山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

山奥で巣ごもり

2025-02-25 00:12:46 | 山歩き.散歩
山深いの渓畔に幕を張って焚火で暖を取りながらほろ酔って心ゆくまで眠りたい
厳しい冷え込みの週末、 手前の沢は伏流して流れが消え、本流も哀れなほどに減水して渇水期の荒涼感が色濃く漂う
現地に辿り着いた途端、 疲労困憊した体が沢の流れ込みまでのたった10分の河原歩きを拒絶して足を踏み出すことができなかった



車止めから2分ほど下った河原の手前、 夏の釣り人が天泊したのだろうか焚火の跡の近くにテントを張った



焚火跡のそばに、おあつらえ向きの切り株のテーブルが鎮座している
先ずはテントの寝床を整えてからステーキを焼くことにしよう



安いアンガス牛、350gあればガッツリ喰って呑める
少々のオリーブオイルと塩コショウで両面に焦げ目がつくまで焼いてからフライパンの脂をきれいにふき取って

 

再度オリーブオイルを敷いてバタ-とチューブニンニクと黒コショ-を加えて弱火にかけてバタ-が溶けはじめたら

 

バタ-とニンニクのオイルを牛肉に繰り返しかけて香りづけしてから、 肉を半分に切り分けてアルミホイルに包んで蒸すこと5~6分

 

その間にステーキソ-スを、オリーブオイル1に醤油2、レモン汁をたっぷり絞れば超簡単ステーキソ-スが完成!

 

アルミホイルで蒸した肉の半分にナイフを入れてみると、ちょうどいい感じに焼きあがっている
先ずは塩コショ-で、次にステーキソ-スで味変、肉80gに食事制限された身には350gの肉を一気喰らうことでストレス解消ができる








温かいシュラフに包まれて爆睡して午後5時半に目が覚めた



30分ほど微睡んでいると夜の帳が下り始めて急激に気温が低下し体の芯まで冷えてくる



二度寝して午後8時過ぎ、がっつり肉を喰らった夜はヘルシ-に水菜とナメコでほっこり温まりたい
今日のミッションは食べて呑んで心ゆくまで眠ること、 とにかく心身が癒されればそれだけでいい!



鍋が小さいので、 たっぷり用意したみぞれ鍋の具は逐次追加して酒が進む



豚肉の脂の甘さが大根おろしの辛さとナメコのとろみと良い感じにマリア-ジュ、 缶チューハイが進みます!



さて〆は熱々のチタケそうめん



冷凍保存しておいた麺つゆはチタケの出汁をたっぷり吸った山盛りのナスが美味しい!



チタケの麺つゆで煮込んだ熱々のそうめんのナント美味しいこと、 そうめんを半分ほど啜ってから、、、




チタケの出汁の効いたナスをつまみながら焼酎のお湯割りを1本空けた後の残骸
この後、麺つゆを追加して火にかけて最後まで熱々のチタケそうめんを味わい尽くした



朝寝坊の時刻、 気持ちよく目覚めることができた



 

さて真冬の天泊は渓と山のどちらが快適なのだろうか?
渓では心置きなく焚火ができることが一番の利点か(風が強い今回は焚火を躊躇した)
山中では焚火はできないけれど、 テントの床のふかふかの落ち葉が暖かくてとても心地よい
夜中に感じる動物の気配はあまり気分のいいものではないけれど森に抱かれている一体感がすべてに優る
真冬の天泊は、やはり山ですかねえ!
たっぷり眠った一日、いい骨休めができました!





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