じゃないのがある意味、というかいや実に青森だなぁって言うメイド服がなんともリアル
 
で、そこのオーナーさんが古坂大魔王
で警察に捕まっちゃうような胡散臭いやつ、まさに地で行ける役でしたが
そこで閉店危機を迎えるメイド喫茶を残された主人公たちが立て直すために
津軽三味線が弾けるいとを中心に三味線メイド喫茶としてやって行こうっていうだけの基本プロットに
内向性のいととこの思春期の父娘との関係とか
いとがなんとか外交的に友人を作っていくとか
メイド喫茶を通して人との絆をつくっていく様を描いての成長物語だったんですね
 
ラスト父娘で岩木山だろうか、登頂して大空に向かって大声を出すいと
オープニングとラストの対比もしっかりとできていて
こ狭い世界観から大きな世界にこれから向かっていこうとするいとの姿が見える作品だった
 
なんだろうな、完全に内向きの作品で、何も起きない作品なんだけど
しっかりと少女の生き方を示しているとこがなんとも言えない作品だったかな
女性監督だからできる技なんだろうなぁ
 
2020年製作、日本映画、「いとみち」製作委員会作品
横浜聡子脚本・監督作品
出演:駒井蓮、豊川悦司、黒川芽以、横田真悠、中島歩、ジョナゴールド(りんご娘)、古坂大魔王、宇野祥平、西川洋子
 
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