MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

独立機関銃隊未だ射撃中

2024-10-15 20:39:50 | 邦画
今日10月15日は十三夜の月ですね
そんな風流はおいといて、実はゴジラとコングの映画のフライングリリース日ってことで、DVDの他にも買い物があったので二週間振りでもしょうか、都心に買い物にでたはいいのですが目的としていたものが入手できずに
その傷心を癒すためになんと新品でBlu-rayを4本、中古でDVDを4本購入しての予想外の散財をしてしまいました。

ってことで帰宅して植物たちへの水巻きをしてまずは今日のブログの二部のためにこの作品から視聴
東宝・新東宝の戦争映画DVDコレクションとしてディアゴスティーニからリリースされてたこの作品
未だこの当時はディアゴスティーニも厚紙で出版してDVDも市販作品同様のパッケージ入りだったのね

今ではってかこれははじめて告白するんですが今私はディアゴスティーニから「暴れん坊将軍」を33巻まで定期購入しておりますが
今では薄い小冊子に袋入りで裸でDVDですからねぇ
昔録画用に購入していた 5枚入りの生DVDケースで保管してる有様です

閑話休題、
さてタイトルに”独立“とあり佐藤允さんや三橋達也&夏木陽介が出演してるもののアルチザン岡本喜八さんのあの「独立愚連隊」シリーズとは一線を画す反戦映画でして
機関銃が火を吹けば吹くほどの反戦映画だったのね
時は(敢えて昭和とかきますが)昭和20年8月のソ満国境を警備するトーチカ軍のお話
劇中でも広島と長崎にとんでもない爆弾が云々って言ってます8月11、 12日を舞台にした作品だったようで
一応ソ連が日本に向けて敢えて参戦を仕掛けてきたのが8月9日ソ満国境と北方四島に侵攻してきたわけで、これはヨーロッパ戦線が落ち着き兵力がそっちから回せることでソ連は北海道が欲しかったための侵攻だったんですね

そんなソ連が侵攻してきたソ満国境のトーチカ兵士にまで日本のおかれてる戦況が分かるわけもなく
侵攻してくるロシアの目の前の戦車と戦うしかないわけで
実はこれってみんな無駄死にな訳ですよ日本はポツダム宣言受け入れており米軍は沖縄でも戦争やめてるし、本土への空爆もやめており
ここぞとばかり戦火を開いているのは当時のソ連軍でその勢いを止めるために日本にいち早く占領という形で軍を置いたのがマッカーサーだった

まぁ歴史を知ってればこの映画のソ満国境での戦いは無駄死にでしかなかったんですよね
そう言う意味でトーチカを死守して死んでった彼らの姿を見せることで反戦映画となっているんですね
見てていたいたしくなる作品でした。

そんな最前線のトーチカが舞台ってこともあって女優さんが一人も画面にでこないと言うこれまた珍しい作品でもありました

1963年製作、日本映画、宝塚映画作品、東宝配給
谷口千吉監督作品
出演:三橋達也、佐藤允、夏木陽介、太刀川宏、堺左千夫、寺田誠、福田博寿、藤井重俊
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ゴールデン・スローン 黄金の玉座

2024-10-15 05:05:25 | アジア映画
物凄い剣戟映画を期待したんですよ
何せ私の好きそうな西洋風の鎧兜に題名からして”玉座“ですからねぇ
そして戦闘アクションシーンではCGで首が飛び血飛沫く映像までをもね
だってR -15指定ですもの
ったらなんとGEOさんの子会社プルークからリリースされてる作品ではないですか
そしてオープニングのナレーション解説聞いてたらどうやらこの作品は続編みたいで
結構映画が始まるまでの解説が長い
そしてカザフスタンの国家建設に関するような兄弟従兄弟の確執がどうのこうの
 
って言うことで気づいたんですよ3、4ヶ月前になんか見たようなハン(汗)がどうのこうのって言う映画を
でここのブログを探ってみたら7月にこの作品の監督ルステム・アブドラシェフがホンを書きメガフォンをとった「ダイヤモンドソード 王の誕生」って言う作品がヒットしてきまして
まぁこれまたGEOさんの子会社プルークの配給作品ですから、該当するのは配信ページかGEOさんのページだけでして
この作品が続編とか全く無視されており単体作品扱いなんですが
どう見てもこれは「ダイアモンドソード 王の誕生」の続編であり、監督も出演者も同じ俳優さんでの
カザフスタンの国家形成に至る最初の国家と国王のお話だったわけですよね
 
したがってリンク先でも書いているんですが
こっちが期待してる剣戟シーンも単体での決闘シーンがあるだけで
戦闘シーンは皆無でして、訳のわからないったらいけませんが馴染みのないような人や王族の名前ばかりの人がごちゃごちゃと・・・・
戦闘シーンもないのに映倫さんはなんとR -15に指定してるのもこれまた前作も同じ
さらに国王の座を巡っての駆け引きって言うのもいちおう軍隊率いて砦みたいな国家に攻めてくるものの
単騎でのいとこ同士が決闘しても殺してしまうわけでもなく
 
まぁカザフスタンの人が自国の歴史的な観点で見るにはそれなりにわかるんだろうけど
これは引き合いに出せるかどうか知りませんが北野武が世界的に著名ですから「首」を米国人に見せても鎧兜に目が行って戦闘シーンのない歴史映画を見せられたらワケワカメで退屈するだけでしょう
まさにそう言う二時間弱を過ごさせられたってことでしたが
何故か視聴してる間一度もオチなかったのは何故だろう?
 
2019年製作、カザフスタン映画(日本未公開作品)
ルステム・アブドラシェフ脚本・監督作品
出演:カイラット・ケマロヴ、イエルケブラン・ダイロヴ、ドシュカン・ジョルジュジャクラシノヴ、イスベク・アビルマシノヴ、アヤン・ウテブベルゲン
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