MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

韓国に流れて来た女

2017-08-26 10:25:07 | 韓国映画
これで未見の山から見ていこうと勝手に週間企画化して一応そのつもりで
新作も含めて見てきましたが、これで丁度10本
ブログの1ページの表示数に達しますので、その最後の記念に
我が愛しの古川いおりさんが単身韓国に渡り製作された韓国映画「韓国に流れて来た女」

ジョンビンは小説のネタを考えるために街のカフェでふと見かけた、
日本人の女ミカがとても美しく、その笑顔にジョンビンは一瞬で魅いられた
そうだ、彼女を主人公にして小説を書こう。
とジョンビンの頭の中でストーリーは無限に広がっていった・・・

ミカはジョンビンの婚約者・ウンジの親友で日本から語学留学でやって来たばかり
韓国での部屋を貸すだけだったのだが一つ屋根のしたで暮らしてるうちに
彼はミカに恋に落ちていくし
ミカはミカで寂しかったのかジョンビンを誘惑し、何度も何度も身体を重ねていく・・・

そんな小説家の妄想を映像として具現化していくだけのエロ映画
最初に古川さんが一人韓国に渡りって書きました通り
一応日本の製作会社も絡んではいるようですが
監督スタッフすべて韓国人の中で古川いおりさんが文字通り
孤軍奮闘たったお一人で裸一貫での外貨稼ぎといった形でしょうか

小説家志望の韓国人男性が、婚約者の親友である日本人女性に恋をしてしまうが
そこは外国人同士いつか離ればなれになるものの3年後にはなぜか父親の婚約者として
自分の目の前に現れると言う切ないラブストーリーとなっていますが
内容的にはこういった映画では使い古されたプロットの積み重ねでしksないので
既視感ありまくりで先の読める展開の映画でして
って言うかラストエンドクレジットがすべて終わった後に”シルヴィア・クリステルに捧ぐ”って出てきたときに監督のキム・ジョンスクさんが意図した作品の意味をすべて理解できましたが
ひょっとしたらこの監督さんって私と同世代なのかも知れませんねぇ

この作品は、韓国映画ですので日本版では韓国語の台詞にのみ日本語字幕が出ていましたが
古川さんは日本語しかしゃべらないし、韓国人俳優は韓国語しかしゃべらないのですが
会話は他国語同士で成立を見せていました
と言うことで予告編を見たら古川さんの日本語にハングルのスーパーがついていましたねぇ

普通につまらない作品でした

2016年製作、韓国映画(日本未公開)
キム・ジョンスク監督作品
出演:古川いおり、キム・ミンギ、アン・ソリ、キム・ビョンソン、アン・ミニョン、キム・サンウ
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ゴースト・イン・ザ・シェル

2017-08-26 01:53:58 | 洋画
この映画のBlu-rayを見るために、あんまりというか、殆ど見ないBlu-rayパッケイジ同梱の
アニメ版の原作を見てから見たのはある意味正解だったかも知れませんねぇ
この映画は女優さんDDの私自信がスカヨハ目当てで見たいなぁとか思った映画です
何せ遠目の引き絵で見るとスカヨハが殆ど全裸に見えるのがいいですよねぇ

原作は草薙素子と言うか日本人の脳に体の部分が義体の公安9課の少佐でしたし
舞台はどっから見ても香港であったようですが
映画では少佐はスカヨハが演じていますから、草薙素子ではなくしたんだと見ていましたが
結局原作へのオマージュからその少佐の脳は草薙素子だったんですねぇ
と言うことで草薙素子の母親に桃井かおりさん

ここまで書いちゃうとネタバレしてるかも知れませんが
サイバーテロ組織と戦いながら、幽かに脳の識域下に残ってる元の人間の記憶をたどりつつ
サイバーテロ組織よりも悪だったのは身内それもサイバーテクノロジー会社のハンカの経営陣だったという
もうハリウッドお得意のロジックの映画に変身していましたが
そう言う意味では原作への思い入れの強い原作ファンにとっては絶対にありえない実写版と言うことになりますが
単なる私みたいな原作も何も知らず(直前に原作を見ましたが)に見た人には
普通に面白い映画と言うことになるんでしょうね

原作を直前に見てましたのでビートたけし演じる荒巻なる人物も寸なり受け入れることができますが
リボルバーの件は原作の捜査官お一人を彼に重ねてしまわれたようで
ただ桃井かおりに英語しゃべらせてるのに、ビートたけしだけ日本語のみをしゃべらせていたのは意図的だったんでしょう

原作に対するオマージュ溢れる映像が至るところに散見できましたが
舞台はかなりな超近代的な建物の林立する国際都市に見えるけども
よく見てると俯瞰で撮ってる道路を走るクルマはすべて左側通行と言うことで
やっぱ近未来の香港シティだったんですねぇ

と言うことかどうかは分かりませんが
この映画もズブズブのチャイナマネーで作られていたんですねぇ
オープニングでは米国1社に対して中国企業2社のロゴでしたね
なんだか日本の財産を中国にとられたような気持ちで見ていましたが・・・
一応製作に日本人が加わっていたのでま、いいかな

2016年製作、アメリカ映画
ルパート・サンダーズ監督作品
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・カルメン・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン、ジュリエット・ビノシュ、ラザラス・ラトゥーリー、福島リラ、桃井かおり
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GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊

2017-08-25 20:14:35 | アニメ
私としては普段殆ど見ないアニメの記事になります
スカヨハの一見ヌードに見える衣装でのSFアクション映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の二次使用によるDVD化の中で
今回パラマウントは4Kと3D&2DのBlu-ray、2DBlu-ray+DVDの各種顧客のニーズに併せて色々なヴァージョン商品が販売中ですが
何とそのなかに本編2DBlu-rayに1995年版のアニメ「GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊」の組み合わせの数量限定の特別版がリリースされるとのこと
同梱パックなようですが
アニメ作品は出版会社の講談社が販売権を有しており
映画本編はパラマウント映画と言う別会社の作品が一本の同梱になるのは珍しい
ということと
漫画と言っては失礼に当たりますが、アニメを見ない私も壱丁原作は見ておいてもいいかな

ってことで一応予約していましたが数量限定と言うことで小さな行きつけのお店では
入手できるかが不明とのことでしたが
何とか入手できましたので、順番から言ってもアニメからの鑑賞が順当でしょう
と言うことで見るには見たのですが
正直いって物語の世界観に入りきることができない
って言うか、主要キャラクターの位置とかサイボーグとかは理解できましたが
どうにも最後になぜに 草薙素子があのように狙われたのか
見終わった今でもよくわかりませんでしたが

舞台となる1995年当時の香港の町並みの描写の丁寧さとか
劇中使われる銃器の微細なる描写の克明さにこだわりを見いだしましたが
物語には殆どついていけなかったのも事実ですが
プロットはある程度理解できますし、義体とか細かいシュチエーションは
なにも考えずに受け入れられますので

一応アニメ苦手な私でもそれなりに銃撃戦の描写は楽しめました
アニメはクールジャパンの外貨獲得の1コンテンツでありますが
これほど哲学的と言うか、観念的な内容が外国人に受け入れられるってのがヨークわかりませんでしたが
一応原作を先にみましたので次はスカヨハの実写版本編をみることに・・・

1995年製作、日本アニメ映画、バンダイビジュアル作品
押井守監督作品
声の出演:田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、大木民夫、玄田哲章、生木政壽、山内雅人、小川真司、千葉繁、松山鷹志、家弓家正
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エル ELLE

2017-08-25 10:05:05 | 洋画
ミシェルはゲーム会社のワンマンCEO
ある日、自宅で覆面を被った男にレイプされるものの警察には届けずに
何事もなかったかのように日常業務をこなしつつ
独自に犯人捜しをしていく映画
久々のポール・ヴァーホーヴェン復活です
と言うことでかなりエロどぎついヴァーホーヴェン流
「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」みたいなレイプリベンジサスペンスかと
期待して見始めたのですがちょっと
どころかだいぶん違ったけど
一応レイプ犯には復讐はするんだけれども・・・

オープニングのレイプシーンはタイトルあけの暗転から
いきなり激しく喘ぐユペールの音声からFOすると仮面の男がパンツあげながら
ユペールのからだから離れま去っていきます
ユペールさんはそのまま起き上がり割れた食器類を黙々と片付けた後
風呂に入り汚された体を洗い
予定?していた長男をもてなします

誰にもなんにも言いませんが一応また襲われた時の用心になぐり(トンカチ)を
枕元に置いて寝ます
まずは犯人探しの第一歩、自分の回りの会社の人間から観察を始めます
ってこの社長というかCEOの家族関係がこれまたすごい
息子を除いてみんな恋に濃い私生活を送ってる訳でして
ユペールもご多分に漏れず犯人探しをしながらも隣家というか道を挟んだお向かいの旦那に・・・
ってことで彼の様子を双眼鏡で見つめながら右手はパンティの中で◯◯◯
もうなにも言えない

あげくクリスマスパーティに家族と一緒にお向かいのご夫婦を招待し
隣に座った件の旦那にテーブルの下からモーションをかけてしまう有り様ですが
何とパーティの最中母親が倒れ、帰らぬ人と・・・

ある嵐の夜に向かいの旦那がシェードを閉める手伝いに来てくれたのを幸いに
彼を誘惑していざこれからというときに彼はじゃなく彼の何は役にたたんくて
彼は”ゴメン”と言ったかどうかわかりませんでしたが
できずに去っていってしまいます

そして悲嘆にくれれてると突然また覆面のレイプ魔登場で
彼女の火照った体に・・・
彼女は必死で抵抗し、レイプ魔にハサミを刺し、その怯んだ隙にマスクを剥がすと
何とそこにはよく知った・・・

会社じゃワンマンで社員のチン◯検査までしていたのに
まさかの犯人・・・
しゃべりたいけどしゃべれへんこの辛さをわかってやってください
リベンジはハサミを刺しただけかいって感じで彼を解放しちゃいますが

そうなんですよねこの後自動車事故を起こして唯一助けに呼んだのが何とこのレイプ野郎
そこから二人のレイプごっこが始まり
ある日そんなことと知らない息子が母親がレイプされてるとバットでなぐり殺してしまう

レイプ犯とレイプごっこで己の渇いた肉体を潤すヒロインは役年齢でも還暦
還暦婆さんをレイプするやつもするやつですが
どこか男を誘惑する小悪魔をユペールが楽しそうに演じられていましたが

日本の還暦のおば様たちはもう性的のことは卒業みたいな感じですが
さすがおフランス60過ぎてもお盛んですし、さらに大統領夫人じゃないけれども
彼女たちの求める男性は皆さん年下と・・・

あくなき性の探求に貪欲になっていくアラ還女性の生態をヴァーホーヴェンが余すところなく・・・ってことでタイトルも「ELLE」なんですねぇ
いや深いわねぇ、ってか醜悪なんだけどその醜悪さが美しさに変わって見えるから
女は恐ろしいやね
2時間10分ただた感嘆させられていました、女の恐ろしさに・・・
ヴァーホーヴェンの語り口がうまいよね

本8月25日からロードショー開始です

2016年製作、フランス映画
ポール・ヴァーホーヴェン監督作品
出演:イザベル・ユペール、ロラン・ラフィット、アンヌ・コンシニ、シャルル・ベルリング、ヴィルジニー・エフィラ、ジュディット・マーレ、クリスチャン・ベルケル、ジョナ・ブロケ
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インベージョン!最強ヒーロー外伝

2017-08-24 19:11:52 | 海外ドラマ
未見と言ってもこれは購入して来たばかり
DVDの山にも入れてはいませんが・・・

海ドラマの「フラッシュ」シーズン3の♯8
「アロー」シーズン5の♯8
「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン2の♯7
のDCコミックの連続TVドラマどうしの1エピソードがクロスオーバーして
一つの連続した物語を構成する作りで
更に↑の三作品はそれぞれの登場人物が今までもクロスオーバーしてきましたが

って「フラッシュ」と「アロー」は隣町ですし
「レジェンド・オブ・トゥモロー」は「アロー」と登場人物が重なりますので
クロスオーバーしやすいってのはあるのですが
今まではメタヒューマンとか身近な敵との戦いでしたが

何と今回の3作品のクロスオーバーの敵は地球に攻めてくるエイリアン
と言うことでエイリアンにはエイリアンということからDCヒロインの「スーパーガール」が参戦してきましたねぇ
これだけ主役級のキャラクターを集めるとなると役者さんにスケジュールとギャラが大変なんでしょうかねぇ
「レジェンド・オブ・トゥモロー」ではあの「プリズン・ブレイク」で文字通り”ブレイク”したウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルの二人が再びコンビを組んで出演しているのですが
この「インベージョン!」にはドミニク・パーセルのみの出演でしたのが残念至極
本体の「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン2にウェントワースは出演されてるのかしら?

3シリーズのドラマの持ってる独特の特徴を壊さずに一つの物語を構成するのも大変だったようですが
映画の「ジャスティス・リーグ」への前哨戦としてはいい意味で露払いになっていたのかな
エイリアンの造形もちゃんとお金を掛けていたようですし

「アロー」ではオリバーの両親や、元恋人で「レジェンド」のホワイトキャナリーの姉のローレルまで登場してきたのが嬉しかったし
ホワイトキャナリーとオリバーが二人してクルーザーに乗らなければ・・・なんて台詞まで

色んな意味で楽しめる作品ですが
ある意味それぞれのドラマの新手のプロモーションに視聴者がお金を使わされた
と言うのが正直なところでしょうか
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夜に生きる

2017-08-24 10:04:53 | 洋画
ベン・アフレック製作・脚本・監督・主演の一人4役で製作した禁酒法時代の
アイルランド系アメリカンギャングの一代記映画を二時間強の映画に
これも映画が公開されてた時期にいつのまにか購入していたような気がするも
文科省だか総務省だかのお役人同様全く記憶がないけども
この英盤のBlu-rayは日本語の字幕と音声つきでして
ディスクが勝手にプレイヤーの製作国を読み取ってくれるので
最初の警告文からメニュー画面に至るまですべて自動で日本語表示されますので
最初っから手間いらずのすぐれもの

主人公は第一次世界大戦に参戦して厭世てきになって帰国し、故郷のボストンで
ちんけな銀行強盗しながらしのいでいるチンピラなのですが
実の父親は地元警察の幹部
そうなんですよね、ベン・アフレックの映画だったかどうか今は全く記憶がないのですが
アイルランドから新天地を求めて来たアイルランド人の殆どがアメリカ東部で警官の業務についているのが伝統みたいなことを映画から教わった記憶はあるのですけども

その反面、アウトローとして組織化されたギャング集団もアイルランド系と
イタリア系がお互いに縄張りをめぐってしのぎを削っていたのも映画から教わったような

出自の関係でアイルランド系のギャングの情婦と恋愛関係になっていて
ボスから命を狙われてる関係からイタリア系から誘いを受けたりしてるなか
コレが最後と行動を起こした銀行強盗に失敗し3人の警官を殺してしまい
父親の説得で3年の刑期を勤め
情婦もアイルランド系に殺されたようで出所後にイタリア系の傘下に入り
マイアミに派遣されてた

彼が密造酒でその勢力を伸ばす町がタンパという町で
どっかで聞き馴染んだ地名なんですよね、見てる間記憶をまさぐっていて映画の半分くらいで気づきました、
マー君がヤンキースに入団したときヤンキースのジャンプ地がタンパだったと
そんなタンパで物理的には近く主義的にはアメリカとは一番遠い国キューバの女性と知り合い結婚までしてしまうけども
土地の警察所長と親好を深めつつ密造酒の仕事を広げて行き成功をおさめていく過程がそれなりに丁寧に描かれていて

これまた当時の生き方なのか警察署長の一人娘がハリウッドにあこがれ
栄光を求めて西海岸に行く
この18歳の娘に何とエル・ファニング
そんな関わりはないけども主人公の仕事と私生活に最後まで影を落とす存在になるとはねぇ

禁酒法がいずれなくなると見込んで、これからはカジノと見極めそっちに仕事のシフトを変えていき彼の才覚が確りとボストンのイタリア組織に収益を与えていることで
でる杭は打たれるの常で
イタリアマフィアのボスは彼の仕事をすべて取り上げ息子に委譲を促す親バカぶり
さらに主人公の情婦の敵であるアイルランド系のボスと手を組んで
彼をなきものに・・・

映画としてのクライマックスのケレンはタンパの地のりを知り尽くした主人公のタンパ組と
ボストンから一族朗等引き連れて来たイタリアンマフィア、そのマフィアと彼を抹殺せんとするアイルランドの親分の三つ巴のギャング同士の銃撃戦
見ごたえのあるアクションシーンでした

その前にエル・ファニングが西海岸にて薬漬けになり体を売っての生活から抜け出し
宗教活動のカリスマとしてカジノの成立を阻止してしまうのでしたが
その娘の薬漬けから精神に異常をきたした署長さんが
今はギャングから足を洗った家庭に銃撃をしかけ妻が殺されて・・・

妻にはゾイ・ザルタナ、アイルランドギャングの情婦にシェナ・ミラー
そして署長の娘でカジノを潰すエル・ファニングと三人の美女が実にいい
って言ってもザルタナにはあまり精彩がありませんでしたが
ギャングに殺されたはずの情婦シェナ・ミラーの人生観というか、したたかな生き方が実にいいんだよねぇ

二時間強の尺ですが映画自体はギャングの映画なのにある意味淡々とすすむ映画です
派手さ好みの人にはちょっと会わないようにも思いますが
退屈はしない二時間でした

2016年製作、アメリカ映画
ベン・アフレック製作・脚本・監督・出演作品
出演:エル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパー、レモ・ジローネ、ロバート・グレニスター、マシュー・マー
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新感染 ファイナルエクスプレス

2017-08-23 19:59:22 | 韓国映画
This is Korean Movieと言った韓国映画初のゾンビムービー
良くも悪しくも韓国映画ってこういうのを言うんだよねぇ
って思わされるけども、韓国映画にしては何かが足りない
そうなんですねぇ足りないのは所謂韓国映画特有のエグ味かなぁ
でもキャラクターとしての登場人物はすべてエグい人たちが・・・

と言うことで未見のBlu-rayやDVDを極力消化する週間の第4弾は韓国のゾンビ映画
ゾンビウイルスに感染した韓国でのこの映画の舞台は何と
京城から釜山までの超特急KTXの車内、つまり高速列車の車内の人間が片やゾンビに
感染してない人間は彼らに襲われるも閉鎖空間でして逃げ場がないという
究極のパンデミック映画
ゾンビに噛まれると即効ゾンビとして復活しますし
思いの外速く走るゾンビでしたねぇ

ゾンビですからドアは開けられないんで、車輌のドアを締めれば一応襲われる心配は回避できますが、何せ大量なゾンビですから彼らの集団が一ヶ所に集中するとドアの硝子は割れます
でもこのゾンビ夜目が効かないのがゾンビ映画としては新しい
夜は活動できないというきとですが、音には反応しますから音のした方向に襲って来ます
目が効かないからトンネル通過中に、網棚使っての車輌移動とかのアイデアも楽しい

主人公はマネーファンドの遣り手マネージャーが仕事で家庭を顧みなくて離婚
釜山のEXワイフに娘をつれていくために乗ったKTXがゾンビに・・・
遣り手ですから他人への配慮は殆どありません
身重の妻と一緒に乗ったおっさん、見るからの強面のマ・ドンソクですからただものではない
高校球児って韓国にもいるんですねぇ、対外試合の帰りなのでしょうか
年よりの母子たちが乗客としてゾンビに襲われるものの

ドンソクの献身的な活躍とか子を思う父親としてゾンビと戦ううちに主人公に生まれるにんげんとしての矜持がいいよねぇ
そしてお金持ちで社会的に地位のある名士が実は人間として本質的にクソなオヤジ
この人のキャラが徹底しててある意味小気味がいいんですが

このオヤジのてっていぶりは韓国映画のステレオタイプな人物像でしてお約束の結末を迎えますが、そこまでいくのに実にしぶとい生命力ですよねぇ
一難去ってまた一難の果てに助かる一歩手前で、そういや三歩手前でドンソクおっさんは身重の妻と何人かのために身を犠牲にしますが
まさかのあの人も一歩手前で命を落としてしまうのねぇ

釜山は軍が守っていましたが”アロハオエ”だけで人間と判断されるによねぇ
その前にスナイパーが妊婦さんの脳天捉えていたのですが
スナイパーの指が引き金に・・・そこで銃声と共に暗転でのエンドクレジットってのは
私の理想の韓国映画のセオリー的なエンドシーンだったんですが
一応ハッピーエンドでおわらたのね

十分に楽しめた二時間でした
米盤のBlu-rayに英語のスーパー標示での鑑賞
日本での公開は9月1日予定

2016年製作、韓国映画(劇場公開作品)
ヨン・サンホ監督作品、パク・ジュスク脚本
出演:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、キム・スアン、チェ・ウシク、アン・ソヒ、キム・ウィソン
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ジェーン・ドウの解剖

2017-08-23 00:59:41 | 洋画
未見のDVDの山の整理を精力的に行っております
が、レンタルも利用してないわけではありませんが・・・
この映画公開される直前に購入していたような
米盤のBlu-rayのジャケットの死体のお姉ちゃんに吊られたのが購入動機だったことは確りと覚えています
だってこんな美人のお姉ちゃんが全裸死体役で解剖される映画ですよ
男なら吊られちゃうのが当然じゃないですか

公開にあたっては、松竹系のシネコンではなく所謂単館で<松竹エクストリームセレクション>の第一弾作品として公開されたようですね
ちなみに"ジェーン・ドウ"とは女性の身元不明の遺体のことで、男性は"ジョン・ドウ"


バージニア州の田舎町。一軒の事件現場で家族の惨殺死体が発見され
警察はさらに地下から半分埋まった傷つ一つないきれいな女の全裸死体を発見する
田舎町の警察の死体解剖を請け負っている検視官のトミーと、そ息子オースティンがモルグ嫌自宅暮らしていました。

彼らの元に件の"ジェーン・ドウ"と呼ばれる女性の死体が運ばれてき
死因を早急に特定してほしいと・・・
オースティンは彼女とのデートをキャンセルして検視を始める

その"ジェーン・ドウ"の死体には外傷がなく初見での死因は不明ですが
瞳は灰色に曇っていて、舌は切られており、歯はぬかれていましたが
遺体はまるで生きているかのように新鮮です

こちとら男ですから全裸死体を解剖ったらやっぱおっぱいにあそこがきになりますよね
確りとヘアは写っておりますが、この時代なんだよ
下の毛のケアしてないんだと思いましたが・・・

検視を始めると傷ひとつないようにみられた女の身体は、両手首と両足首が骨折しており、
肺は内側からヤケドを負い真っ黒に焼け焦げるなど、
常識では起こり得ない不可解な点がいくつも発見されるのでした
さらに異常に細いウェストは、昔の女性がよく使用したコルセットを装着したときの特徴と同じのようです

なぜ体の内側だけが損傷しているのか、この女は一体何者なのか。
トミーとオースティン親子の常識ではもう何がなんだか
すると突然遺体を解剖行っていたその部屋でモルグの廊下で
次々と不可解な現象が発生
遺体安置所という閉ざされた空間で起こる
相次ぐ不可解な出来事に親子に逃げ場のない恐怖が襲います
そうなんですねぇモルグという空間で起こるワンシチュエーションスリラーホラー映画なんですねぇ

お姉ちゃんの裸に吊られて見始めましたが、いつのまにか映画のシチュエーションにはまっていました
不可解現象に父親は息子のガールフレンドを殺してしまいますが
死体の体内から出てくる異物や布切れ、布切れに書かれてる文字や紋様
皮膚の裏側にある刺青の紋様とかミステリー要素もあったりして

ま要はこの"ジェーン・ドウ"中世の魔女でして死体の体なのですが脳は生きており
ってことがわかり・・・
ここでスケベな私は個人的に納得
そうなんですねぇ中世の魔女だったからアンダーヘアのケアはされていなかったんですね
監督さんの細かい芸当に感服いたしましたです

ジェーン・ドウ役のオルウェン・ケリーが実におきれいなお方で眼福な映画でした
2016年製作、アメリカ映画
アンドレ・ウーヴレダル監督作品
出演:エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス、オフィリア・ラヴィボンド、マイケル・マケルハットン、オルウェン・ケリー
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グリーンルーム

2017-08-22 18:42:40 | 洋画
この米国盤のBlu-rayを購入したのがいつだったかもう覚えていませんが
月の下旬になるとレンタルもセルもリリースが殆どない状態で
大抵は海ドラマの消化にあてるんだけども、めぼしいものがないというか
「フラッシュ」のシーズン3の前半がリリースされてるんだけど後半リリースされてから一気見がベストじゃないかと・・・
で未見のものとか録画の中から現在消化中

主役のアントン・イェルチンが事故死してて遺作と言うことで、日本公開されたホラー映画
いや中々面白かったですよ、購入の動機はジャケットでのイェルチンがマチェーテ構えていて裏面ではそれを降り下ろしてるショットがありまして
イモージェン・プーツがショットガンですし
第一印象で購入してきたのですが、これは購入して大正解

売れないパンクロックのグループが、ガス欠でライブに間に合わなくなってしまい
金のない彼らは別の仕事をモヒカン頭のエージェント擬きのアンちゃんにいれてもらうのだが
それは森の中のライブハウス、かなり胡散臭いが背に腹は代えられない
森の中のライブハウスだから、「グリーンルーム」だとばっか思いましたが
なら、グリーン・ハウスだよね、ってことで私もしらなかったのですが
"グリーンルーム"って"楽屋"ってことなのね

ってことで、その楽屋に籠るお話ってか
そうなんです、この森の中のライブハウスはネオナチの巣窟で楽屋に南軍の軍旗が張られていたりで
彼らはよせばいいのにネオナチ批判の曲を演奏しちゃうのですよね若者特有の反骨精神で
で楽屋に帰ると頭にナイフを刺された姉ちゃんが死んでる
慌てて警察に人が刺されたって電話してしまうものの
ネオナチ集団にグリーン・ルームに監禁される

警察もネオナチ同士の些細な喧嘩と見せ掛けられてかえってしまい
パトリック・スチュワート演じるオーナーとネオナチ軍団とパンクバンドとの
グリーン・ルームでの籠城攻防戦が始まる

ネオナチには銃があるのですが、ロックの連中は徒手空拳な訳で
唯一閉じ込め役の拳銃を奪ったものの、そこいらにある
マイクスタンドとか、消火器とかで戦うわけで
この攻防戦が実に面白い
面白い訳は「ブルーリベンジ」のジェレミー・ソルニエが脚本書いて監督してる
ナイフで斬るとか、腹を裂くシーンが実にリアルなんですが
バンド側も一人また一人とあっけなく殺されていくし
そこは映画ですから、イェルチンも左手手首が落ちるほど切られていたり
お姉ちゃんも足を撃たれていたりと、ネオナチにやられて満身創痍でもって・・・

冒頭のガス欠や、スマホの充電とか伏線を張ってあるし、しっかりと回収してくれるのね
今後もジェレミー・ソルニエ から目が離せない

日本でのDVDリリースは10月3日だそうです

2015年製作、アメリカ映画
ジェレミー・ソルニエ脚本・監督作品
出演:アントン・イェルチン、イモージェン・プーツ、アリア・ショウカット、ジョー・コール、パトリック・スチュワート
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オペレーション・メコン

2017-08-22 06:26:38 | アジア映画
2011年、タイ、ミャンマー、ラオスにまたがる巨大麻薬密造三角地帯で
メコン河を航行中の中国船が拿捕され、乗組員13人が惨殺される事件が発生する。

この事実をもとにダンテ・ラム監督がアクション映画を作り上げた
中国政府は自国民が惨殺されたことを重く受け止め
タイ、ミャンマー、ラオスとの合同捜査を進める一方
独自に潜入させておる公安警察が事件解決にあたる

こいつらが他国で縦横無尽に暴れまわる姿が実に気持ちいい
麻薬犬が一匹捜査に加わっての大活これも見ていて清々しく感じる
彼らの捜査は当事国の許可を得ておらず、いわば不法捜査にあたるのだが
そんなことはお構いなしに
マーケットとか駅頭とか、ショッピングモールとか一般人が生活している中で
平気で麻薬組織の連中と銃撃戦をおっぱじめる

そして地元警察が現れると麻薬組織の連中同様公安警察部隊も蜘蛛の子を散らすように逃げちゃう
そうなんですよねUSAのDEAが中南米の各国での不法捜査とおんなじで
アジアにおける宗主国は中国であるみたいに他国で我が物顔に拳銃や小銃、果ては閃光弾から手榴弾まで、麻薬組織もロケットランチャーまでぶっぱなすから
相手の国家主権なんて眼中にないことがわかる
麻薬組織のボスを捕まえて自国で裁判に掛けて死刑にすることだけが彼らの使命なんですねぇ

したがって映画的には町中での市民を巻き込んでの銃撃戦
おっっかけっこの最たるカーチェイスとかのシーンの連続で
全く娯楽映画として飽きの来ない作りになってまして

とくに麻薬組織はコカインを働かせてる子供たちにも吸引させているから
町中や工場への襲撃を受けても怯まずに自動小銃連射して向かってくる
ショッピングモールで追いついた男を捕まえる目の前に子供が現れて
子供を傷つけちゃって躊躇してると、その子供がバックから自動小銃取り出して撃ちまくる訳で
仕方ないとかそんな躊躇もなく、子供を背中から撃ち殺すシーンとかあったりして
そこいらの非情さがUSA映画とは違ってるなと

クライマックスはそんな麻薬組織のボスを生きて捕まえるためにラオスのジャングルに潜入してのまさに公安警察も完全武装でんk戦闘服着用ですから
チョップで潜入しボートでのチェイス
もうどっから見てもクライマックスは戦闘映画の様相で
麻薬犬も大活躍するものの被弾して殉職しちゃいます

公安警察もかなり犠牲者がでますが・・・そちらはおいといて
殉職麻薬犬への追悼シーンとかがあるんですね

やっぱ銃撃戦アクション映画を撮らせたら実にその力を十二分に発揮するダンテ・ラム
彼の映画に外れなし

アメリカ盤のBlu-rayに英語の字幕を表示しての視聴

2016年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
ダンテ・ラム監督作品
出演:チャン・ハンユー、エディ・ポン
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