個人的には前オールイン、現在ライツキューブがリリースする作品が
ライツキューブになってから任侠ドラマの制作は薄くなった代わりに
色々バリエーション豊かにアジア映画の埋もれたっていうか、なかなか商売にならないような作品をリリースしてくれてて
ゴミ映画大好き人間にとっては重宝していて
ここのブログでもそれなりにリリースされている作品はなんとか積極的に見るようにしていますが
この会社、実はDVDの問屋代理店を通さずに、営業担当が直接店舗と販売契約するようで
レンタル店も販売店も直接買取りですから
任侠ドラマを仕入れる関係からか、私のが使ってるTSUTAYAさんで作品自体リース会社からの入荷ですから「日本統一」でさえ一本も導入されてません
が、捨てる神有れば、拾う神ありで、GEOさんは着実に買い取り導入してくれて居て
その関係からか他作品も大抵は入荷されるんですが
この作品のリブート「恋するばけもの」含めて、さらに「温泉しかばね芸者」も今月は導入されてません
しかし、オールイン時代から唯一全作品を買い取り販売してる店舗を都内で見つけて
見たい作品はそこで買うようにしており
今回はその店舗で購入できました。
まずは白石晃司士監督のこの作品
ニコ動企画で18分の短編が作られました
白石監督作品に初めて接したのは青春Hシリーズ2の「超・悪人 」でしたが
その後は、私の敬遠するジャパニーズホラー作品ばっか作られてて
そんな彼のある意味得意分野のエッセンスだけを目的に作られたのがこの「恋のクレイジーロード」
余計な背景を排除して、目の前で演じられるバイオレンスだけを描出して見せる18分
実に濃密な18分でもありましたが
きちんとキャストたちが何者であるか分からなくても
勢いだけで変に納得させられてしまうのはなぜだろう
ほとんどまともな日本映画を見て居ませんから、今時の役者さんとして
女装のシリアルキラーを演じる宇野祥平さんの出演作もさほど見てないし
宇野さんよりも本当のシリアルキラーである田中俊介さんも同様ですが
バスの中で最初に田中俊介さんにガンつける乗客である細川佳央さんはよく知ってる
そうこのブログで、細川佳央で検索してみてください20本くらい出てきますよ
それも全部がピンク映画と言って良い
って事で知った顔は彼しかいない作品でしたが
白石監督も楽しんで撮影されたような作品ですが
実はプロットが骨子だけの作品ということで
これに肉付けしてリブート作として世に出したのが「恋するけだもの」って事ですか
この骨子だけでも納得のバイオレンスですから
これにシチュエーションが変わって居ても、それぞれのキャストにどのような肉付けがなされて
どう面白さが増してるのか、ワンパケージで二本組、さらに本編よりもメイキングの方が長いって言う作品も珍しい
二本一組でリリースしたライツキューブの英断に感謝
2018年製作、日本映画、白石晃士と坪井篤史の映画狂人ロード作品
白石晃士脚本・編集・監督作品
出演:田中俊介、宇野祥平、芦那すみれ、細川佳央、久保山智夏、金子鈴幸、高橋教之
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