クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ピアノ室内楽実技試験

2016-02-09 | 上の娘ごと

上の娘、昨日はピアノ室内楽の実技試験でした。

公開試験でした。

ピアノ室内楽は、ピアノ専攻の学生が履修する授業で、

ヴァイオリン専攻の娘は単位も成績も全く関係ありません。

それでも、持ちつ持たれつの世界なので、依頼されて、スケジュールが合えば、

引き受けるのが普通のようです。

逆のパターンもありますし、自分自身の練習にも経験にもなりますしね。

娘は、ピアノ演奏家コースで成績トップのMちゃんに依頼されて、

フランクのヴァイオリンソナタ第2楽章を演奏しました。

昨年末、Mちゃんのピアノの発表会で、すでに一度本番を経験しています。

この曲は、ピアノが非常に難しく、相当練習を積まないと弾けない上、

ソナタなのでヴァイオリンの音を聴いて合わせなければならず、

自分よがりの演奏をしていては音楽が成り立ちません。

試験の前々日に、Mちゃんの先生(教授)のレッスンがありまして、

娘も一緒に受けたのですが、Mちゃんには厳しいダメ出しをされていたそうです。

もちろんそれは、弾ける子だからこその厳しさですけれど。

娘のヴァイオリンの先生方が、伴奏者さんに対して丁寧に接するように、

かなり年配でいらっしゃるMちゃんの先生も、娘に対して丁寧な言葉遣いで、

レッスンの始まりと終わりには、「よろしくお願いしますね。」

と声を掛けられるのだそうです。

弟子がお世話になる人に対しては、年齢も上手下手も関係なく、

礼儀を尽くす世界のようです。

娘も、「私なんかに丁寧な言葉遣いでびっくりした。」と言っていました。


続きます。


冬アイス。




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