こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は勇人のサマーの3回戦でした。
相手選手の体格も良く、プレーもメンタルも落ち着いていてちからパワーで負ける勇人には苦しい展開で4-6でした。
最初にブレークされて後はキープキープだったのでブレークの多い小学生にしてはテニスらしい試合でした。笑
パワーのある左利きのスライスサーブとフォアをバックハンドに多く打たれて粘れませんでした。
でもまた色々とやって良くガンバりました!
勇人はこれまで10歳以下のグリーンボールでプレーしていたので、もちろんイエローボールの試合の方が多かったとは思いますが、柔らかいグリーンボールに比べて硬く弾むイエローボールは圧倒的にミスが増えます。
しかもまだ体も小さく関節が安定していないのでラケットにも振り回されやすいのでミスが出るのは仕方のない事です。
勇人は今は好きに自由にテニスをやる中で少しずつバランスや技術を付けて将来性を高めて行けたら良いと思います。
勇人のタイプは結果を急いで手を加え過ぎるとたぶんスケールが小さくなって行くので、今は勇人の将来のスケールが広くなるように目先に囚われずアプローチする事を心がけています。
選手によってタイプが違うので結果にフォーカスしたり、テニスの形を形成する時期は違うと思いますが、僕が今一番短期で形を作ろうと考えているのが慶、次が燦萄、その次が太一、一番長期の視点が勇人です。
慶は一度勝つ事でその後の取り組みや人間性が変わると思うので、少し早い段階で勝てる形にテニスを作って結果を出したいな、と。
燦萄は今完全に身長が周りに抜かれているので次の成長期で飛躍させたいな、と。
太一は思考と気持ちの問題なので、自分の思考と気持ちを自分自身で良い状態が作れるようになればプレーはかなり良いので、僕がテニスを作ると言うより自分で良いメンタルを作れたらそれで結果も付いてくるでしょう!
自分との戦いにいつ勝つか、だけですね!太一は。笑
勇人はまだ体が小さいので、確実にできる範囲が小さいので、今はもう少し体が大きく(背が低くても力が付いた状態)なって来た時に向けて少しずつプレーを整えています。
勉強と同じに考えれば分かりやすいと思いますが、小学校の勉強なんて、高校生から見たら少しの時間ですぐに覚えれちゃうぐらいの事じゃないですか?
テニスも全く同じで、12歳以下のレベルなんて、14歳に上がって伸びた選手に一瞬で抜かれてしまうぐらい微々たる差なんです。
とにかくレベルの幅があるようで狭いんです。
全国を見ても12歳以下はほとんど差がないので、少なくとも視野を14歳以後に向けています。
という感じで、1人1人ストーリーを持って見ているのですが、ストーリー通りにみんな進んだらすごく面白いなー、といつもワクワクしています☆笑