こんにちは!柴田圭ですっ。
今日で5日間の春日丘キャンプが終了しました!
今回のキャンプはこれまでにない程アドバイスを控えました。
現在、テニスクラブ出身の選手が多く、テニスのレベルは過去最高だと思います。
しかしながら、テニスは上手いけどまだまだ人間力が子供で試合で勝つ力が低いのが現状でそこが大きなテーマになっています。
そこで今回は顧問の一平と直前の県ジュニアも見に行ってキャンプのメニューやテーマを練って入りました。
が、暑いとダラダラ、疲れて来るとダレダレ、、、
まだテニスをはじめたばかりの1年生や昨年初めてまだ上のチームに入れない選手たちは、より上手くなろうと一生懸命直向きに練習するのですが、
テニスのレベルが高く団体戦のレギュラーになる主力選手たちのメンタリティレベルが低過ぎて、そこへほとんどの労力を費やすキャンプになりました。
本当にBチームは雰囲気と姿勢が良いんですよ!
みんなでアドバイスし合ったり、僕のしたアドバイスをシェアし合ったり、自分たちで動画を撮り合って今どう打ってるか確認し合ったり、僕がコートに行けばみんなが質問してアドバイスを聞いて来て本当にハングリーで、本当に良い雰囲気だし楽しそうでイキイキしてます!
逆にAチームのレギュラーメンバーは練習が楽しいメニューじゃないとつまらなさそうにグダグダ、暑いとダラダラ、疲れるとダレダレ、それに対して顧問から喝が入ると熱中症になったとコートを抜け、最初の2日間は外部から中学生も参加していたのに、Aチーム全員の男子が理由を付けてコートからいなくなり、中学生と燦萄の3人が練習し、コートがガラ空き、という何とも言えない状態でした。
もちろんBチームはほとんど抜ける人もいなく元気に練習をしていました。
ですので、僕はもう2日目以降は、"テニスは上手くても試合では勝てない、試合で勝つのは人間が強い人間で勝てないのは弱い人間だ!勝ち負けの世界で勝ち負けを決めるのは技術力じゃなくて人間力で人間の強さだ!"という事を伝え続けました。
昨日までも書いて来た内容ですが、特に春日丘のAチーム男子メンバーは技術が付いて上手くなれば強くなれると勘違いしている節がありますが、同じ技術レベルの相手と対戦したら、ちょっと暑くて疲れたからコートから主力全員がいなくなる(他のメンバーは抜けない中で)ようなメンタリティでは絶対に勝てません。
厳しいこと言いますが、勝負の世界はそんな甘くない。
僕はその中でぜんぜん勝てなかったり少し勝てるようになったりと長年の色々な経験をしながら選手として活動して来たので、今回、そんな部分を目の当たりにして、選手の先輩としての側面を強く伝えて来たつもりです。
一平も厳しい言葉で喝を入れながら気持ちを伝え続けて来て、良くなった選手は良くなったと思います!
特に副キャプテンの章豪と彩は大きな声を出して良くチームを引っ張りました!
(基本、女の子達は大人なので良いです)
キャプテンの拳も少し覚悟が決まったかな?
今日は拳、章豪、彩の3人で主力男子3人を1人ずつ呼んで面談してチーム再生に尽力していてとても良かったと思いますっ。
本当はこんなレベルの事に労力を割きたくはなかったですが、彼らの選手としての成長に必要な事は良い技術アドバイスより選手としての心構えやメンタリティなので、今回のキャンプが春日丘のターニングポイントになる事を心から願っています!
彼らは高い能力を持っているので少し変われば一気にトップまで行ける可能性があるので。
そして僕の学んだ海外のテニス技術や選手としての経験をもっと有効に使わせてもらいたいです。
最後に、Bチーム、本当に最高でしたっ!
テニスはまだ下手かもしれないけど、練習レベルは凄く高くて驚かされた!
これからもガンバって行こう!
そしてAチームも甘い自分に負けずに強い自分になれるようにガンバろうっ!