ピアノ室内楽の実技試験の翌日、上の娘はY先生のレッスンがありました。
Y先生はオーケストラの神様と言われている方ですし、天才とも言われている方なので、
娘のようなレベルの学生に褒め言葉などは一切ないのですが、
それでも、練習してきた曲が一定のレベルに達してさえいれば、
音楽的なたとえ話をたくさん散りばめた熱血指導をしてくださいます。
試験の結果についても、一定のレベルに達していれば、それなりの言葉を
掛けてくださいます。
前日のピアノ室内楽の実技試験にも思いがけず審査員にいらしたので、
レッスンが始まる前に講評を伺ってみたそうです。
すると、
「健闘していたね! まあ、バランスがいい方だったよ。」
とのお言葉。
これは、娘によると、「褒め言葉に入る!」そうです。
ただ、Y先生はこんなふうにもおっしゃっていたそうです。
「この試験で、この室内楽の授業終わっちゃっていいの?
あれで終わっちゃって大丈夫なの?
しっかり相手の音を聴いて弾けてたのは、50人中3人しかいなかったよ。
室内楽なんだから、相手のことをもっと考えないと。
みんな自分の音しか聴いてなかった。」
たった3人・・・
衝撃です。
その中に、おそらくMちゃんは入っているわけですが。
さらにこんなこともおっしゃっていたそうです。
「相手の楽器のことをよく考えて、小節によって音量調節してくれたり、
寄り添ってくれたり、自分とぴったり合うピアニストというのはなかなかいない。
僕は出会えなかったなあ。
○○○ちゃんは、出会ってね。」
これはさらに衝撃です。
Y先生ほどの方が、ぴったりのピアニストさんに出会えていないとは!
また、そう思っていらっしゃるとは!
どういうことだろう。
Y先生の音楽性が高みを極めていて、ピアニストさんが付いて来れないということなのかな。
だとしたら、不完全燃焼な演奏の時もあったということなのかな。
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このフランクのソナタの楽譜は、夫のものです。
年代物w
先日、Mちゃんのピアノの先生のレッスンを受けた時、
Mちゃんが先生にお渡しする楽譜を持って来るのを忘れてしまったのですが、
娘がピアノ譜も持っていたので、それをお貸ししました。
すると、
「この楽譜!なんて懐かしい! どうしたの?これ?」
と、先生がものすごく反応されたそうです。
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「そうそう、この包装紙! 昔はこうやって折りたたんで包んでくれたのよ!
Nippon Gakkiって書いてあるのよ~」
と。
娘が差し出した楽譜で、5分は盛り上がったそうです。
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