MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本やくざ抗争史 ~広島抗争2~

2024-10-31 18:56:45 | Vシネマ
東映チャンネルの<侠のVシネ劇場>で8月に拾った「日本やくざ抗争史~広島抗争~」の続編です。結構間が空いてしまったのは
私自身が続編のこの作品を拾うチャンスを自ら失っていたからで
ようやっと昨30日の深夜枠で拾うことができましたので
一応前作を再見してからの視聴です
 
広島抗争の模様は前作の時にも書いたんですが第一次から第三次抗争までを東映で深作欣二監督の「仁義なき戦い」の全5部シリーズで余すところなく描破されていましたが
今作では第三次広島抗争を当事者の山田久(劇中では小沢仁志演じる田山仁)の回想で語られてる作品
田山仁の思い描く広島やくざのあり方は若いものの血を流さずに済むために、広島全ヤクザが一つになることを掲げるものの
鳳政会が二つに割れて十三会が生まれたコトで元仲間同士の血の流し合いを止めることと
第二次抗争で服役してた呉の能見との話し合いで抗争を収めることだったが
この能見を演じてる白竜さんはほとんどゲスト出演でして
小沢さんと話し合うシーンだけでしたねぇ
 
呉を収め広島に平和がって時に十三会の一部連中が三代目襲名のために田山たちが神戸に挨拶に行く途中の田山たちを襲い
銃弾を浴びるものの田山は傷を押して三代目会長襲名式を行い
十三会の会員ながら鳳政会乃四代目会長に就任する本宮さんが襲撃陣を始末っても田山の意を受けて自首させていく様を描いていくんですね、どうやら谷村さんだけは弾かれたようですが・・・
回想で語られてるお話でほとんどアクションシーンのない作品でしたが

事実の持つ強味でしょうか
ほとんど経緯の会話と説明の森羅万象さんのナレーションで描かれていくものの
やっぱこの時代のオールインエンターテインメントの作品はそれなりに面白いんですよね
 
2015年製作、日本Vシネマ、アドバンス作品
金澤克次監督作品
出演:小沢仁志、大竹一重、北代高士、小沢和義、本宮泰風、谷村好一、ホリベン、植田茂、工藤俊作、宮崎貴久、川原英之、水元秀二郎、森羅万象(ナレーション)、桑田昭彦、。野口雅弘、宮内洋、岡崎二郎、白竜
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映画版 変な家

2024-10-31 05:05:58 | 邦画
YouTubeの映像から人気が出て小説化されてそれがさらに漫画化されての映画化って言う行程のようですが
個人的にYouTubeは動画って言う範疇だし、いい加減な内容も多いんでほとんど見ませんし、小説も見ないじゃないもう一生分読んだからもう読まないし、漫画も見ないと言う朴念仁ですけど
それなりに新しもの好きでって言うコトで映画は見ますDVDになってから
 
ってコトで見るには見たものの
なんだこれ?って「変な家」って言うよりかは“変な映画”だったかな
だって散々変な家の間取りを調べてその真意を探っていくとある一族と言ったらいいのか一家って言ったらいいのか
次から次に先代や家族の変な間取りが出てきてその謎を調べていくというミステリー調だったものが
 
いわゆるルーツの本家に辿り着くと
なんといきなり爺さん婆さんが出てきて今日まで続くその一族に退きされた左手首の風習とか出てきてババァが訳もわからんのに電鋸振り回したりって言うホラーになってしまうと言う
それは許すとしても左手供養の風習がなぜこの家族だけに伝わる伝承なのかも解き明かされない
それを許容してここはホラーだからそう言うことにしておいてホラー要素を楽しめればそれでいいんだってしても
 
そこに行き着くまで視聴者を導いてきてた家の間取りの謎が間宮祥太朗と佐藤二朗の憶測だけで語られてるだけで
その謎の本質は一切解明もされてないままいきなりホラーになっちまうんだかねぇ
最後はどっかから入り込んだ白鼻心やろ
だって2人ともこの一族と関係ないんだし、間取りに不信感抱いてないものね
ってコトでホラー映画定番の締め方で終わらせているのね
 
個人的にはあの間取りの秘密をしっかりと解き明かしてくれる作品だと思っとったら
こう言う展開になるって
原作もそうなのかなぁ
石坂浩二さんがまさかこんな役を演るとは思ってもいなかったし、佐藤二郎さんが毎作連発するアドリブをかなり封印して演じてられていたのが印象的でした。
 
2023年製作、日本映画、「変な家」製作委員会作品、東宝配給
石川淳一監督作品
出演:間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈、瀧本美織、長井短、演 - 根岸季衣、髙嶋政伸、斉藤由貴、石坂浩二
コメント (2)
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