こんにちは!柴田圭ですっ。
育成に関して選手(子供)の結果を出す事を目指す上で、"選手"・"親"・"コーチ"の3つの循環が合わさって最大の結果が生まれると思います。
選手は言うまでもなく主役で行動して行きますが、コーチは技術や戦術を選手として先輩としての経験などを踏まえ選手のテニスが向上するための方法や方向性を伝えて行く事とテニスを通しての人間成長がメインになると思います。
しかし育成を成功させる上で一番大きなウエイトを占めるのが"親"です。
けっこう強いクラブへ入れば強くなる、どこのクラブへ行ったら強くなるだろうか、と考えてみえる親御さんも多いと思います。
もちろんクラブさんやチームさんの育成スキルの力は確実にあると思います。
でもどんな強いクラブでも強い選手はひと握りです。
春日丘の夏キャンプの時に書きましたが、強いか弱いかを決めるのは人間の強さです。
そして一番選手(お子さん)を強い人間に育てられるのは親御さんです。
ツクルをはじめる以前、厳しくして下さい!と言われておりその子にとって必要な厳しさを出したら親御さんが耐えられずに去って行った事がありました。
合宿に公共交通機関で来るように伝え時に何かあったらどうするんですか?とご意見をもらった事もありました。
結局、なかなかコーチではそこまで何かあった時に責任を持てないので親御さんの許容の中での関与になり、内面的な強さを鍛える事は難しいと感じて来た部分が多々あります。
(燦萄の親御さんはその許容がかなり広くて自立を促しす方向性が強いですし、僕がどんなに厳しくしても一切クレームもなくお任せしますと言って任せて頂いているので、かなり深くまで踏み込めているのは大きいです)
ですので、僕が育成で大切だと思う1つ目の事は、
選手、親、コーチのそれぞれの役割の分業で良い循環を作って行きますので、選手もコーチも親御さんも、みんなで成長することだと思います。
選手の皆さんもお父さんお母さんに甘え過ぎず自分で出来る事は自分でやって1人のテニスコートで生き抜いて行ける自分を自分自身で作って行けると、もっともっと強くなれると思います☆
ツクルもご縁が広がって選手が増えて来ましたし、僕も自分の役割で最大限の力を発揮できるようにまずは自分がガンバりますっ!!