クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒業実技試験 その2

2016-02-03 | 下の娘ごと

試験会場であるホールへの出入りは休憩時間のみと決まっているので、

次の休憩時間までに戻らないと、娘の演奏が聴けなくなってしまうという状況。

不安気な小さな子供のような表情をした娘に、しっかりと目線を合わせて、

喝を入れるため、強めの語気で言いました。

「そんな情けない顔して弾いたら、情けない演奏しかできないよ!

 そんな弱気で弾いたら、確実に失敗するよ!

 ネガティブな心からは運も逃げていくよ!

 あんなに練習したんだから、絶対に大丈夫!

 自信を持ちなさい!」
 
娘の見開いた大きな目から涙が流れました。

そして、何度も強く頷きました。

これできっと大丈夫だと思いました。

娘がというより、私自身がやけにすっきりして、晴れやかな気分で会場に向かいました。

この時、娘の演奏予定時間のわずか30分前。

ぎりぎりで泣かせてしまうという荒業に出た鬼母w

あとで娘から聞いたのですが、

私のものすごい気迫と目力にただただ圧倒されて、

勝手に涙が流れ、勝手に頷き返していたらしいww

かなり怖かったと・・・

それでも、まあ、涙を流したことで、

パンパンに溜まっていた不安感も一緒に流れてくれて、

それなりに気持ちが楽になったんじゃないかなって思います。


実技試験終了後、娘と2人でお昼ごはん。

「Racines」にて。



パン屋さんのビストロなので、パンがとっても美味しいです。

焼き立てプレミアム食パンは、小さめサイズの1斤が2人分。

カパッと割ると、湯気が立って良い香り。

ホイップバターをたっぷり塗って頂きます。

ドリアのセットと魚介のサラダのセットをオーダーしてシェアしました。












下の娘は一定量を食べると、どんなに美味しくともどんなに好物であろうとも、

一切受け付けなくなるので、娘の残したものも含めて私がひたすら食べ続けました。

上の娘や私と違って、あまり食に興味のない下の娘です。



ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!