山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

岐阜の渓

2017-06-20 01:31:05 | フライフィッシング
飛騨山脈は残雪がたんまり、ということは左俣谷は低水温で岩魚の活性は推して知るべしということか?
それならばと御岳山や乗鞍岳に源を発する岐阜の渓、秋神川や小坂川、飛騨川へと行先を変更することとした。




ところがである、朝日湖や秋神湖を覗いてみると思いのほかの大渇水で湖は干からびていた。




インレットがこんな状態ならたとえ僕が岩魚であっても上流に遡上するのには躊躇してしまうことだろう。
中下流域をロケハンしがてら地元の方に伺うと川の水位は20センチほど低くてアマゴが神経質になっていて釣果は全然とのことであった。




元々源流帯でヤマト狙いであったから躊躇なく源流帯に入ることにした。
笹の急斜面を50mザイル2ピッチで谷底に降り立った。




降り立ってみると思いのほか流れは緩やかで夏ならばここで終日過ごしてみたい気分にさせてくれる。
第一投目でずっしりと重い岩魚が喰いついたのだけれど不意を突かれたオ-ちゃんは不覚にも合わせそこなってしまった。




その後の岩魚の反応は皆無!




2時間の遡行でロッドを畳んだ。




ヤマトには会えなかったけれど尺ミズは採れた




尺ワラビも美しくて見事だ!




午後4時に林道脇に幕営して早くも呑み始める、岩魚が釣れなきゃ呑むしかないでしょ?
釣り券を売る親爺さんから頂いた真竹のたけのこをオ-ちゃんが調理する、少しあく抜きしただけのワラビが旨い!
ミズは皮を剥いて筋をとってから味噌であえるとパリパリの食感と癖のない美味しさにビ-ルと日本酒がすすむこと!





筍は軽くあく抜きしてから鰹節と麺つゆと醤油で煮込むだけ。




肉も少しは欲しいなあということで、1枚60円の馬肉ハンバ-グとウインナ、これで十分でございます。




最後は、これも頂いた生シイタケをホイル焼きにしてマヨ醤油。



振り返ってみれば完璧なヘルシ-料理、恥ずかしながらこれ老人料理のオンパレ-ドと言われても反論すらできまへん!




せめて昔なじみの開田高原の中西屋でお蕎麦を堪能しようと立ち寄ったのですが
蕎麦に対する免疫のいたずらか最近では感動するような蕎麦にはなかなか出会えなくなった寂しさも感じてしまったりして、、、、、
(もちろん美味しいお蕎麦であることは間違いのないことなのでございますが、、、、、、)
コメント (30)
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