こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は春日丘キャンプの2日目。
今日も昨日と同じく2つのテーマに絞ってアプローチしました!
1つ目は昨日お話した技術に関して、そして2つ目のテーマは"1打1打に目的を持たせる"事です。
春日丘だけじゃなく多くの選手の試合を見ていると1打1打に目的を感じない選手が多いです。
ただ打ってるだけの選手が多い。
もしくは目的があったとしても入れる、攻める、などの非常に大雑把で薄いモノが多いです。
質問しても何も考えずに打っている選手がほとんどでしたし、練習を見ていても何も考えずに(打ち方ばかりで)打っている選手が大半です。
技術との両立が難しいかもしれませんが、この1打でこうしたい、だからこういう球種のショットをこのコースにこういう軌道で打つ、という、目的に沿って導き出された軌道を狙って打つので、
後はより良いクオリティとコントロールでそこへ打つ為に技術が必要になって来ます。
こうしたい→こういうショットをここに打ちたい→その為にどう打つか
目的→軌道(狙う)→技術
の流れがテニスにおいての正しい循環です。
しかしほとんどの選手が、目的と狙うがなくなって、どう打つか(技術)だけになっています。
だから目的と狙うがメインになる試合でそういう練習をやって来た選手は何をやったら良いか分からなくて持ってる技術を使えなくなるんです。
日常生活も全てそうですが、目的があって初めてその先の行動が決まります。
テニスクラブに練習へ行きたいから、自転車に乗ってテニスクラブへたどり着ける道を自転車をこいで行く。
それを自転車のこぎ方ばかり考えていてもテニスクラブへは着かないですし、元々のテニスクラブへ行く目的である練習もできない。
自転車をこぐのはテニスクラブへ行くため、テニスクラブへ行くのは練習をするため、です。
全てのショットに目的を持たせる。
これが技術よりも狙う事よりもまずは一番先に来ます。
そこをなんとかして意識に入れたくてメニューとアドバイスに入れています。
1人でもその循環を理解し、そこが出来るようにこのキャンプでしてあげれるように、また明日からサポート&アプローチして行きたいと思います!