2部の作品を色々探してて見つけたこの作品
日本映画専門チャンネルの恒例番組“蔵出し名画座”でOAされたものの録画視聴です。
1965年に扇映画プロダクション(ピンク映画制作会社)で渡辺護初監督作品だそうで
番組の紹介によるとこの作品原盤もプリントも行方不明で幻の作品と言われていた模様ですが
2014年のどっかの蔵の中から16mmの短縮版のプリントが発見されたそうで
現在もそれが唯一の現存作品であり
どうやらそれをOAするにあたり再審査受けたらPG - 12の指定遠受けたようで
そのPG− 12版がOAされたようで
確かに濡れ場はあるもののB地区一つ出てこない作品でしたので納得のPG - 12指定でしょうかねぇ
いちおう短縮版とはいえ映画としての起承転結のしっかりしたストーリーとなっており
モノクロシネスコ画面も傷もなく保存状態はそれなりに良かったようですね
日本映画専門チャンネルの解説によると三上於菟吉の「雪之丞変化」の現代版として作られたyいうですが
極々普通の復讐譚でしかなく女性を主人公にしてるからそのヒロイン自体も逆境のは坩堝に落とされたりで
そういった点とかがエロ風味として加味されてる点が初期のピンク劇場でかけられてもその主旨に耐えられるって言っても現代から見ればかなりゆるい作品でしかないものでした
17歳になるヒロインは印刷工場経営の父親が再婚した相手がスナックのママさん
思春期の娘として義母に接するものの
この義母が相当なタマでして経理担当の若手社員を園肉体でてなずけて
返す刀で邪魔なギリの娘を元バーテンに頼んだ輪姦させただけでなく旦那も自殺に追いやり工場遠売った金で新しい店を開いて・・・
父親を自殺に追いやられ自分も男たちの餌食にされた娘は
父親を自殺に追いやられ自分も男たちの餌食にされた娘は
なんと自分の体を売ってお金を貯め、さらに自分を輪姦した男を味方にして元経理の社員と義母に復讐することに
そんな復讐を手伝うのが元バーテンの男だがそいつもついでに始末して・・・・
復讐を果たしたヒロインはことを為し終えたことでの空虚なのか
それとも・・・
なんと海に向かっていくカットでエンドマーク
なんと海に向かっていくカットでエンドマーク
まぁ私から言わせてもらうなら単なる復讐譚に過ぎない作品でどこのドイツが三上於菟吉と結ぶつけたのやらって言う感じでした
まぁピンク映画の初期から業界をさせてきた渡辺護監督の処女作品ということでは貴重な作品になるのでしょうがピンク映画というよりは普通の復讐劇だったっていうのが本当のところ
なお、1966年に東映で渡辺裕介監督、緑魔子さん主演で同名の「あばずれ」という作品がありもが、この作品とは一切関係ありません
ってことで機会があったらこっちも見てみたい
1965年製作、日本映画、扇映画プロダクション作品
渡辺護監督作品
出演:飛鳥公子、左京未知子、黒木純一郎 、天野良一 、千田啓介、喜多ひろみ、宇佐美健