MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

復讐の渦~因縁の父娘~

2024-10-23 17:57:35 | 海外ドラマ
一年くらい前から海外ドラマはアメリカ系から実は韓流ドラマにこっちも様変わりしてきてまして
アメリカではディック・ウルフ製作のシカゴシリーズ(これはしっかり見させてもらっております)とFBIシリーズしか見なくなりましたねぇ
まぁこの二シリーズはクロスオーバーもうしっかるあるし何せ一話完結なので次はどうなるっていうのがない分気楽に見られるっていうのもあってそれなりにたのしまさせてもらっていますが

ここきて毎月レンタルリリースの不足分は海ドラマで今まで補ってきていましたが
ここんとこずいぶんとご無沙汰しておりますのは
実は韓流のマクチャンドラマにドはまりしておりまして
マクチャンドラマっていうのは実は毎作30分程度の作品で毎日OAされてシリーズとしてなんと全話完走するには大体100話以上見なければならなく
内容的にはいわゆるドロドロ系のドラマでしてシリーズを通して大体愛憎・裏切り・事故・記憶喪失・出生の秘密など、とにかく何でもありな展開で繰り広げられていくドラマでして毎日見てもらうためには毎話エンデングでは次作につながるクリフハンガーで終わるという

本当に辞められないという作品に一年前からハマりまして
大体全話完結するまで100話ですから半年見させられる寸法になってるのかな
まぁGEOさんではそんな韓流ドラマの導入が少なく時代劇ロマンス作が多いんですが
ここきてなんと三本のドロドロ愛憎劇であるマクチャン作品を同時に見てまして
ようやっとその一つが修了しましたので記事にアップしておかねば

なんとこの作品DVDの巻数にして48本、月7〜8本の割合でリリースされますので5ヶ月もかかりました
話数にして全120話ですから毎月リリースされた分を消化するにも人様とレンタルの競合があったりで個人的には一気見がモットーですが一話でも見たらもうそのドロドロ度にハマって完全中毒になるというか
見ないと安心できない状況でして
この面白さにハマってしまうとそこから抜けられない癖になります

先に書いたようにプロットの基本線は愛憎・裏切り・事故・記憶喪失・出生の秘密など過不足なくドラマに盛り込まれていて
この作品も始まりは権力が欲しいために大金持ちの娘と結婚するために相手の彼氏を麻薬容疑で刑務所送りにし、自分の臨月の彼女は後腐れなく殺し屋に殺させる非常な男を主人公にして
ギリギリで男の彼女は殺される寸前に女の子を生み殺し屋には枕をおくるみに包んで自ら海に沈む
その子を間一髪で助けて自分の子として育てるのはなんとそんな野望の男の秘書だった
その男がそうまでして結婚したお嬢さんは実はすでに刑務所入りした男の子を宿していたがお嬢さんがなんとかごまかしてその男の子と信じさせてというか男は自分の子と疑わずにやがて二十数年の月日が流れ

化粧品会社の経営が軌道に乗り男は社長として君臨し自分の娘と信じてる子をモデル兼役員として会社経営に参加させていたら
件の実子の方がこれまたこの会社に入ってきて・・・・
ま、よくこんなシノプシスが浮かぶもんだというような愛憎と復讐のお話が次次と展開されていくわけで
実子は義父殺しで投獄されたり、最終的にはこの家の家政婦の息子でこれまた野望と欲望に燃えた男なども物語を長くさせるという役割を持たせたりと実に脚本が上手い
よくこんなことが次次と思いつくなぁって

最終回に行くまでっていうか大団円はなんか呆気ないようにそそくさと終わらせてしまうとこがちょっと残念だったかな
とにかくハマったら最後二度と抜けられないマクチャンドラマの導入が少ないGEOさんに感謝
しかしまだ後二作品をみてるんだよね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エブリワン・ウィル・バーン

2024-10-23 05:05:48 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された作品です
<未体験ゾーン>企画で上映される作品はDVD未公開作品の箔付けとして劇場にかかったって言うためだけに各配給会社が一推し作品をそれぞれエントリーしてきますが
いわゆる玉石混交でしてこっちにはまる作品とはまらない作品のギャップも大きいものの
個人的には各ミニシアターで行ってるこう言った企画興行にかかった作品でレンタル店の棚に並ぶ作品は一応見ることにしております
 
まぁこの作品は作品としてはなんだこれ?って言う粗っぽい作品でして説明不足な点がたくさんあるんですが
ホラー映画としての体は完全になしているのと、ん、なんとオチずに終わっちゃったかと思っていたら
エンドクレジットの途中できっちりとオトしてくれて、そのオチを知ってみると
なんと劇中にこのオチの伏線まで張っていたんだって言うことに気づいたので
玉の部類の作品と私はそれで思っておるのですが
 
ただ上にも書いたように過剰な説明は不要ですが、必要不可欠な説明が処処に欠けており
ある意味勢いだけで最後まで行っちゃうと言う粗っぽさが目立ってちょっとわかりづらい作品であるのは間違いない作品
好き嫌い両極に分かれる作品であることは間違いない
絵的にもホラーっぽいし、ジャケ写見て貰えば少女?の前で燃えてるのは警官であり職質かけて少女に仇なす立場だったために彼女の能力によって燃やされたって言うことで
 
40年前ってことは1980年代にスペインの小さな田舎町ではまだ魔女狩りみたいなことが行われておりその魔女狩りみたいなことは教会を通じて行なわれており騎士団が云々って言う
まさかの日本で言えば昭和の時代に魔女狩りって言う中世ヨーロッパが未だ生きてたような時代錯誤だった時代だって言うようなテロップが流れての
2020年代のお話に
 
13年前に息子を学校のいじめによって死なせてしまったヒロインは自殺しようとしてるとこにに少女が”ママ“ってよってきて自殺を止めたことでいちおう町に連れ帰る途中で警官に止められてのジャケ写のシーンになるわけで
この少女を親戚の子って言って家に置いたことで
彼女の特殊能力がいろんな意味で過去の息子の死を炙り出していく
 
過去を炙り出されたら困るのが町長の奥さんでこれが魔女狩りの主犯格でして
邪魔な少女を抹殺しようと教会と町民を動かしていくわけで
一方守勢に回ったヒロインは・・・・
なんだこの展開と現代に甦る魔女狩りので風習とかが入り乱れてのプロットの中で色々人が死んでいき
最終的にはヒロインの家に町中の人々が町長の奥さんのアジテートによって押しかけての殺し合いに発展していく
 
まさかの展開の意外性と少女の超能力というような現代では相入れない二つの勢力がぶつかっていく過程も面白いし
孤立無縁でのヒロインが最期を迎えるものの彼女が最後に出会ったのは?
そして少女は町長の奥さんの前で自ら火を吹いて燃えてゆく
まさに魔女の火炙りが如くに・・・
ってこれじゃオチもなんもないわけですが
 
2023年製作、スペイン映画
デビッド・ヘブレロ共同脚本・監督作品
出演:マカレナゴメス、ロドルフォ サンチョ、アナ ミラン、ソフィア ガルシア
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする